【つれづれ】裁判所ホームページの裁判例を検索してみた&夫婦別姓年表作成の雑談
夫婦別姓関係で、このところ何度か青野さんの裁判のことを思い出していたので、自分が作成中の夫婦別姓関係年表に入れておこうかなと思って裁判例を検索してみた。
余談だが、以前から夫婦別姓の話を追っていると「年表ほしいな……」ということがしばしばあり、何年もただ思っているのもアホらしいのでとりあえず作ってみた。でもまだあまり項目が入ってない。
(ふつうの目線でみたらけっこう項目あるけど、私が把握してる出来事に比較して全然足りない)
まずは法務省ホームページにある情報から、と思ってそこから途中まで入れたところでしばらく止まっていた。
このページはなんか、夫婦別姓議論をTwitter(X)上でやっている人たちにはおなじみのページっていうか、金科玉条という四字熟語がまさにぴったりくる扱われ方をしている、でも実際には単に官公庁のいち部署が夫婦別姓について関わった情報をまとめてくれているだけの情報ページである。
推進派の人たちは、法務省が昔とりまとめた法制審議会の答申案を夫婦別姓を実際に法律にするときの案として推している人が多いため、このページに書いてあることを引用すれば「それはデマです」ってほぼ言われない便利なページなので、反対派の人たちは要チェック☆
さすがに官公庁のページだけあって、バイアスは少なめだ。(ないとは言えない)
夫婦別姓の話、とにかくソースがぐだぐだなことが多くて、新聞記事でさえバイアスがすごくて、私はよくイライラする。だからまあ、出来事と、一番固いと思われるソースをセットで年表にしておきたいなと思ったのだった。
となると、司法関係は判決文そのものへのリンクを張りたいところなんだけど、以前から「あんまりうまく検索で見つけられないな……」って思っていて、今回ようやくスッと見つけられる方法を発見したのでメモしておく。
裁判所ホームページの中に、裁判例検索というページがある。
ここの検索条件指定で、キーワードに「夫婦別氏」だけ入れる。
これで一番下の検索ボタンを押すと、
ずらっと出てくる。
近年、新聞で見たようなのは、多分これで全部出てるんじゃないかな。
検索できてから初めて気づいたんだけど、裁判例だからなのか、原告・被告の名前が記載されていない判決文が載っている。
だから最初「青野さんの裁判例を探そう」として見つからなかった。
でも、「夫婦別氏」だけで検索して13件しか出てこないので、別にこれで内容を見ていけば足りた。
PDFまで開くと全部、とりあえず見ただけで「あのときのあの裁判かな?」と思い当たったのでちょっと自分で自分に引いた……。
判決文まで出せば、逆にそこに出てくるキーワードや日時でGoogle検索すれば、当時のニュース記事などが出てくるのでそこから原告の把握もできる。
ちなみに検索結果の表の一番左の列の「最高裁判例」とかのリンクをクリックすると、その裁判の詳細ページ(日時とか原審とかが書いてある)が開くし、右のPDFが判決文だ。
ということで、最初は青野さんのだけ年表に入れようかと思ったけど、知ってる裁判の情報が出てきちゃったのでそっちもとりあえず原審?だけ年表に入れた。
控訴・上告については今は入れてないのだが、なんか入れたほうがよかったかもなーとちょっと思い始めた。上告棄却とかまで年表に入れてもいいかも。
とりあえず、有名な裁判についてはここで判決文が見られそうということがわかってよかった。
また折に触れて追加していきます。
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