【つれづれ】選択的夫婦別姓関係①

なんかもう、思ったこととか調べたことの途中もとりあえず公開しとけと思って書いてます。

昨日というかもうおととい、こんなニュースがあって。

ふうん?と思ったけど、政治的な基礎知識がないので、ここで書いてあるWT=ワーキングチーム、というのが、どういう位置づけかわからなかった。

なのでちょっと調べてみたんだけど、
自民党>政調(政務調査会の略)>氏制度の在り方を検討するワーキングチーム
という位置づけっぽい。
んん、政党とか入ったことないからなー……。

しかし要は、自民党内部での意見を固めるために調査から入った、という理解でいいのかな。

上にリンクした記事は産経の記事なんだけど、TBS NEWS DIGの記事

こちらによると、

座長に逢沢一郎党紀委員長、事務局長に橘慶一郎衆院議員が新たに就任

【独自】選択的夫婦別姓を議論するワーキングチーム 3年以上休眠状態だったが18日再開 自民党

らしい。ごめんなさい、知らないです。

どちらの記事にも「法務省や国立国会図書館からヒアリングを行う」と記載があり、国会図書館からヒアリングを行うってことは、恣意的な解釈がまかり通りまくってる日本の苗字(氏、姓)についての歴史を洗い直すつもりなのかな?と少し期待する。
なんかもう歴史クラスタはあきれて触らなくなっているような雰囲気あるし。
ああ、この話題で私が思ってることをほんとにまとめるには、もう書籍とか引用してこないとダメなのですごい時間かかりそうだし本題かも微妙だし後回しかなって思ってるんだけど、興味ある人は

この記事かなりよかったですよ。
タイトルとか、前半のところとかはまあまあ推進派の人たちがいつも言っているのと近いんだけど、前編記事後半の「-それがなぜ「夫婦同姓」になってしまったのでしょうか?」よりあとの家名に関する解説は、運動家はなかなか言わないあたり。
「夫婦同姓は明治民法から突然作られた制度」とは言えないよな、って話が展開されてる。
語り手も「1996年の民法改正で法制審議会民法部会身分法小委員会に幹事として参加していた、家族法の専門家である水野紀子さん」だし、デマとか言えないだろうなと。

もうとにかく選択的夫婦別姓界隈は、チェンバーでエコーしまくった結果、「嘘とまでは言えないけど微妙な言い回しで、見た人に誤解を与え」る情報が完全な嘘に進化を遂げ、それが「常識」として言い伝えられてるような感じ(そして伝説へ…)なので、何からまとめようかなって思うけど、元々特段何かそのへんの専門家ってわけでもないので、とりあえず反権威主義傾向のある自分が一番イラッとする、権威付けによく使われてるフレーズから手を付けようかなあって思っている。
具体的には、世論調査とかアンケートとかと、国連勧告かな。
世論調査については最新と思われるNHK世論調査(2024年5月)は記事にしたので、国連勧告をやりたい。

なんか、わざわざ探してないんだけど「2025年には実現する!」みたいなフレーズを見かけた気がしていて、2025年って来年なんだけど、法案もまだ出てないのにどうやって来年に実現すんの?と思っている。
出てないよね?今は。

おそらく最も最近に提出されている法案は、2018年に野党共同で出した法案だと思ってるんだけど……って一応ちょっと調べてみたら

んっ、2022年に提出してるの?
下の方の資料リンクから「資料5 民法改正案の審議経過.pdf」を別タブで開こうとすると、PDFダウンロードになる。(上のリンクもダウンロードになるから注意。。)嫌がらせか???

このPDFの作成日「2021/07/07現在」なんだけど……。
とにかく表の一番最後は

資料5 民法改正案の審議経過.pdf

国会204回は2021年のもの。そりゃそうだよな、資料作成日が2021年なんだもの。

法案概要も上のページのリンクからざっと見たけど、内容は私が知ってる2018年提出と同じに見えるな。継続審議なだけじゃないのかなあ。わからん。
まあ少なくとも継続審議になってるなら、提出されてると言ってもいいかな。継続審議って、期限があるような気がしてたけど……これもまとめないとわかんないんだよな……。

もうなんか、この立憲のホームページの作り(とにかくPDFダウンロードさせる)自体が、できるだけ詳細のデータ見てほしくないのかなって気分になるわ。
個人の感想ですよ。

で、前から一部ではよく言われてるんだけど、この野党提出の法案は、法制審議会案と違って「別姓夫婦の子の氏は出生時に協議で決める」なんだよね。つまり、きょうだい別姓ができるタイプ。

でも、別姓推進派の人たちは「子どもの姓はどうするの?」って言われるとほとんどのケースで「法制審議会案では、婚姻時にどちらの姓を子どもにつけるか決めるので、今と同じです!」って言ってる気がするんだけど……法制審議会案は、法制審議会の案が通らなかったときに終了しているものなので、その案で成立させるなら今野党が提出してる法案とは別の法案を提出しないといけないと思う。でも、そんな話聞いたことないんだよな。

ゆーて、このへんひとつひとつわかりやすくまとめないと、お話にならないわけで……。
だからとにかく、最低限ひとつの話題の資料リンクが1ページにまとまってるページ作りたいけどね。

こんな状態でさ、何十年も改正されない!とか言われてもさ、最終的にどういう形にするか固めず議論をごまかしてるから進んでないんじゃないの?って言いたくなる。

あと、よく聞く「選択的夫婦別姓制度がもうすぐ成立するって聞いたから、それから法律婚しようと思って事実婚のままにしていたらそのまま10年以上待ってる」とかもさ……。

もし、もし例えばね、「ベーシックインカムが数年以内に導入されるって聞いたから、やりたくない就職活動をしないでフリーターで待ってたけど、何年経っても導入されないからキャリアが積めなかった」って人がいたらさー。
政府がベーシックインカムを導入しないせいでこういう人が困ってる!ってなるぅ?
どう考えても本人か、「ベーシックインカムが数年以内に導入される」って吹き込んだ人が悪いでしょ、それ。
「本人が悪い」の自己責任論はともかくさ、今も進行形で「もうすぐ成立するって聞いて待っている」人を新たに作り出し続けてるほうはなんとかしたいよね……。社会として……。
それもさ、なんか、そういう人が既成事実として沢山生じれば、選択的夫婦別姓制度を導入せざるを得なくなるだろ、みたいな感じがしてイヤ。
他人の人生なんだと思ってんだ。

なんかとりあえず思うまま書いてみたけど。
まあ、ちょっとずつまとめてみるわ……。ふー。



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