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「釜石よいさ」まであと4日!

昨日は9月23日(土)に行われる「釜石よいさ」の会場になる
釜石鵜住居復興スタジアムの掃除と避難訓練をやった。

「釜石よいさ」は、新日鉄釜石製鉄所の高炉が停止し、
街から活気が失われてきたことに危機感を抱いた若者たちが、
1987年に「釜石レボリューション」という団体を立ち上げ、
その年から新しい夏祭り「釜石よいさ」を開催した。

2011年の震災によって中断したが、
2013年に新しい若者メンバーが「釜石よいさ実行委員会」を復活させて、再開。
震災復興の象徴のひとつとなった。

2020年の新型コロナの感染拡大によって再び中断。
2023年の今年、場所を市内中心部の目抜き通りから、
郊外のうのスタに変更し、
時間も夕方夜から、日中に変えての実施となる。

コストや手続きの煩雑さや関わる人員、
安全面などいろいろ考えて、
場所と時間を変更している。

中心部からうのスタに場所を変更することに、
賛成意見よりも反対意見のほうが声がでかい。

そうだそうなあ。
これまで31回積み上げてきた「よいさ」があるし、
飲食店も中心地に多く集中している。

過去のことにはきちんとリスペクトしていること、
実行委員会のメンバーへの負担、
(むかしは事務所借りて専属のメンバーを雇って常駐させていたそうだ)
当日の警備やボランティアスタッフの招集、
スポンサー集めと各スポンサーへの負担金、
感染症や事故への配慮、
サスティナブル(持続可能性)を重視していること、
など、事後にも時間をかけて対話しながらすり合わせをしていかなければいけないだろう。

「釜石よいさ」には、
これまでより多くの「未来への責任」がかかっていることも含めて。

ってことを思いながら、
ゴミ拾いをし、もしもの場合の避難経路の確認、
最終準備段階に向けたミーティングなどなど、
うのスタでやってたら、
普段は1本見るか見ないか三陸鉄道を
3本か4本も走る姿を見ることができた。

やっぱりうのスタでやるのもいいんじゃないかな?