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釜石、じつは観光では世界レベル

先日「釜石市国際外語大学校」を訪問してきた。

地元では外国人のための学校だと誤解されてて、
じつはそうじゃなく、
外語観光学科は日本人のための教育課程。
(留学生のための日本語学科は申請中)

教室からの景色

釜石はサスティナブル・ツーリズムの最先端をいっていて、
2018年から連続で「持続可能な観光地100選」に選ばれている。

サスティナブル・ツーリズムはSDGsのツーリズム版で、
だから「環境にいいよ」だけではなく、
ほかには観光マネジメント、文化と伝統、社会福祉、ビジネスとコミュニケーション、などなどがある。
そのすべてをクリアしないと「100選」には入らないし、
釜石は「100選」の中のさらにトップ層を構成する「シルバー」にアワードされている。

この釜石のサスティナブル・ツーリズムの中核になっているのが「オープンフィールド・ミュージアム」で、街全体を屋根のない博物館、として展開している。

全国からサスティナブル・ツーリズムの視察にどんどん来ていて、
実際にオープンフィールド・ミュージアムやワーケーションなどを運営している「かまいしDMC」にはホントに列をなして視察がはいっている。

文系で最強の成長産業が観光業で、
世界から評価され、進んだ現場で観光マネジメントについて学べる、
ってことが学生たちにとってどれだけのアドバンテージか。

高校以上の教育機関がない釜石市にとっても、
貴重な社会資源になる。

ということで、これから「釜石市国際外語大学校」に注目していきたい。

教室にはヘルメットもちゃんと用意されている