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はじめの第一歩。頑張ろうな、自分。

一歩踏み出すことを宣言したところで。
まずはじめの第一歩として、難易度は低めらしい資格試験の勉強を始めた。まあ厳密に言えば、試験の参考書を買ったのは昨年のことなのだけど。

あたまとこころの穴

2019年11月、今年度の仕事で一番と言っていいほどの大きな案件が終わった。自分にとって初めての責任者というポジションで、会社にとっても初めての大舞台。訳も分からない状態から、どこまでやっても終わりのない仕事に追われていたから、その日が無事終了したことに心の底からホッとした。

その翌週、たまたま研修が入り、都会で約一週間1人で過ごすこととなった。研修は朝9時から17時30分。それまでの毎日にはなかった「何もない自由な時間」が突如として現れた。追われていたものからの解放と共に、仕事で埋まっていた頭と心にぽっかりと空白ができた。「なんでもある都会」に居るはずなのにこの状態であることがなおさら虚しかった。

その穴を埋める為、都会の街に紛れた。だけど心はふわふわですかすかのまま。もう帰ろうと思い立ったとき、道端でふと目に入った本屋に入った。本屋に来たのは久しぶりだ。

気になっていた本を少し立ち読みした。知らなかったことを知った。知って、わくわくした。学びが頭と心の空白を少しずつ満たしていくのが分かった。
かなり当たり前で何の発見でもないんだけど、知らないことを知ることってシンプルにおもしろいと改めて思った瞬間だった。知識って、頭に蓄積されて自分の幅を広げてくれる。学ぶこと自体が心を豊かにしてくれる。
学びって最強かも。
この時、勢い余って購入したのが、冒頭に話した資格試験の参考書だった。

必要性より意味を求めて

前置きがかなり長くなった。(だけど、記憶力ない人間が記憶を掘り起こして記録することに意味はあると思うので、あえて削ぎ落としていない。こういった経緯が自分の人生について考えるきっかけの一つだと思っている。)

話を戻そう。11月に参考書を買ったものの、また仕事が忙しくなって手を着けるタイミングを失っていた。なんせ、受験しようとしている資格は、必ず自分に要るわけではない。今の会社では少しは役立つけど、今後その職を専門にしたいわけでもない。
だけど、今の自分には、「何かを実行すること」「何かを成し遂げること」に意味があると思った。必要性より、意味を重視した。だから、勉強を始めた。

いいことづくめ?資格勉強

始めてみると、今の自分にとって資格試験を自主的に受験するメリットを多く感じたので、次のとおり記しておく。まだ始めたばかりだし、試験は数か月先だけど。難易度低めで自主勉強で理解可能ってところもポイントかもしれない。

自主的な資格試験受験の主なメリット
・学ぶこと自体    →楽しい
・知識を得る     →視野が広がる
・学んだ知識で受験する→机上でアウトプットできる
・(合格した場合)  →資格を得る
・成し遂げたこと自体 →自信になる
・学んだ知識が身に付く→仕事など実生活で役立つ

これだけのメリットを感じているのなら、自分の中身を充実させ、自信を付けるための「はじめの第一歩」として相応しいのでは。

懸念されるのは、年明けの仕事が始まってから勉強時間が取れるかどうかと、やる気が続くかどうか。なので、ここに記して自分に発破をかけておく。
頑張ろうな、自分。

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