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虚舟UFO事件の真相とシャンバラの聖櫃 前編/MUTube

月刊ムーの特集記事を三上丈晴編集長が解説する動画番組「MUTube」の模様を記事でもお届け!

江戸時代にUFOが漂着していた⁉「虚舟UFO事件」の真相に迫る

「虚舟事件っていうと、海外のリサーチャーとかも意外とみんな知ってる」
と三上編集長が語るほど、日本の有名な事件である“虚舟UFO”事件。

「南総里見八犬伝の作者、滝沢馬琴が物好きな連中を集めて、MUTubeみたいなことをやってた(笑)。そこで出た話を今でいういわゆる同人誌みたいなものにまとめてた」
「兎園会といって、会誌の兎園小説。そこに虚舟の蛮女という話が載っていた。茨城県は常陸国、鹿島灘に奇妙な舟が流れ着いた。お釜型で上部はドーム状。ガラス窓で中が見える。そんな舟らしきものが、沖合にプカプカ浮いてたという。地元の漁師が中を覗くと洋服を着て髪を結った見知らぬ女が乗っていた。色白で異国の言葉を喋っているのか、言葉は通じず、舟の中にも見慣れない文字が書いてある」

まるで未知との遭遇だ。しかし、面倒事を避けようとした発見者は、あろうことか舟を海に戻してしまったという。
「特徴的な長方形の箱を小脇に抱え、これは絶対肌身離さず、近寄るなよという感じで警戒していた。それを見た人たちは、あの中にきっと生首入ってるんだと予想したという」

実際に、不義密通などの罪で異国の王族や貴族が流罪になった話は存在する。だが、この箱の中身は本当に人の生首だったのだろうか?
舟の形状、通じない言葉、異国情緒ある女性……。この舟は着水したUFOだったのではないだろうか?

「事件があったという何年かあとに成立した古文書にも同じような内容が書かれていて、当時の瓦版にも同様の出来事が書かれている。どうやら創作ではなく本当にあった事件なんじゃないかといわれている」
ただ、地名の不一致もあって、民俗学者からは作り話といわれているという。はたして事件の真相は? これは異星人との第三種接近遭遇と呼べるのだろうか……?

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