後藤厚「バッハの主題によるフーガ(シンフォニア風に)」

初のフォロワーさんを祝して久々の投稿です(ありがとうございます✨)。

この主題はアンドレ・ジェダルジュ(ラヴェルが対位法を習った先生として有名)の教本に載っていたのですが、バッハのどの曲の物なのかは寡聞にして不明であります。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%80%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5

全体の構成はお馴染みの学習フーガによるものですが、属音の保続音付近で主調の同名短調に傾き、そのまま終止に向かいます。早い話がストレッタに入る前にぶった切って終止した、チャーハン小盛り・半ラーメン的な(?)形式になっております。

なぜそうしたのか?

言語での説明は難しいのですが、もうこれ以上の展開(ストレッタ)を続けてもしつこいだけ、という野生の勘が働いた模様です。

現場からは以上です(`・ω・´)ゞ

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