「ALICE」の違和感

ラーメンズの第15回公演「ALICE」の最終演目が、何故「不思議の国のニポン」なのか、気になった話。
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同公演は、公式YouTubeがあるので気になる方はご覧ください。

ラーメンズの公演「CHERRY BLOSSOM FRONT345」以降、最後に来るのはストーリー性が強い話か、1本目を受けた物(タワーズ2、帝王閣ホテル応援歌など)になっている。

それなのに、何故か「ALICE」の最後は「不思議の国のニポン」というコントだ。
ストーリー性はない。1本目と分かりやすく関係性があるわけでもない(1本目で旅立とうとした先が、この先生がいる場所だったとか? あまり釈然としない)。

これとは別に「小林賢太郎テレビ8」が謎すぎて、色々調べるうちに「不思議の国のアリス」のあらすじやキャラクターを知った。

大概の方はご存知かもしれないが、「不思議の国のアリス」は、"夢物語"と"言葉遊び"が主軸になっているということだ。
他のブログなどでもよく書かれているように、この公演は「不思議の国のアリス」がベースになっている筈で、言葉や状態の変容を含む"夢物語"のような"釈然と"しないネタが並んでいる。

そのため「不思議の国のニポン」を最後にしたのは、「不思議の国のアリス」のもう1つの主軸である"言葉遊び"を象徴するためかもしれない。(ニッポンでなくニポンなのもアリスの3文字に合わせている?)

そんな事を考えてみたけれど、少しは"釈然と"できただろうか。

あと、余談だが「後藤を待ちながら」で、何故オカダは、帽子を被りパーカーを着ているのか?
視線を隠すためだけなら、どちらかだけでも良いと思う。パーカーは何故、必要だったのか?
「採集」のジャックも、プリマに借りたパーカーを着ていた。これは…ジャックのイメージに重ねているのか?
明確な回答は出せないが、そうなるとこのコントの結末も、ただ後藤に2人のやりとりが見られていたという状況から変わってくると思う。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

よろしければ「小林賢太郎テレビ8」について書きましたのでコチラもお読みください。



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