あまりオススメしないゲームプランナーになる方法

こんにちは、サダイです。
さて、前回は何とも言えない内容でしたね。

今回はゲームの企画書は書けない、ゲーム制作はしたことがない
そんな人がどうやってゲーム業界に入ってプランナー職に就けるのか?どういう手段があるのか?
その辺を書いていけたらと思っています。

WEB広告で見つけた求人サイト

突然ですがChromeやSafariでWEBページを見ている際に広告が出ているとか思いますが、皆さんは気にしたことがありますか?

近年、ゲーム関係の記事や攻略サイトを見ているとゲーム会社の求人広告がよく出ていますが、少し前まではマイナーな分類であまり見かけなかったと記憶しています。

私は転職活動中、何気なしにその求人広告を開きました。
接続先はゲーム関係の求人がまとまっている転職サイトでした。

そこから気になるゲーム会社の求人を見つけたので、登録。
これがキッカケでゲームプランナーへの第1歩を踏み出しました。

未経験、短期離職でも応募できた話

私は新卒の切符を逃し、第2新卒で入社するも短期離職で絶望的な状態でした。
そんな時に転職サイトに登録し、転職サイトを運営しているエージェントから連絡があり面談をすることに。

面談ではゲームプランナーになりたいという話と、学生の頃に作った企画書を見せて「これで応募したい」と相談しました。
しかし反応は悪く、作品を見て「これは厳しいね・・・」と眉間にシワを寄せて言われた記憶があります。

そこで、社員という立場で応募するのではなく派遣で未経験応募可能な企業に応募することにしました。高卒レベルの月収で何とか契約を取ってもらい、無事に見習いゲームプランナーとして働く事ができました。

契約した会社の業務は酷い物でしたが、使えないという理由で即切る事はせず
それなりに経験が積めたのは良かったと思っています。

メリットとデメリット

さて、私の経験をつらつら書いても結局何が良くて何がダメなのか、結局どういった人が派遣で挑戦したら良いのか?全くわからないので、ここからは簡潔にメリットとデメリットを書きます。
今回の記事は多分ここだけ読めば完結

〜メリット〜

未経験、作品無しでも入れる可能性がある

先ほども書いた通り、未経験でもゲーム業界に飛び込むことができる点です。
また、最悪作品が無くても応募できる場合もあります。
※デザイナーやエンジニアは必須の場合が多いです

特にスマホ運営の場合はデータ設定がメインになるので、企画力などは一切不要です。
(イベント企画とかも稀にあるので一切は言い過ぎかな)
ただし応募する場合は、流行りのスマホゲームをしっかりプレイしましょう。

スマホゲームをする場合は下記の点を重点的に見ることをオススメします。

どうしてこのゲームは流行っているのか?
なぜ課金したくなるのか?
このゲームは他とどう違うのか?
流行っているゲームのウリはどこか?

こういった部分を考えて面接の場で
「ゲーム開発の経験はないが、既存のタイトルはよく研究している」
と思わせれば勝ちです。

派遣で応募する際、在学中(新卒カード持ち)であれば避けましょう。
粘り強く就活をして新卒で入社した方が良いです。

第2新卒、転職活動者であれば派遣はありです。
どうしてもゲーム業界に入りたい!挑戦したい!という方は一度、求人サイトに登録して応募してみてはいかがでしょうか?

企画書作成が得意!個人でゲームを作った事がある方は普通に中途採用で応募しましょう。

勤務環境と残業代

契約している会社にもよりますが残業代が入ります。
「え!めっちゃいいじゃん!」となりますが、現実は非情です。
会社側は残業代を払いたくないので定時帰りも多いです。

ちなみに残業代が出ない契約の場合は、長時間残業はあります。

〜デメリット〜

扱いが酷い

社員で入社した訳ではないので、会社都合でいきなり契約が終了します。
人間的に問題があったり、求められている能力が発揮できない場合は切られます。その為、短期離職で職歴に傷がついたりもします。

私は一度「あなたは周りの人に比べて劣ってるね」と派遣先の上司に言われ切られた事もあります。こういう扱いを受けるのも派遣です。

また、受け身の姿勢ではなく自発的に作業のやり方を聞く必要もあります。未経験とは言っても扱いは即戦力です。そこは注意しましょう。

30歳以降のハードルは高い

世間的に転職は35歳という風潮がまだ抜けていませんが、ゲーム業界はどちらかというと緩い方です。
ただ未経験で30オーバーでの応募はかなり厳しいところです。
入る方法としては、知り合いからの紹介や自作ゲームをプレゼンするなど
普段からUnityやUE4、UE5をがっつり触っている
など実績が必要です。

ゲーム業界に入りたい場合は早めに行動しましょう。

給料面

メリットで残業代が入ると記載しましたが、反面契約時の給料はかなり低めです。そのため、他業界から入ってくる場合は給料額に絶望します。
ここは未経験なので仕方ない部分でもあります。

まとめ

・何がきっかけになるかわからない
・企画書がボロボロでも、採用してくれる会社はある
・既存のスマホゲームは研究しよう
・新卒は派遣ではなく、新卒カードを存分に使おう
・メリットとデメリットを踏まえて応募しよう

散々企画書は不要と書きましたが、もちろんあった方が絶対良いです。
採用を担当するプランナーもしくはディレクタークラスの人によりますが、資料として読みやすさやゲームとして成り立っているか?は結構見ています。

企画書に関しては様々な派閥があり、色々厄介な部分ではありますが
読みやすさ」というのは共通している部分かと思います。
作れないから無しで行こう!ではなく、一度自分で調べて作ってみてからでも遅くはないです。

素手よりも武器持ちの方が強いという事ですね。

〜捕捉〜
学生だけど、ゲーム業界で実務経験をしたい場合はアルバイトがオススメです。
ここに関してはまた気が向いた時に書きます。

次回は「学生向けプランナーになるためのアクションプラン」とか「辛い思いをしているプランナー向けの無能を自覚した時どうしたら良いか?」とかを描く予定です。後者は誰得感満載ですね・・・

おわり

クリエイター関係の転職サイト検索用

・シリコンスタジオエージェント
・イマジカデジタルスケープ
など

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