『鎌倉殿の13人』第31回「諦めの悪い男」(2022年8月14日放送 NHK BSP 18:00-18:45 総合20:00-20:45)
比企能員の乱で比企一族が滅亡。一幡は行方知れずということになっており、その最期は明確には描かれなかったが、五郎時房が小四郎義時にミッション完了の報告をしていたので、多分、殺されたのだろう。ただ義時のセリフに一幡が必ず「災いの種」となるので、戦になったら必ず殺せと太郎泰時に命じるシーンがあり、次回のタイトルが「災いの種」なので、一幡誅殺は次回に描かれるのかもしれない。『吾妻鏡』は比企の館にて焼死ということになっている。トウが一幡誅殺の下手人説を数回前に予想していたのだが、それははずれて(?)、トウのデビュー戦?はせつ(若狭局)殺害であった。ま、当たらずとも遠からずか。
危篤状態にあった頼家が目を覚まして、次回は北条時政討伐を何と仁田忠常に命じることに(次回、予告編にちょびっと映っていた)。可哀想。比企能員を誅殺して褒美がもらえるかと思っていたのに、ああそれなのに……。
可哀想だったのは阿野全成の三男・頼全(らいぜん)も。在京御家人の源仲章によって誅殺された。生田斗真ファンの皆さんはあの登場の仕方に驚かれたかもしれない。
【今回のワンポイント】
「諦めの悪い男」は小四郎義時であった。何とか比企能員を説得して北条と比企が一戦を交えずに済むような努力をするのだが、どうしても説得できず、万策尽きてという流れ。まぁ、比奈が比企の出身ということでそれはそれで説得力ありかな。
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