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海外の空気感が真空パックされたポッドキャスト「上出遼平NY御馳走帖」をご紹介します。

ポッドキャスト大好き話をしていたら、最高な番組を友人に紹介してもらいました。テレビプロデューサー・演出家の上出遼平さんのポッドキャスト「上出遼平NY御馳走帖」。こちらがとにかくクセになるほど面白かったのでご紹介します。

下記は公式サイトによる「上出遼平NY御馳走帖」説明文章ですが、この番組は上出遼平さんによるひとり喋りのドキュメンタリーです。

ドキュメンタリー番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』をはじめ、数々の話題作を世に出している上出遼平が、2023年9月に東京からNew Yorkへ居を移した。『上出遼平 NY御馳走帖』は、慣れない土地で忙しい日々を送る上出が、一息ついて“飯を食う”瞬間を録音した番組。街ですれ違う人々の声、騒々しい車のクラクション・・・New Yorkの街の音を感じながら、上出はNew Yorkで何をしているのか、日々何を考えているのか、一人語るドキュメンタリー。

この面白ポイントはなんだろうと考えてみました。

①淡々と街の状況を語り続ける独特のリズム
上出遼平さんがご飯を食べるために街に繰り出しご飯を食べ終わるまでの音声ドキュメンタリーなのですが、ひとり喋りだからなのか、大半をしめる一定のリズムと音程、たまにでるトーンがすこし高い英語の会話がなんだかちょうど気持ちよいです。

②自分もその街にいるかのような描写による海外の空気感
街並みや道ゆく人々、海外での生活の姿、特色などを、日本とどう違うか、その違いをどう感じるか、などをお話ししていて、街ですれ違う人々の声、騒々しい車のクラクションとあいまって、しかもイヤホンで聴いていると、もうそこにいるような気持ちになれます。

③音声だけなのにとにかくご飯が美味しそう
なんでこんなにご飯が美味しそうに聞こえるのかなあと考えたんですが、①で書いたように、基本は目的の料理に向かって淡々と進んでいくのですが、料理のシーンになると、急に「ワオ!」とか「うまい!」とか感情が乗ってくるので、そのギャップが美味しさを増し増ししてるのかもしれません。

#1の台湾ポークチョップの回では、NYでよく見る3、4cmの蛾の話になり心を奪われます。

#2の魯肉飯の回では、アメリカのコピー用紙にはA4とかB5とか、AとかBとかない、という話に驚かされます。

クリスマスの回では奥様も登場しますが、ワッフルの上にフライドチキン、という日本ではなかなか想像できない食べ物にワクワクします。

いま11エピソードが公開されていますが、どれもクセになる、そしてさらっとエモいエピソードもぶっこんでくる海外の空気が真空パックされた「上出遼平NY御馳走帖」大好きです。おすすめです。

■公式サイト
https://www.tbsradio.jp/kamideny/

■Spotify
https://open.spotify.com/show/56NXIbSOLP9xOEed3Zs6jJ?si=f5f5d24826af4cf8

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