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最強の差別化は人柄なんじゃないか?と思った話

Webマーケティングを前に進める会社、ディレクターバンクの棟近です。お世話になっております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Webマーケティング戦略を策定する上で必要な「競合他社との差別化」に対する考え方。

掲題のとおりなんですが、最強の差別化って、その人(会社)の人柄なんじゃないかな、と最近思っています。

Webマーケティングにおいて、SNSでのマーケティングが重視されている今、他社との違いを論理的に訴求するのは、それはそれで必要だと思いますが、すでにそれを話している人(会社)のキャラクター自体がユニークな存在になっているような気がしています。

聞き手は、話し手の言葉だけでなく、話し手のキャラクターや普段の振る舞いを見て評価しています。

いくらいい事を言ったとしても、「この人の言うことはどうも好きじゃない」という直感が働けば、そのバイアスを消し去ることは難しい。

インターネット上で情報の大洪水が起こっている現在、人は「何を言っているか」より「誰がどう言っているか」を重視します。

あまりにもネットの情報が多すぎるので、情報発信者との関係性や印象で、受け入れるべき情報は何か、取捨選択を行っている訳です。

SNSの画面上では、その人にとって関係性が深い人の情報が優先的に表示される仕組みになっています。

ですから、もともと関係性が薄い人の情報発信は、相手のスマホの画面には表示されにくくなっています。

これらの現状を踏まえると、まず、競合他社との違いや自社のサービスの良さを訴求する前に、ターゲット顧客との関係を築かなくてはいけません。

そこには、理屈より共感。正面の理より、側面の情。ベタに言うと親しみやすさとか信頼感がまずは大切になってくるのだと思います。

具体的には何をすべきか?

自分の頭の中で、他社との差別化や優位性のロジックを悶々と考える前に、お客様としっかり向き合った上で、相手に対して自分がどんなことができるのか、誠実に耳を傾け、お客様視点での情報発信を続けていけば、その姿勢が他社にない魅力として、お客様には映るのではないでしょうか。

ターゲット顧客との距離を縮め、コミュニケーション頻度を高めていくことで、競合他社が入ってこれない関係性を築き上げていく。

SNSに代表される最近のWebマーケティングの重要成功要因は、理屈ではなく、共感や信頼を生む「人柄」に依存していると思います。

会社でSNSマーケティングに取り組む際にも、会社という法人格の人柄、その会社の社長の◯◯さん、もしくは担当の△△さんという人柄が、今後競合他社との差別化の源泉になってくるのではないか、と思っています。

そして、よくよく考えると、これはインターネット上だけの話ではなく、1周回って、そもそものリアルでの営業活動と全く同じアルゴリズムになっていることに気が付きます。

ディレクターバンクでは、SNSマーケティングの企画支援や運用代行も幅広く手掛けております。もしご興味がありましたら、お気軽にご相談ください。

ご支援事例などのご案内もさせていただきます。

今年も何卒よろしくお願いいたします。


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