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自社の強みの見つけ方3つの視点

企業のWebマーケティング運用やDX化の支援をさせていただいている、ディレクターバンクの棟近です。

自社のWebマーケティング戦略を策定する際、必要不可欠なステップとして、自社独自の強み(USP:ユニーク・セリング・プロポジション)を明確にすることが挙げられます。

しかし、これが思いのほか難易度が高いと感じているマーケティング担当者の方々も少なくないのではないでしょうか。

私たちがご支援させていただいた過去の経験からも、自社の強みを自分たちだけで言語化していくのは難しい、という声をよく耳にします。

そこで今回は、自社のUSPを抽出するための3つの視点をご紹介したいと思います。

3つの視点とは「過去」「現在」「未来」です。

それぞれの視点で自社の取り組みを紐解いていくことによって、USPを抽出しやすくなります。

図解にすると以下になります。

まず、「過去」の視点から見た要素として「経験・実績」を紐解いていきます。

過去にどんな取り組みや事業背景があるのか?どんな顧客実績を持っているのか?
これらを振り返ることで、他社にはない自社のユニークなバックグラウンドをあぶり出していきます。

次に、「現在」の視点から見た要素として「ノウハウ・提供体制」を紐解いていきます。

現在、自社にはどんなノウハウやサービス提供体制があるのか?
これらの中で、自社として力を入れているポイントを明確にしていきます。

最後に、「未来」の視点から見た要素として「ビジョン・コンセプト」を紐解いていきます。

これからどのような事業展開を考えているのか?
事業の根底にある考え方やビジョンは何か?
これらを言語化することで、自社が目指す顧客への提供価値を明確にしていきます。

USPの要素を抽出する際、「経験・実績」や「ノウハウ・提供体制」については具体的な数値や事例を用いることで、より説得力を持たせることが可能になります。

一方で、まだ実績がない新規プロジェクトの場合は、「ビジョン・コンセプト」で、どこまで熱く、未来に対する事業展開を語れるか、が大切なポイントとなります。

これら3つの視点をヒントに、自社のUSPの要素を抽出し、ターゲット顧客から共感や信頼を得られるストーリーにしていくことが、Webマーケティング戦略を立てる上で、重要な取り組みになります。

もし、Webマーケティング活動を展開する上で、そもそもの自社の強みが曖昧になっているようでしたら、メンバー内で議論するツールとして、上記の図解をご活用いただければと思います。

ディレクターバンクでは、このようなWebマーケティング全体の戦略設計のお手伝いから、個別施策の企画、制作、運営まで、御社の課題に合わせたディレクターをアサインし、ご支援させていただいています。

Webマーケティングに関する課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。


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