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インスタのネタ探しの切り口を17個集めてみました。【2022年6月版】

みなさん、こんにちは。企業のWebマーケティング運営支援をしているディレクターバンク株式会社の棟近です。

自社のWebマーケティング活動の一環としてInstagramを運用されている企業が増えてきていると思いますが、Instagramのアカウント運用で、肝となるのが投稿コンテンツのネタ探し

定期的にコンテンツを投稿しつづけていく中で、ネタ切れを起こしてしまって、辛くなってしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回、Instagramアカウント運用で、ネタ切れで困った時のネタ探しの切り口を調べてみました。

企業によって投稿ネタのジャンルや、運用目的はさまざまだと思いますが、できるだけ共通に使えそうな切り口に絞って17個集めてみました。

今まさにインスタのネタ切れ問題に直面している初心者Instagram担当者の方はもちろん、これから自社でInstagramアカウント運用を始めようと考えられている方にも、なんらかのヒントにつながればと思います。

コンテンツカレンダーをあらかじめ作っておこう編

ネタ切れしないための第一歩は、「いつ、何を投稿するか」あらかじめコンテンツカレンダー化(投稿ネタの予定表)しておくことです。

以下、あらかじめ投稿ネタの予定表を作る際に参考になる切り口をピックアップしてみました。

切り口その1)自社の今後の活動やイベントの予定表から、投稿ネタをあらかじめ見つけておく。

これは基本中の基本ですよね。この基本にプラスして、ネタ切れ防止のために週間や月間などでルーティン的に投稿するコンテンツ企画を用意しておくと、投稿のネタ探しが楽になります。

例えば飲食店の場合は、
月曜日:今週の週変わりメニューの投稿
火曜日:今週のスタッフの様子
水曜日:裏メニューなどの料理の写真
といった感じで、1週間でコンテンツのテーマ枠を決めて、コンテンツカレンダー化しておくと運用が効率的になると思います。

切り口その2)ベンチマークや競合他社の過去コンテンツを参考にコンテンツカレンダー化してみる。

自社にそもそも今後の予定やイベントがない場合、Instagramアカウントで参考にしたいベンチマークや競合他社の過去の投稿ネタをベースにカレンダー化して、どの時期にどんなコンテンツを投稿しているのか、把握してみるのも、投稿のネタ探しの参考になると思います。

切り口その3)業界誌や業界向けWebメディアを参考にコンテンツカレンダー化してみる。

業界誌や業界向けのWebメディアがあれば、それを参考にコンテンツカレンダーを作成する方法もあります。

長年続いている業界誌の場合、ある程度定番の人気コンテンツが決まっているので、毎年、時期になると同じ特集が組まれていることが多くあります。

日々の投稿ネタを探そう編

コンテンツカレンダーを作った上で、日々の投稿ネタをどう探していくか、情報の探し方の切り口をピックアップしてみました。

切り口その4)まずは、自社、もしくは業界独自の「今日の○○」切り口を探す。

(こちらも基本といっちゃ基本ですが)例えば、アパレル企業の場合「今日のコーディネート」的な投稿だったり、飲食店だったら「今日のイチオシメニュー」的な投稿ネタです。

まず、自社の取り扱っている商材や、自社の業界が取り扱っている情報で、「今日の◯◯」という切り口で、毎日の投稿ネタを配信し続けられる切り口がないか、探してみましょう。

切り口その5)季節イベント・記念日からネタを探す

イベントや記念日などから、投稿ネタを考えていく方法です。

これらの情報はいろんなところで調べられるようになっています。(インターネットって便利だなぁ)

以下、参考になりそうな情報源をリストアップしてみました。

この中で、特におすすめなのが、Twitter社から3ヶ月括りごとに配信されているモーメントカレンダーです。

Twitterのモーメントカレンダーは月毎の昨年度盛り上がったキーワードボリュームが記載されているため、2~3ヶ月後に流行りそうなことへの予測が立てられる点がとても重宝します。

Twitterモーメントカレンダー

その他、記念日や国際デー、今日起こった歴史的な出来事を知ることができるWebサイトをご紹介します。

日本の記念日一覧

日本記念日協会

国連広報センターの国際デーページ

POP作成ワールドの販促カレンダー

PRやプロモーションのネタ探しができるカレンダーアプリ

切り口その6)その時の話題から便乗ネタを探す

こちらもベタですが、その時の検索トレンドから便乗ネタを探す方法もアリかと思います。

Googleトレンド

Yahoo!リアルタイム検索

切り口その7)今日の天気をネタにする。

こちらも、定番のアイスブレークネタですが、天気をネタに毎日投稿するという方法です。

その日の天気をストーリーズに投稿したり、その日の天気をネタに朝の挨拶をしたりと言った感じでしょうか。地方で観光ビジネスを手掛けている方は、天気の他に、今日の海の状況とか、今日の山の状況といったビュースポットも、当たり前ですが、鉄板コンテンツになりますよね。

切り口その8)地域のニュースからネタを探す。

こちらも、地方でビジネスを手掛けている方向けかもしれませんが、その地域のニュースを投稿ネタにするという方法です。

新聞やTVなどのメディアに載っている情報だけでなく、SNSを通じて知ったローカルネタに対して、実際に現場を訪れてみて、自分でも情報を発信してみる、というやり方が考えられますよね。

切り口その9)元気になる名言集からネタを探す。

読み手がポジティブになれる、元気になる名言集ネタも、よく見かける切り口かなと思います。

例えばこのようなサイトがあります。

元気がでる名言・格言

読者の課題やニーズをもっと深ぼろう編

コンテンツマーケティングの基本は、ターゲット読者の課題解決になる情報を届けることです。

ターゲット読者の課題やニーズをもっと深ぼることで、それを解決する形で、新たな投稿ネタも見つけやすくなります。
以下、読者の課題やニーズを調べる手法をピックアップしてみました。

切り口その10)フォロワーの投稿内容を見ながら、どのような課題やニーズを持っているかピックアップして、それに応えられる投稿ネタを考えてみる。

ベタですが、基本です。フォロワーなどの投稿を参考にしながら、どのような課題やニーズがありそうな推測し、新たな投稿ネタのヒントにしていく手法です。

切り口その11)ハッシュタグ検索ツールを使ってネタを探してみる。

Instagramのハッシュタグ検索ツールのハシュレコは、おすすめのハッシュタグを教えてくれるレコメンドツールです。

自社アカウントに関連するキーワードでハッシュタグ検索をして、他のInstagramユーザーの投稿コンテンツを参考にしてみると、いいヒントが見つかるかもしれません。

ハシュレコ

切り口その12)検索キーワードの分析ツールを使ってネタを探してみる。

検索キーワードの分析ツールを使って、自社アカウントのジャンルに該当するキーワードでどのような検索ニーズがあるか調査して、それを元に投稿ネタを考える方法です。

例えば「ダイエット」と検索すると、「ダイエット 食事」「ダイエット サプリ」「ダイエット 運動」など、関連するサジェストワードが表示され、さらに細かいニーズを掘り下げることができます。

検索キーワードは以下のサービスで簡単に調べることができます。

ラッコキーワード

切り口その13)QAサイトでネタを探してみる。

自社のアカウントのジャンルに関連するキーワードや、探したいネタのキーワード、ターゲット読者のペルソナに関連するキーワード(ex.20代女性)から、QAサイトでどんな悩み相談がされているか調査し、投稿ネタのヒントにします。

yahoo知恵袋

Quora

切り口その14)Amazonの書籍でネタを探してみる。

自社アカウントのジャンルに該当するキーワードで書籍の検索をしてみると、読者レビュー欄に、書籍に対する意見や疑問がかかれている場合があります。

これらの読者レビュー情報から、読者が知りたい情報のニーズを調べてみる方法があります。

また、書籍の目次自体も投稿ネタの参考になります。

Amazonの「試し読み」で目次を見ながら、どのような切り口の情報のニーズがありそうか、参考にすることができます。

切り口その15)ベタに社内の営業部や他部署に聞き込みに行く

例えば、営業部は一番近い場所で日々顧客の課題をヒアリングしている部署だったりします。

例えばそのような部署に取材に行くことで、Web上のリサーチでは見つけることができない、顧客の課題やニーズの新たなキーワードを発見することができる場合があります。

ユーザー参加型企画を実施してみる編

Instagramアカウント運用を成功させる要素のひとつに、ユーザー参加型企画をうまく作っていく点が挙げられます。

以下、基本パターンのユーザー参加型企画ですが、投稿ネタ切れ対策という視点だけでなく、そもそものユーザーとの関係性を作っていく上でも、大切な切り口かなと思います。

切り口その16)ストーリーズでリアクション機能を活用する

具体的には、アンケートや質問箱の利用をして、ターゲット読者の悩みに対する回答をフィード投稿で求める、といったやり方が挙げられます。

切り口その17)対決ネタを作って投票してもらう

例えば飲食店の場合、メニューAとメニューBの投票対決企画を実施し、Instagramで投票した人には抽選でクーポンをプレゼントする、といった企画などが考えられます。

自社で複数商品がある場合などは、こういった対決ネタでユーザー参加型企画で賑わいを作っていく方法が考えられます。

以上が、Instagramアカウント運用で、ネタ切れで困った時のネタ探しの切り口となります。参考になりましたでしょうか?

ということで、弊社では、企業のInstagram運用代行サービスも提供させていただいています。

Instagram運用経験豊富なディレクターをアサイン。お客様のInstagram活用のお困りポイントに合わせた柔軟な支援体制を提供しています。

もし、自力でのInstagram運用にリソースが割けない、外部のプロのアドバイスをもらいながら、自社のInstagram運用を改善していきたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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