小西康陽とアイドルが組むとき、僕はいつも林未紀を思い出す

2014年8月12日に、なあ坊豆腐@那奈+前田希美による「ななのん」のデビュー・シングル「ななななのんのん」がリリースされました。小西康陽プロデュース。しかも、つばさレコーズです。BiSが在籍していたところからなんでこんな展開になってるの……。

小西康陽プロデュースのアイドル作品というと、小倉優子の「オンナのコオトコのコ」や、

Negiccoの「アイドルばかり聴かないで」を思い出す人が多いと思います。

しかし小倉優子とNegiccoの間にあった小西康陽プロデュース作品が林未紀の「アイドルになりたい。」です……!

オーディションのグランプリ受賞者として、小西康陽がプロデュース、常盤響が写真などを担当した豪勢なシングル。カップリングはムーンライダーズの「マスカット・ココナッツ・バナナ・メロン」のカヴァー、というのも遊び心を感じさせます。ただ、林未紀は日本コロムビアでのこの1枚しかCDを残していません。

しかも当時衝撃的だったのは衣装でした。僕は2007年8月19日に秋葉原UDXアキバスクエアで開催された「新Aiai Music Carnival vol.11 in AKIBA_SQUARE」で林未紀を見たのですが(toutouやAira Mitsuki、Chu!☆Lipsらと対バンでした)、53センチのウエストを強調した露出の大きい衣装で、その後NHK「MUSIC JAPAN」に出たときに至ってはNHKホールで水着、ほぼ半裸だった、ということが忘れられません。

小西康陽がアイドルに楽曲提供するとなぜ歌詞がメタ化するのだろうと考察するのが真っ当な気もしますが、どうしても林未紀のブログの全エントリーのコメント欄に超長文のコメントを書く人がいたことなどを思い出してしまいます。

そんなわけで、小西康陽がアイドルが組むと僕はいつも林未紀を思い出すので、今夜も書き記してみました。