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倉本聰氏と「これはいい話」

 
紅葉の季節となりました。
 
このような「ニッポン ザ ビューティフル」を実感できる、このような場所に行ってみたいと思います。
 
山形県山形市  山寺観光パンフレット | 山寺観光協会 (yamaderakankou.com)
 
美しいです。
 
 
ディズニーランドならではの逸話
(山寺文化保存会、山寺観光協会の共催により行われた「山寺文化講演会」より)
 
元オリエンタルランド常務 北村和久氏の1990年の講演で、親友の作家で倉本聡氏がフランスパリのシャルルドゴール空港で経験された話として興味深いものがあります。
 
「ある日、ドゴール空港のロビーの片隅に、着いたばかりの一人の紳士が大きなトランクに腰掛けて、ぼーっと考え込んでたというんですね。余りいつまでも考え込んでいるもんだから、空港の職員が心配して声かけたんだそうです。
 
「どうかなさったんですか、お体の具合でも悪いですか?」と言ったら、紳士はこう答えたそうです。「いや、私はいま遠くから来てね、やっとこの荷物は着いたんだけれども、私の心がまだ到着していない。心が到着するまでここでしばらく待たせてくれ」と言ったというんですね。
 
倉本氏が、「これはいい話でしょう」と言うんですが、「今の日本人ってみんなこの状態にいるんじゃないですか」と言ったんです。物はすぐそろう。だけどみんな慌ただしくすぐまた次の旅へ立たなくちゃならないという忙しさに追いかけられているわけですね。
 
でも倉本氏は「心の到着を待つぐらいのゆとりが出てきた時、初めて日本人にゆとりというものが出てくるんじゃないかな」ってつくづく彼は言っておりました。
 
「心の到着の遅れている方は是非また東京ディズニーランドにお出かけいただきたいと思います。」といったメッセージからも、お客様に楽しさと感動をもたらす東京ディズニーランドらしさが出ているように感じられます。
(山寺観光協会様から紹介の許諾をいただいております)


第四章 読売新聞とサンクチュアリ出版がしたこと : オフィス中村むねひらのブログ (livedoor.jp) http://blog.livedoor.jp/munehira_nakamura/archives/19554829.html
 

 
 
 
 

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