Nagasaki原発の日に
ウクライとイスラエルでの戦争が続く79回目のNagasaki原爆投下の日、77年にはこのようなタイトルの記事も。
「第一目標」の北九州市で平和祈念式典~長崎原爆投下77年 3年ぶり例年通りの形で | TBS NEWS DIG (1ページ)
「若者たち」が原爆の非人道さを伝え続けてくれるよう祈念します。
長崎に落とされた原爆は広島に落とされた原発と異なりプルトニウム型です。もちろん、核兵器は地球上から廃絶しなくてはなりませんが、物質としてのプルトニウムの危険性だけを論点にすることは、決して良い結果を生みだすものではありません。なぜならば、造ったのも人間であり、使ったのも人間だからです。
2007年に筆者は、原子力発電所の品質保証責任者と話しをしたことがあります。その時の会話から。
原発反対論者が『角砂糖5個分のプルトニウムで日本を全滅させられる』と宣伝しているが、どのようにして全日本人に配布(注射?)するのか、あまりにも無知滑稽ないいがかりである」と発言したところ、品質保証責任者の方は「プルトニウムの毒性はフグの毒性と同じです。その手の報道には本当に困っています」と教えてくださいました。
繰り返しますが、核兵器は廃絶されなくてはなりません。原発再稼働にも反対です。「若者たち」が被爆者の方々などから聞いた話を正しく伝えて行って欲しい、長崎原爆の日に改めてそう思います。