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マクロを学ぶ(ミクロではなく) 其の1

数多くの優秀な経営者の方々は日本中におり、日々会社のデータを見ながら、戦略&戦術を駆使し、会社経営を行なっています。

会社経営を行うために、どうしてもデータポイントがミクロになりがちなのも事実である事は否めません。
特に日本社会において、そもそもが島国、そして日本だけのビジネスでもそこそこビジネスの大きさがあるのも事実です。

それ自体は、とても良い事ですし、他の国々と比較するとビジネスがしやすいというメリットがあります。
しかしだからこそ逆に、マクロで経済を見るクセや慣れというものが失われていく可能性があるのかもしれません。

自分自身が陥った所でもあるので、自戒を込めてマクロ経済の指標を記載していこうと思います。
まず大事な事は、マクロとミクロの違いです。
(ここを間違える方々が多いです、当然です。我々国民がマクロを考える機会が少ないですから)

マクロとミクロの違い)
マクロ=国単位
ミクロ=我々国民、そして企業
マクロ=寿命がない/財政制限なし(自国で通貨発行可能)
ミクロ=寿命がある/財政制限ある(一人一人、各企業が通貨発行不可)

インフレとデフレ)
インフレ:お金の価値が下がり、モノやサービスの価値が上がる
デフレ:お金の価値が上がり、モノやサービスの価値が下がる

名目金利と実質金利)
実質金利 = 名目金利 - インフレ率(期待インフレ率、もしくは予想物価上昇率)
名目金利 = 我々が日常生活で目にしている”金利=表面的な金利”
(例:住宅ローン、定期預金、投資用不動産等)
<以前、ある大手新聞社の記事を拝読しましたが、事実理解していなかったでした。。。>

名目賃金と実質賃金)
名目賃金 = 賃金の金額(そのままですね)
実質賃金 = 名目賃金の伸びから物価上昇率を差し引いた数値

名目GDPと実質GDP
名目GDP=現在の物価(インフレ率・デフレ率)変動を入れた、市場で取引きされている価格に基づき算出したGDP
実質GDP=名目GDPから物価変動の影響を取り除いて算出されたGDP

ではGDPとは?
GDP=家計消費+民間投資+政府支出+(輸出ー輸入)

まずは自分の理解として、ここまで整理した上で、つぎの内容を記載していこう。

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