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「AI×リフォーム(建設業)×MBA」

初めまして、通称3K「きつい・きたない・きけん」で有名な建設業界で働いております、むねゆきと申します。

日中はマンション、テナント、戸建て住宅等のリフォーム会社に勤務しながら夜間は大学院で経営学修士MBA(Master of Business Administration)を学んでいます。

早速ですが、

「AI×リフォーム(建設業)×MBA」

少し違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、MBA取得の動機はざっくり言うと、

「建設業界を魅力ある業界にしたい」

と考えたからです。古い慣習や文化に囚われ、他産業との連携を拒み閉鎖的で独立した文化を創り上げたことで、この業界自体ガラパゴス化してしまったのではないでしょうか。職人の担い手不足、高い離職率や有効求人倍率。我々は社会情勢や周りの状況をもっと注視しなければならないのではないでしょうか。

図1

近年、テクノロジーの進化と共に建設業界も少しずつAIやIOTを導入し変わろうとしています。しかし、導入企業の大半は豊富なリソースを保有しているスーパーゼネコン等の一部に留まっています。デジタルトランスフォーメーション(DX)に舵を切れば、当然企業はリスクを背負うことになりますが建設業の場合は、失敗し事故すれば刑事・民事・行政・社会の四重責任を問われる可能性があり損失が尋常ではありません。経営者として保守的になる心情は理解できますし、自動車業界と同様にアジャイル文化が根付かないのは致し方のないことかもしれません。(この点については、失敗すれば完膚なきまで叩かれ敗者復活を受け入れない日本特有の文化が大きく影響していると思います。)

だからと言って革新のないままで良いのでしょうか?外部環境の変化に敏感になるべきではないでしょうか?企業は新たな打ち手で差別化を図り、自社のP/Lを向上させる為の戦略が必要な時代に差し掛かったのではないでしょうか?下請業者への圧力や一辺倒な経費節減、原価圧迫による黒字化を推進し自社のみ儲かれば良しと考える企業ばかりだと市場は成熟し、業界の成長率は下降の一途をたどるのではないでしょうか。最終的に待っているのは企業間の価格競争つまりレッドオーシャン。

私は建設業界が嫌いでこのような意見を述べてるわけではなく、現存する問題や課題を解消又は解決したいとの思いから意見を発信しています。

建設業界で働いている方、建設業界に興味がある方、何でも結構ですのでご意見をいただければ幸いです。





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