パズルボブルエブリバブルの対戦が楽しいので対戦考察②


挨拶

ぱよぽよぱよんぱー(カットイン)
ちょっと前にパズルボブルエブリバブルの対戦についての記事書いたのですが

書いた頃に比べたら今のレートは200上がって1800。ランクで言えばゴールド3。
2000超えの人たちを超上級者とすると、上級者入口ぐらいまでは来たでしょうか。
そんな人が語る戦法論その2です。よろしければどうぞ。


書くきっかけ

自身の1600になったあたりで、レート1800超えの知り合いとあいことばマッチング。
前の記事で書いた戦法を試した所、10連敗
その後戦法を見直し、割合的に3-7ぐらいの戦績まで持っていきました。

連戦を通して得ることが出来た反省点、良かった点について書いていきます。


余談ですが、結果その方とは深夜にも関わらず30戦ぐらいしました。本当にありがとうございました。なんでも今その方はレート2000超えてるそうで、そりゃ強いわ。

反省点

  • 序盤闇雲に速攻しても上級者は倒しきれない

  • 競り上げの雑な使い方は敗北を招く

  • アイテムはもっと貪欲に取る。丁寧に使う

  • 凝視(相手の盤面等を見る)が足りない


主にこの4つです。

ブロンズ〜ゴールド下位の相手は……
・初手から多く消せる箇所に打ちまくりブランクバブルを押し付ける。
・その対処に追われている相手を横目に競り上げを駆使し、先にアイテムを使う。
これだけで勝てました。

しかし1700以上の相手はそうは行きません。
まず相手も手数が多く、掘るのが上手い。
千切りを狙うのもうまく、盤面のバブルがフィールド半分より上にあると言った形を保ってきます

下手な速攻を仕掛けて20〜30くらいの中途半端なブランクバブルを送ると、それを元に千切りをされ、倍ぐらいの量で攻撃が返ってきます。いわゆるカウンターですね。

相手からの攻撃の量を見ずに勢いづいて盤面の6-7割を埋めるような雑な競り上げを使っていると、カウンターで返ってきたブランクバブルがラインを超えてしまうことも多々。
そして嫌な位置に板があれば詰み。そうでなくても盤面が危険な状態で板の処理に追われている間に二の矢三の矢が来たらおしまいです。

こうなってしまう原因のもうひとつは、今まで相手の攻撃の量をボイスと!の数だけに頼っていたから。

カットインが起きるような攻撃がないと油断していても、相手の手数が多ければ平然と50超えの攻撃が来ることがあります。
!!!でも量に幅があり、それが致命傷なのかどうか事前に判断できているかどうかが生死を分けることもあります。


次に、アイテムの取り方と使うタイミング。
これにも差を感じました。

特にブラスターとスターバブルを取りに行く意欲の差が顕著でしたね。
上級者はとにかく貪欲に取りに行くのではないでしょうか。
多少形を乱してでも、ブランクに対処を追われてでも取る。
その為に競り上げを使わず盤面を整えておく、と言った感じ。

アイテムの使い方は、ブラスターは横がメインなのは変わらず。
盤面を整えておくことで真ん中だけを掘って待つ(左右に高い山を作る)ことがやり易くなり、ブラスターの攻撃力を高めることができます。
こういう細かい意識が高いです。

スターバブルは3色同時に消すのが強い。4色同時よりも千切りが発生し、攻撃力が増すから(だと思う)
使う時は極限まで競り上がりを使ってからが理想です。

そして、使うタイミングの話。
アイテムは雑に使っても弱いというのを思い知りました。
100超えの攻撃をしても、相手の盤面が綺麗なら余裕で耐えてきます。そもそも高レート帯は相手の攻撃力も高いので100の攻撃がそのまま通ることは稀。
アイテムが無くなった後にアイテムを使われ、なすすべなく負ける、ということに繋がります。


これまで書いたことをまとめると、こうなります。
こちらが適当に攻撃しても勝てず、相手より早く競り上げて先の展開を知るだけでも勝てず、アイテムを先制で使うだけでも勝てず。
……どうすれば勝てるのか。

勝つためには駆け引きが必要になることを連敗して悟りました。
駆け引きをするためには、相手の盤面を見る凝視(ぷよぷよの用語だけど意味合いがほぼ一緒なので使います)が必要になります。

相手の盤面はどうなっているのか、どちらの方が掘り進んでいるのか、相手から大きい攻撃が来そうか、相手はアイテムを持っているのか、こちらのアイテムは時間を掛けてでも取得できそうか、こちらのアイテムを使って押し込めば勝てそうか、次の攻撃はどちらにどれぐらいの量が来るのか……。

ゲーム画面には様々な情報が転がっています。
凝視をすることでそれを得て、それを元に駆け引きを行う。
情報を活かすも殺すも自分次第だなと思い知りました。

以上が反省点です。
意識した結果1600~1800を負けなしで突破したので、ゲームに合った戦略をとれるようになったのかなと思いました。

良かった点

上位帯の方との連戦では良かったところもありました。

  • 競り上げを使う意識

  • 悩むより打つことによる手数の多さ

  • 色の繋がりを見る意識

  • ブランクバブルを処理する意識

この辺りは変わらず活かせました。


雑な競り上げはNGだけど、競り上げ自体を使うのは大事。
先の展開を見ることが出来、アイテムの獲得も早まります。
またバブル着弾の距離が短くなることで、弾道の見極めが楽になりミスが減ります。わずかですが着弾が早くなることで手数を増やすことにもつ繋がります。
競り上げてもフィールドの半分までが限度です。

元々の手数の多さも良かったところです。
パズルボブルエブリバブルと言うゲーム、特に対戦はゲームスピードが速いため、多少のミスは元々付き物です。
ミスをしても手数でカバー。勿論、慎重にならないといけないシーンは手を止める。バランス感覚が大事。

色の繋がりを見る意識。
どこを消せば盤面がどう変化するのか。この判断が早ければ早いほど勝率に直結すると思います。
私はこれをミスタードリラーシリーズで鍛えました。
上記はあながち冗談ではないのですが、勿論今作のみで鍛えることは可能です。

ブランクバブルの処理の意識。
結局これにつきます。
盤面にブランクが無い状態が理想なんです。
ここ最近の対戦録画を見直しましたが、決着がついた瞬間、勝者の盤面はほとんどブランクバブルが無い状態でした。


最後に

パズルボブルエブリバブルの対戦はやっぱり面白い。
誰でもわかりやすいルールに加え、スピード感から生まれるスリルと奥深さ、滲み出る実力と、対戦に揺らぎを加える運の要素も兼ね備えています。

オンラインで実力を競うのはちょっと……と言う方も多いと思います。
それでも上級者の方の凄さを実感する為に気軽に遊んでみるのもアリですし、オフラインではルールを変更しハンデを付けたり、複数人数でパーティゲームとしてプレイすることも可能です。
勿論一人用モードも楽しいよ!

6月いっぱいは、オンライン対戦もできる体験版を遊ぶこともできます。
興味を持たれた方、まずは気軽に始めてみませんか?

以上です。

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