どこの世界にも変なお局はいるんだねって話

転職して2ヶ月が経った。
前職場に比べたら生きやすさは5億万倍なのだが、やっぱりここにも変なお局がいた。しかも直属の上司ではない。特段仕事が出来るわけでもない。そのくせやたらと他部署の状況に首を突っ込んできたり、陰口を叩いていたりする。すべての話を知っていたくて、自分以外の場所で勝手に話が進んでいるのが許せないタイプ。よほどヒマなのだろう

ただ直接的にわたしを傷つけようとしているわけでは(今のところ)なさそうなので、適度な距離感で接していきたい。

しかしひとつの諦めの境地に至った。

この社会には、まともな人間だけで成り立っているコミュニティは、おそらくないのかもしれない。ということだ

社会で生きるというのは、我慢と妥協の連続なのだろう。生真面目で繊細な人間(まさしくわたし)ほど、損をするような設計になってしまっているのだ。つくづくわたしは社会人に向いてないなぁと思う。
それでも、認知が歪みきっていた前職場にいた頃は「そんな自分が全部悪いんだ!どうにかして直さなければ!!」と、自分で自分の首を絞めて挙句窒息死するに至ったのだが、
その経験を経てみると、今となっては「いや悪いのってわたしだけじゃなくない?むしろ、ちゃんとその短所を自覚してどうにかしようとしてるだけあなた方よりマシじゃない?」と、開き直りの術を覚え、ある程度の図々しい感覚も持ち合わせられるようになった。(それでも凹むときはめちゃくちゃ凹む)

酷く真面目で、酷く繊細だけど、どうしたってもうこの性格は変わりそうもないし、抑え込んだところでいつか爆発するってことも分かったので、
ならば、そんな自分と変なお局の、最小公倍数を探りながら、あくまで「円滑な職場環境」を最優先事項にして付き合っていくしかなさそうだ。

最後に、この状況でもそんなに悲観的にならない理由を三つ。一つ目は、業務内容それ自体はまさしくわたしが求めていたこととマッチングしていること。基本的な技術、知識もままならない状態だったので、どこか一分野のプロフェッショナルになる、というよりも、今後どの道にも進めるような基盤作りのための期間として腹を括れている。直属の上司に限っては、至極まともな人間だというのも救いだろう。
二つ目は、趣味が充実していること。前記事の課題をクリアし、毎日熱中できるものを見つけた。おかげで、プライベートまで悶々とした気持ちを持ち込まず済むことができている。
そして三つ目、5億万倍生きづらかった前職場と比べて(業務内容を鑑みても)給料がべらぼうに良いことである。「3年続けられない人間はどこにも拾ってもらえない」とかなんとか言ってた元上司が、そういえばどこかにいたなあ。おかげさまで、あの頃よりも健やかに生きております。ざまあみやがれ

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