転職、正社員復帰から1週間記念。また最近の生活について

正社員になった。
コロナさえ落ち着けばいつでもまた海外に出てやろうという思いで派遣社員になって半年。一向に収まる気配はなく、まぁ2.3年くらいはちゃんと働くか、ボーナスも欲しいしな、という軽い気持ちでまた正社員になった。

今までいた職場ではトリッキーな業務ばかりだったので、看護師3年目にもなって超基本的なことすらできない自分に嫌気が差しつつも、心底丁寧に教えてくれる諸先輩方には頭の上がらない日々を送っている。
海外にいくのもそうだけど、ひとまず「看護師」としての基本技術を早いところちゃんと身につけることが出来ているのはとても有意義だし、それらを後回しにしていつの間にか歳食って、もう誰にも教えてもらえなくなってしまう前にどうにか対処する時間を与えられたのだと割り切って生活している。

しかしそれにしても、プライベートが退屈だ。

インプットばかりの生活も疲れるし、深く考えず行動することもできない抑制された日常は無意識のうちに自分を縛り付けているのだと感じている。ふらっとどこかへ出掛けたい。外に飲みにも行きたい

みんなよく生きていられるなぁと思う。別に病んでるわけではないし、まだ「新しい生活様式」に適応できていないとも思わない。
ただ、なんとかして「この抑制された環境で自分の時間を充実させる術」を見出さないと、本当に仕事しかしてないような気になってしまいかねない。なにかを享受するだけの趣味じゃなくて、なにかを生み出したり、育てたりするような(それは必ずしも他の生命じゃなくてもいいような気もする)、そんな趣味を見つけたい。

ここで1つ、ヒントになるような話を備忘録として。
最近やっていて一番楽しかったことは「BTSの動画を1週間かかさず見続けて、遂に7人全員の名前と顔が一致できるようになったこと」だ。
はじめは名前も知らなければ、7人全員が同じ顔に見えていた(未だにBTS以外のKPOPグループはみんな同じ顔に見える)。しかしそれが毎日見続けるにつれ徐々に特徴を掴み、今では完璧に識別できるようになった。分かるようになった瞬間は、(大袈裟なんかではなく本当に)重い霧が晴れたような、なんだかスカッとした感覚になったのを覚えている。

「できなかったことを、時間をかけてできるようになること」は、自分の人生を充実させる上でひとつ重要なポイントかもしれない。

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