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大阪杯

参考レース

有馬記念

有馬記念からは6着タスティエーラ、8着ソールオリエンス、9着ハーパー、14着プラダリアが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
タスティエーラは中団からの追走で直線残り200m付近で大きな不利を受けての6着。ただ、この不利を受けなかったとて着順がこれより上だったとも思いにくいので着順通りの評価でいい。
ソールオリエンスは後方からで特に見どころも無かったが、どちらかというとスローの前残りの決着であったためタスティエーラとの比較としては展開次第で着順が入れ替わる程度であるということは据え置きで良い。
ハーパーは先行してこの結果なのでタスティエーラ、ソールオリエンスとの力差は多少あるように感じる。
プラダリアも先行してもこの結果で。このプラダリアが京都記念などのG2戦線で活躍してその程度の馬が多く出ていることを考えたら上位2頭は当然負けられない1戦である。

中山金杯

中山金杯からは勝ったリカンカブール、8着カテドラル、11着エピファニーが出走予定。
トラックバイアスはややイン有利。
リカンカブールは好位のインを追走しての勝利。メンバーとハンデを考慮したら大して価値はない。
カテドラルは後方からで見どころは無し。
エピファニーは少しで負けした形から出して行ったら掛かりまくっちゃっての敗戦で次走巻き返しの勝利。

愛知杯

愛知杯からは勝ったミッキーゴージャスが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
ミッキーゴージャスは途中からポジションを上げて勝利する見事なレースではあったがとにかくメンバーが弱く、3歳時はハーパーには到底通用しないような馬だったのでここではメンバー強化になる。

京都記念

京都記念からは勝ったプラダリア、2着のベラジオオペラ、3着のバビットが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
過去のレースからも分かるようにプラダリアとベラジオオペラはほぼ同等の能力を持つと見ていいというのを再確認させるようなレースだった。
バビットはマイペースの単騎逃げでよく粘ったが、今回は相手も強くなるので展開や馬場の助けがない限り今回は厳しい。

小倉大賞典

小倉大賞典からは勝ったエピファニー、7着カテドラルが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
エピファニーはペースは遅く無かったものの、先団が残る流れを差し切ったと見れば強い内容だったが、あまりにも相手が弱すぎたためここでは高い評価は与えにくい。

コース解析

内回りコース使用。スタンド前直線からスタートし、1コーナーまでの距離は325m。スタート直後に上り坂がある。また、今週はコース替わりがあるためイン有利のトラックバイアスになれば内枠先行馬が止まらない近年の傾向通りになる。

トラックバイアス想定

日曜日は雨の影響も多少あったが、先週はまだ内は使えていたのでコース替わりがあればややイン有利になる可能性が高い。

全頭診断

エピファニー

走っている感じ内容は悪くなく、チャレンジカップではベラジオオペラに負けず劣らずのレースをしていたことを考えると、相手強化になるがここで走ってもおかしくない。ただ競馬が上手いタイプではないので差しの届く展開や馬場になれば上位争いまでという評価で。

カテドラル

いつも人気以上に走るタイプで穴としては都合のいい馬だが今回は通用しない。

キラーアビリティ

前走海外は置いておいて、中日新聞杯では斤量差を感じさせるような走りで負けて強しの内容だったが、相手もかなり弱かったので。展開や馬場が向きそうな時にだけ少しだけ抑えておけば良いくらいの評価で良い。

ジオグリフ

前走絶好位から伸びを欠いての3着でイクイノックスを倒した皐月賞馬としては全くの期待外れの内容。あれくらいの内容であれば勝利までは見づらく、枠次第でというような評価でいい。

スタニングローズ

絶好の舞台だが約1年ぶりの競馬をどう見るかだけ。秋華賞のように楽に先行して馬場の恩恵を受けてどこまでか。

ステラヴェローチェ

前走の復活劇はかなり嬉しかったが、絶好位からの競馬にしてはかなり物足りない内容で、全盛期程の能力を出しきれないことが伺える。実績的には最上位だが、前走くらいの内容であれば展開や馬場の恩恵を受けた時に少し抑える程度で、基本的には当落線上くらいでいい。

ソールオリエンス

持っている能力はタスティエーラと互角でここでは実績、能力的には最上位で負けられない一戦ではあるが後方からになってしまう脚質のために馬場や展開により取りこぼすことも。

タスティエーラ

ソールオリエンス同様ここでは負けられない一戦である。また、前にもいけるのでソールオリエンスよりは軸向き。

ハーパー

能力的には古馬G1でどうにかという感じもしないけれども、今回周りを見渡してみれば他に実績もある馬もいないことと、競馬が上手くできるためイン有利の馬場になった時には他を出し抜く可能性も。

ハヤヤッコ

歳の割には堅実に走るが弱いメンバーが相手の時のみでこのくらいのメンバー相手ならば馬券内に来るのは厳しい。

プラダリア

崩れなく堅実に走り、近走は結果がつき始めているが、有馬記念の走りを見る限りはタスティエーラ、ソールオリエンスの方が上で、わざわざ本命級の評価を与える程の馬ではなく、相手上位くらいというイメージで良い。

ベラジオオペラ

プラダリアと同等程度の能力を持つということでプラダリアと同じくらいの評価を与えれば良い。

ミッキーゴージャス

力をつけ、連勝中で底を見せていないものの小倉の弱いメンバーを相手にしての結果で、急激なメンバー強化となるため厳しい戦いになるのは間違いない。また、前に行ける脚質でもないため展開的に恵まれやすいということもなさそう。

リカンカブール

前走は勝利したものの、チャレンジカップで負けていることを考えて、その時の上位がそのまま今回の上位勢であることを考えると厳しい。

ルージュエヴァイユ

エリザベス女王杯2着の実績はあるものの、京都記念8着の結果が示しているように能力的には通用するとは言い難い。上手く先行してどこまでかという感じか。

ローシャムパーク

オールカマーで衰えていたとはいえ楽に先行したタイトルホルダーを差し切っており、主役不在のここでは本命候補。外を回らされすぎなければこれも軸候補でタスティエーラとどちらが良いか?

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