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皐月賞

参考レース

朝日杯フィーチャリティーステークス

朝日杯FSからは勝ったジャンタルマンタルと2着のエコロヴァルツが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
ジャンタルマンタルはハイペースを好位からレースを進め押し切るレースで競馬も上手いし川田が上手く乗ったよねと言われたらそれまでだが完勝と言った感じ。
エコロヴァルツは後方イン追走で直線外に出す感じで展開が向いた側面もあるため着差通りの評価が妥当。

ホープフルステークス

ホープフルステークスからは勝ったレガレイラ、2着シンエンペラー、3着サンライズジパング、5着ミスタージーティー、6着シリウスコルトが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
レガレイラは牡馬相手にも関わらず外を回ってまとめて差し切る非常に強い競馬。
シンエンペラーは3番手の絶好位からのレースだったのにも関わらず差し切られているのでレガレイラとは着差以上の力差があった。
サンライズジパングは勝負所でシンエンペラーに寄られた影響もあり着差はあったもののシンエンペラーとは力差があまりないと見るのが妥当。
ミスタージーティーはスタート出遅れた上に外に寄れたこともあって後方から外を回した。ただコーナーで上手く内に入れたと思ったら勝負所で前が開かずに減速した大きな不利があったのでレガレイラ以外の上位には差が無く逆転の可能性も。
シリウスコルトは6着で力差的にはそこまでないものの、上位組にはやや劣る感もあるのでここでは基本的には通用しないと見るのが妥当。

京成杯

京成杯からは勝ったダノンデサイル、2着アーバンシックが出走予定。
トラックバイアスは少しイン有利。
ダノンデサイルは好位追走からの結果であまり強いとは言えない内容だった。
アーバンシックは位置取りの差だけで差し切れなかっただけでありダノンデサイルとは差のない能力で展開や馬場で着順が入れ替わると見ていい。
ただ京成杯は見たらわかるように勝ったダノンデサイルが京都2歳ステークスで負けていたり、その他も重賞に出てきていなかったり負けていたりと弱いメンバーだった感は否めない。

若駒ステークス

若駒ステークスからは勝ったサンライズジパングが出走予定。
トラックバイアスはフラットだけれども重馬場適性がいるような馬場。
サンライズジパングは馬場が悪いのにも関わらず後方から直線でまとめて差し切っての勝利。コーナーで手応えが悪すぎてどうかなと言う感じだったけれども差し切ったことは評価したいが、小頭数で相手も弱すぎたためホープフルステークス3着馬ならばこのくらいやってもらわなければ困る。

共同通信杯

共同通信杯からは勝ったジャスティンミラノ、2着ジャンタルマンタル、5着エコロヴァルツ、7着ミスタージーティーが出走予定。
トラックバイアスは少しだけイン有利。
ジャスティンミラノは2番手から押し切っての勝利。3着に力のないパワーホールが逃げて残っているようなスローペースだったのでジャスティンミラノは前残りの展開に恵まれたと言って良く、底は見せていないものの、G1で同じような楽な競馬にならないことを考えると人気になるようであれば手放しで評価してもいいとは思えない。
ジャンタルマンタルは位置取りの差だけでペースが遅くなりすぎず、朝日杯だけ走れば逆転も。
エコロヴァルツ、ジャスティンミラノはあまりにも掛かって競馬になっていないことを考えると度外視可能だが、エコロヴァルツは好位のインにいた分こんなものかと言う印象も。

すみれステークス

すみれステークスからは勝ったサンライズアースが出走予定。
トラックバイアスはややイン有利。
サンライズアースは道中後方の周りに馬がいないところからペースが遅すぎると見たか一気に先頭まで駆けて行っての勝利。強い内容ではあったものの、スローペースを前目から押し切った側面もあり、相手も弱すぎたため今回急激な相手強化がどう出るかというところ。

弥生賞

弥生賞からは勝ったコスモキュランダ、2着シンエンペラー、3着シリウスコルトが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
コスモキュランダはスローペースを嫌って後方から一気に先頭近くまで行ってそのまま押し切り。逃げたシリウスコルトが3着に残っていて、馬券内は先行馬のみなので展開の助けがあった。
シンエンペラーも同様で前にいた馬を捕えられなかっただけと見ればいいんだけれども、このくらいの相手であることを考えたら物足りない感も。
シリウスコルトはスローペースで逃げただけなので。

スプリングステークス

スプリングステークスからは2着アレグロブリランテ、三着ルカランフィーストが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
アレグロブリランテはスローペースで楽に逃げた上に勝ち馬のシックスペンスに0.6差つけられているので。このくらい相手になると厳しい。
ルカランフィーストも好位から着差をつけられて居るので相手強化にもなるので厳しい。

若葉ステークス

若葉ステークスからは勝ったミスタージーティー、2着ホウオウプロサンゲが出走予定。
トラックバイアスはややイン有利。
ミスタージーティーは折り合ってインの絶好位からのレースで勝ち切った。ただスローペースで楽に逃げたとはいえホウオウプロサンゲを交わしただけの内容でホープフルステークスの内容から考えて少し物足りないかなという印象。
ホウオウプロサンゲは上記の通りイン有利でスローペースで楽に逃げただけなので。

コース解析

中山2000mは1コーナーまでの距離は405m。最初のコーナーまでの距離が十分あり、コース的に有利不利はない。

トラックバイアス想定

先週はフラットだったので今週も天気など特段変化がない限りは変わらない。

全頭診断

アレグロブリランテ

スプリングステークス2着はスローペースで逃げただけで、シックスペンスに0.6差つけられているのでここでは相手強化もあり厳しい。

アーバンシック

京成杯は前残りの中唯一差してきた馬なので強かった。ただ京成杯のメンバーも少し疑問が残るので、差し展開であれば少し抑えるくらいでいい。

ウォーターリヒト

冬ではいい感じに穴を開けてきたがスプリングステークスではスローペースの前残りだったとはいえ負けすぎ感もあるので、ただ単に相手が弱かっただけだった。ここではさらに相手強化になるので厳しい。

エコロヴァルツ

共同通信杯ではあまり競馬にならなかった感もあるが、物足りない感もあるので朝日杯で2着に来た実績はここでは少し厳しい。

コスモキュランダ

弥生賞勝利もスローペースで早めに捲って前残りの展開を受けていたので、弱くは無いと思うがここで上位争いを演じるほど強くもなさそうなので、これが勝つくらいの弥生賞組は弱かったよねという評価で良さそう。

サンライズアース

前走は着差以上に強い内容ではあったものの、強い馬はトライアルを使うこともあってメンバーには疑問で、またここまで上手くいくのかなという感じ。ハマってこんくらい走ってどこまでという感じなので少し抑える程度でいい。

サンライズジパング

ホープフルステークスの内容はシンエンペラーと大差無くここでは押えるべき1頭である。ただレガレイラとは差がありそうなので2、3着くらいの評価が妥当。

ジャスティンミラノ

共同通信杯ではG1馬のジャンタルマンタルに0.2秒差つけての勝利でメンバー的なところを考慮した場合にはレガレイラの対抗としてあげたいが、あまりにもスローペースで、その展開に恵まれたことを考えたらペースが上がった時にどうなるかはわからない。
ただまだ底を見せていなくて、このメンバーで快勝できるのであれば当然上位評価をするのは妥当かなという印象。

ジャンタルマンタル

競馬が上手いような馬で、それに川田が乗ったら安定した成績になるよなという感じだけれどもそこまで強そうには見えない。ただ共同通信杯では位置どりの差だけでジャスティンミラノとの逆転もあり得るのでジャスティンミラノに評価を与えるのであればこの馬にも高い評価を与えなければならない。

シリウスコルト

前走はスローペースで楽に逃げて前残りの展開の助けを受けていたのに止まっていることを考えたら、相手強化で、先行馬も多そうな今回は楽な展開にならなさそうなことを考えたら厳しい。

シンエンペラー

競馬の上手い馬でいつも崩れなく走るタイプではあるので安心して見れる一方、弥生賞での負けは不利はあったものの少し情けないと思ってしまったのでこの2そうくらいの走りで人気に成るようであれば少し疑問を持たなければいけない。ただ強い差し馬達を出し抜ける展開になれば押し切ることもなくは無いとは言い切れない。

ダノンデサイル

京成杯勝ったものの、相手も弱い中で好位から流れに乗っての勝利なのでこれよりかはアーバンシックの方が少しいいかなという感じ。

ビザンチンドリーム

前走は着差以上に強い内容での勝利だったが、その後のきさらぎ賞組を見るとかなり弱かったから差し切れたとも見れるので差し展開になった時の相手候補の1頭くらいの評価でいい。

ホウオウプロサンゲ

前走は楽に逃げただけで相手もかなり弱かったので馬券的には要らないかな。

ミスタージーティー

ホープフルステークスは不利さえなければ上位にもっと迫ったかなという内容で悪くなかったが、前走は勝ったものの少し疑問が残る内容だったので少し悩みどころになる1頭。まあホープフルくらい走れば好勝負は演じられるので押さえ程度の評価を与える。

メイショウタバル

前走はシンザン記念を勝ったノーブルロジャーに1秒差つけての勝利なのでかなり強かったが展開に全くケチのつけようが無いかと言われればそうでは無いのだけは注意。ただ能力的に底を見せていない感もあるので楽に先行した場合には逃げ切りに注意を払う必要がある。

ルカランフィースト

前走は前残りの展開で離れた4番目での3着で着差も着差なので厳しいと見ていい。

レガレイラ

ホープフルステークスでは次元が違うくらいの内容で、この時の上位メンバーも順当に勝ち上がってきて居るので、牝馬だけれども今回の皐月賞はこの馬中心に回って居ると言っても過言では無い。当然追い込みが届くかどうかというところはあるが本命視していい馬である。

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