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天皇賞春

AJCC

AJCCからは勝ったチャックネイトが出走予定。
トラックバイアスはフラットだったものの、直前まで雨が降っていたこともあり重馬場適性が必要になるような馬場。
チャックネイトは2着のボッケリーニが先に抜け出したところ、差し返しての勝利。道悪適性が出たことが大きかったかと思われる。能力的にボッケリーニと同等くらいかと見ればG1ではどうしても厳しいくらいか?

ダイヤモンドステークス

ダイヤモンドステークスからは勝ったテーオーロイヤル、2着サリエラ、3着ワープスピードが出走予定。
トラックバイアスはややイン有利。
テーオーロイヤルとサリエラはサリエラの真後ろにテーオーロイヤルが入る形でテーオロイヤルが差し切った形。サリエラが気を抜いた際にテーオーロイヤルがやや差をつけた形でこれが無ければサリエラが勝っていたかもという感じなので能力的には基本的に差が無いと見て良い。ただ斤量差も考慮した場合テーオーロイヤルが再度先着する可能性が高い。
ワープスピードはイン有利の馬場の中インにベッタリついての3着なのでこれは展開と馬場に恵まれたと見ていい。

松籍ステークス

松籍ステークスからは勝ったゴールドプリンセスが出走予定。
トラックバイアスはイン有利。
ゴールドプリンセスは2着以降に着差をつけての勝利ではあったが、レースでは馬群の離れたところを追走しての勝利で展開の助けがあった。
また、条件戦でも長距離ということもあってかなりの弱いメンバーが集まっていたので今回は相手強化になる。

阪神大賞典

阪神大賞典からは勝ったテーオーロイヤル、2着ワープスピード、3着ブローザホーン、4着プリュムドール、6着サヴォーナ、7着ディープボンド、8着メイショウブレゲ、11着シルヴァーソニックが出走予定。
トラックバイアスはイン有利。
テーオーロイヤルは3番手の内目を追走しての完勝で5馬身の着差をつけたが展開と馬場の助けがあったことには間違いないがそれでも完勝だった。
ワープスピードは完璧な騎乗もあり展開と馬場の恩恵を受けていて5馬身差つけられているのでテーオーロイヤルよりはかなり劣る。
ブローザホーンは追走こそインに張り付いていたがコーナーでちょっとずつ外に出していって差し切れなかっただけなのでワープスピードよりは上の評価を与える必要がある。
プリュムドールも差し切れなかったがこれは終始インを追走して直線で外に出しただけなのでこれも高い評価は不要。
下位組ではサヴォーナ、ディープボンド、シルヴァーソニックは外目を追走していたので力を出しきれなかったと見て、これまでの長距離適正を考えれば見直し可能。
メイショウブレゲは後方の内目を追走して伸びてないので通用しない。

御堂筋ステークス

御堂筋ステークスからは勝ったスマートファントムが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
スマートファントムは出遅れ気味で後方からのレース。直線挟まれるもものともせずの勝利。
ただ小頭数で相手もかなり弱かったこともあったのでここでは厳しい。

コース解析

向正面半ばからスタートして最初のコーナーまでは417m。枠順やコースによる有利不利はあまりない。

トラックバイアス想定

先週は開幕週でややイン有利だった。継続かフラットになるか見極める必要がある。

全頭診断

ウインエアフォルク

強い相手には全く通用していないので。

ゴールドプリンセス

前走長距離戦を勝利も相手がかなり弱かったので、急激な相手強化で厳しい。

サヴォーナ

好走した菊花賞、日経新春杯の内容から他に上位の馬もいるのでここでは相手候補の一頭。前残りの展開や馬場の時に取り上げれば良い。

サリエラ

ダイヤモンドステークスではテーオーロイヤルとは僅差で、テーオーロイヤルが阪神大賞典であれだけの走りをするならばとりあえずで買っておいてもいいはず。ただ差しの届く展開や馬場は必要になる。

シルヴァーソニック

前走は外を回ったとしても負けすぎ感はある。ただ去年の3着くらい走ってどこまでか?という感じ。

スカーフェイス

重賞でも通用しないような馬なので厳しい。

スマートファントム

前走はメンバーレベルがかなり弱かったことを考えたら今回は急激な相手強化になる上に、通用しそうな感じもないので。

タスティエーラ

能力上位なのは間違いないが前走内容があまりにも良くなく、悩みの種になる1頭。スタミナ勝負だった皐月賞が1番のパフォーマンスだったことを考えるとスタミナ勝負の方が良さそうだが…?
能力さえ出しきれれば当然筆頭候補。

チャックネイト

AJCC勝利もかなり特殊な条件で能力がどの程度かは測りにくくなんともいえないが、G1で勝ち負けというレベルには見えないので相手候補の1頭くらいの評価でいい。

ディープボンド

前走は負けすぎ感も否めないが、昨年も同じような状況から2着に来ているので侮れない。長距離のスタミナ勝負になればこの馬の右に出るような馬もそうそういないので展開や馬場の助けがあれば4年連続の2着は狙えるだろう。

テーオーロイヤル

長距離戦では崩れなく走り、阪神大賞典では力をつけていることを示した。あれだけ走れば主役不在の天皇賞春では当然筆頭候補である。

ドゥレッツア

昨年の菊花賞馬。金鯱賞ではプログノーシスに5馬身差つけられて負けたが、内外でかなりの差があったように見えるのでこれで弱いと決めつけてしまうのは間違いである。

ハピ

迷走中。前走の内容ならば買う必要はない。

ヒンドゥタイムズ

G3くらいでは人気以上に走るのでいいのだが、レベルの高いところでは通用していないのでG1では厳しい。

ブローザホーン

前走は着差ほどテーオーロイヤルとの能力差は大きくなく展開や馬場によって逆転も可能。
また、日経新春杯では今回人気になりそうなサヴォーナあたりにも完勝してるのでここでは逆転まで。

マテンロウレオ

競馬の上手く、昨年の天皇賞春でも4着に来ているような馬。ただ近走の内容は実績と比べたら物足りない感もある。ただ先行馬が今年はいないので競馬の上手いところを出せたら可能性もなくはない。

メイショウブレゲ

前走の内容ならば厳しい。

ワープスピード

長距離戦を安定して走るも急激な相手強化でこれまで通り上手く競馬をしてどこまでかという感じ。
ただ先行馬もそこまでいないので再度好位のインからレースを進めればチャンスはある。

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