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NHKマイルカップ

参考レース(NHKマイル)

サウジアラビアロイヤルカップ

サウジアラビアロイヤルカップからは勝ったゴンバデカーブース、2着ボンドガール、3着シュトラウスが出走予定。
トラックバイアスは開幕週だったがフラット。
ゴンバデカーブースは最後方ポツンと1頭レースを運び、ボンドガールとシュトラウスを差し切って2馬身差つけての勝利。
ボンドガール、シュトラウスは出遅れた上に掛かりまくって、他が弱かったために上位には来たもののレースにならないような状態だった。
これだけで勝負付けが済んだかと言われると当然そうでは無く、2頭が気持ちよく走れていたら?と言われるとわからないレースだった。ただシュトラウスはその後東スポ杯こそ勝ったもののその後は気の悪さが原因であるものの負け続き。ボンドガールもニュージーランドトロフィーで微妙な成績だったために、この中で上位だよねとは言いづらい。それでもゴンバデカーブースは底を見せていないので長期休養明けをどう見るか次第。

ファルコンステークス

ファルコンステークスからは勝ったダノンマッキンリー、5着ロジリオン、9着シュトラウスが出走予定。
トラックバイアスはイン有利。
ダノンマッキンリーは後方外目から差し切ってこれは着差以上に強い内容でこのメンバーの中では2枚も3枚も抜けている内容。
ロジリオンは1枠から内目で脚を溜めたのにも関わらずこの内容。
シュトラウスは多分競馬を教える的な位置でレースに参加していなかった感が強かった。ただそれでもレースにならないほど掛かっていたのでかなり気の悪い馬であることがわかる。
レースレベルに関してはダノンマッキンリーが1番強く、それ以外は1400m戦であることなど見てわかる通りそこまで高くなさそうなのでダノンマッキンリーを抑えるくらいでいい。

毎日杯

毎日杯からは2着のノーブルロジャーが出走予定。
トラックバイアスはイン有利で重馬場適性が求められているような馬場。
ノーブルロジャーは2番手のインからのレースだったがメイショウタバルに惨敗した。
メイショウタバルがここまでの着差をつけた要因としてはメイショウタバル以外の全てと馬が外に集まったことで余計に着差がついた感もある。

桜花賞

桜花賞からは2着アスコリピチェーノ、11着イフェイオンが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
アスコリピチェーノは中団後ろ目の外から差してきての2着で、トラックバイアス的にはフラットだったものの、ステレンボッシュより1頭分外を回っていた距離ロスや、勝負所でステレンボッシュに外に弾かれたことを考えるとステレンボッシュとの差は1馬身近くあったものの、着差ほどの差は無かったと考えていい。
イフェイオンは馬群の中で掛かってしまったとしても負けすぎなのでここでは厳しいはず。

皐月賞

皐月賞からは3着のジャンタルマンタル、16着のウォーターリヒトが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
皐月賞はメイショウタバルが離し逃げを打って後続はミドルくらいで進んだかなという感じで、ジャンタルマンタルは直線で勝ちに行って完全に抜け出したかなという感じだったところを上位2頭に差されてしまった。レース内容としては非常に良く、距離適性とかも少しあったかなという感じではあるが、それよりかは早めに抜け出した分といった感じなので今年の牡馬のトップクラスに立つ馬の1頭であると言い切れるレースだった。
そんな馬がクラシックに出れなかったような馬の集まりに来たら当然2、3枚抜けているという評価を与えて良い。
ウォーターリヒトは後方からそのままの16着で見どころは無かった。

ニュージーランドトロフィー

ニュージーランドトロフィーからは勝ったエコロブルーム、2着ボンドガール、3着ユキノロイヤルが出走予定。
トラックバイアスはフラット。
ニュージーランドトロフィーはかなりの内前有利の展開で内目を先行していたエコロブルーム、ボンドガールが1、2着で逃げたユキノロイヤルが3着のレース。ただエコロブルームは直線で前が塞がり急な進路変更で再加速を求められたが3\4馬身差つけて差し切ったので非常に強い内容。ボンドガール、ユキノロイヤルは内前有利の展開に恵まれただけなので厳しいという評価でいい。

アーリントンカップ

アーリントンカップからは勝ったディスペランツァ、2着アレンジャー、3着チャンネルトンネルが出走予定。
トラックバイアスはややイン有利。
ディスペランツァはスローペースを豪快に差し切ったと見れば強いがインコース有利のトラックバイアスでインで脚を溜めることができた結果だと見れば?
アレンジャーは2番手のインから惰性での2着でスローペースのレースの展開の助けを受けていた。
3着チャンネルトンネルも内目から差してきているのだが位置取りの差を考えたら着差ほどディスペランツァとの能力差はない。
レースレベルについてだが王道路線で通用しなかったディスペランツァと条件戦でも負けているアレンジャーとチャンネルトンネルということでかなり低いレースレベルだったことがわかる。よって全部買わないか展開や馬場に恵まれそうな時にディスペランツァとチャンネルトンネルを少しだけ押さえる程度でいい。

コース解析

向正面の奥からスタートし、250m地点までは緩やかな下りが続く。3コーナーまでは約550mほどの直線。そして直線は525m。コース形態的にも有利不利はなく、トラックバイアスによりレース内容がよく変わるレースなのでトラックバイアスには注意が必要。

トラックバイアス想定

先週はフラット。

全頭診断

アスコリピチェーノ

世代G1で連続好走をしているように世代トップであるこの馬はここでも好走必至。ジャンタルマンタルがいることが可哀想だが今年の牝馬のレベル次第では全く勝てる可能性がないとは思えない。

アルセナール

クイーンカップ2着からの参戦だが前走内容はクイーンズウォークの方が数段強い内容だったが、そのクイーンズウォークが桜花賞の内容が大したこと無かったと見れば、G1では厳しい。

アレンジャー

前走は内前有利の展開と馬場に助けられての2着なので、相手強化にもなり同じくらい展開と馬場に恵まれても基本的には厳しそう。

イフェイオン

前走は馬群の中で掛かってしまって能力を出し切れなかった。ただそれながなかったとしても負けすぎ感もあるので桜花賞と同じくらいのメンバーが集まった今回は厳しい。

ウォーターリヒト

人気以上に走るタイプだが、スプリングステークス、皐月賞と相手が強くなって全く通用していない。ただ今回は戦ってきた王道路線のメンバーよりかなり弱くなるのでチャンスが無いわけではない。

エコロブルーム

ニュージーランドトロフィーは不利がありながらも差し切っており非常に強い競馬。ただ内前有利の展開の助けとレベルが低かったことの助けはあった。
また、シンザン記念ではノーブルロジャーに完敗しているので、トライアル組では1番強かったが別路線組との対戦には疑問が残る。

(回避)

エンヤラヴフェイス

デイリー杯でジャンタルマンタルと着差ほどの力差はないかなという競馬をしたため、いいかなとは思っていたが、近走負けすぎなので今回も同様に厳しいのではないかなという印象。

キャプテンシー

ニュージーランドトロフィーでは最下位で全く通用していない。勝ったジュニアカップも内前有利の展開と馬場で逃げ切っただけなので微妙。これに負けた奴らも権利は手に入れているが当然要らないという判断でいい。

ゴンバデカーブース

ホープフルステークスで本命候補だっただけにここでは期待も、蓋を開けてみれば強いかなと思っていたボンドガール、シュトラウスが弱そうだったことでこの馬に対する興味も失う。
ジャンタルマンタルを逆転する能力を秘めているかと言われればそれは微妙で、多頭数は未経験だし長期休養明けであり不安要素もそこそこある。
ただ未だ底は見せていないので気持ちよく走って差し展開でどこまで

シュトラウス

前走、前々走は気の悪さから競馬になっていないので度外視可能として東スポ杯もレベルは高く無かったしわざわざ高い評価を与える必要は無い。
レースだけは壊さないでほしい。

ジャンタルマンタル

皐月賞3着は一旦は抜け出し勝ったんじゃないかと思わせる競馬で、勝った馬が強すぎただけ。また、朝日杯を勝っていて2歳王者になっている。よって本命級の評価を与える。

ダノンエアズロック

弥生賞では人気を裏切り見せどころのない大敗。ただホープフルステークスで非常に強い勝ち方をしたレガレイラなど今年のクラシックの中心となるような強いメンバーと戦っているので相手弱化で巻き返してもおかしくない。

ダノンマッキンリー

ファルコンステークスは着差以上に強い勝ち方で勝ったものの朝日杯では大敗でジャンタルマンタルとの格付けは済んでいる感も強く、ただ1400mの弱いメンバーの恩恵を受けていた可能性が高い。
ただ今回は前目で競馬する馬も多そうでペースが流れて差し展開になればチャンスは回ってくる。

チャンネルトンネル

アーリントンカップでは3着で権利獲得もかなり低調なメンバーのレースで、ディスペランツァとはあまり差のない競馬もアーリントンカップ組を買いたいかと言われたらそうではないので。

ディスペランツァ

アーリントンカップは直線でなかなか前が開かず右往左往していたロスがあったので強い内容ではあったが、イン有利の馬場で内で脚を溜めていた結果でもあった。また、メンバー的にかなり低調で全部買いたくないが、未だ底を見せていないので展開や馬場に恵まれそうな時に押さえ程度の評価を与える。

ノーブルロジャー

シンザン記念を勝って、毎日杯2着もどちらもメンバーレベルには疑問。ただトライアル組の中でシンザン記念で完勝したエコロブルームであることからそれ以下しかいないと考えたら押さえ程度の評価を与えてもいい。

ボンドガール

伝説の新馬戦組として話題になり負かした相手が2歳重賞などを勝ちまくっていたことからかなり強いのではないかと思ったが、G1では軒並みその連中が負けていることと、前走の内容があまりにも悪かったことで大したことはないのでは?という印象に。よって今回は前走くらいの内容では高い評価は不要である。

マスクオールウィン

全走は見どころもなくあれくらいの内容では厳しい。

ロジリオン

ファルコンステークスではダノンマッキンリーに力負けなのでここでは通用しない。

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