むもむも
日記とか更新履歴とか技術の話とか、こちらでいろいろ書こうと思います! よろしければお使いください! どんなツール? ・(!)(?)の後のスペースが抜けていたら、スペースを挿入してくれる。 ・(。」)の(。)を削除してくれる。 etc. Googleまたはtwitterで「ラノベ文法変換くん」と検索してみてね!
ちょっぴりエッチだけどこう見えてけっこう真面目な設定のラブコメ! 笑いあり感動あり! 兄が妹への愛(家族愛?)をひと筋に貫き通すために奮闘する物語です。 ただし! <b>浮気したら即死刑</b>! しかし! 兄はとある理由から3人の猫耳少女もデレさせる! なのに! 兄が3人の猫耳少女にデレたら浮気したことになる! この矛盾した状況で兄はどう生き抜くのか、その続きは本編にて。 この作品は「小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n2999fq/)」にも掲載しています。 表紙画像の一部にはおこめ2号様のイラストを使用させていただきました。 https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=Sw1I0ZIS&area=1
魔王さまが転生して猫になったようです。 魔王さまは、叡智を授かりし王として魔界に君臨していたようですが、 何の因果か、私たちのいる世界に猫として転生されてしまいました。 でも、そこは魔王さま。 じっくり焦らず魔界に戻るチャンスをうかがうことにします。 また、ついでだからと私たちのいる世界も征服しようと計画しているようです。 そんな、魔王さまのほのぼのとした日常を本編にてお楽しみください。 ーーー 1話ずつ完結するように書いて行こうかと思います! 小説家になろうにも掲載しています。
お恥ずかしい話、今までライトノベルの文法を結構無視して書いていたな思い、過去の文章を直そうとしたら…… あ゛ーー‼︎ と発狂してしまいました。 自動でできないかと思い、やっつけ作業ですがツールを作ってみました。 せっかくなのでみなさんにも使っていただけたらと、webにツールをあげてみましたので、よろしければお使いください! ※ツール作るのに夢中になって、過去の文章は修正できていませんが……w 昨晩作ったばかりなので、精度の低さや不具合などあるかもしれませ
親グモは前足にぶら下がってピクリとも動かないルコをいちべつすると、その足をなぎ払いルコを草むらへと投げ捨てた。 「く、くそぉおおお!!」 その一瞬をついて俺は目の前にある目的地へと残る力を振り絞り走り出した。 一刻も早くルコの元へ駆け寄りたかったが、それはこの一瞬の隙を作ってくれたルコの好意を裏切ることになる。 その様子を見た親グモは俺が思い出の核へ近づいている事に気がついたのか、俺の後を追って動き出す。 全速力で走っている俺の背後から、地鳴りのような足音が
俺様は俺様だ。名なんて忘れたぜ。 俺様はこのシマ(ご近所)を治める頭だ。 このシマでのいざこざは俺様が黙っちゃおかねぇぜ。 だが、この俺様でも敵わねぇ奴が最近になって現れやがった。 あれはいつもの昼下がり、狩りを終えた俺様が爪の手入れをするためにお気に入りの寝床にやってきた時のことだ。 ∧ ,, ∧ ∧ ,, ∧ ∧ ,, ∧ ∧ ,, ∧ (=・ω・)(・ω・=)(=・ω・)(・ω・=)
「う……うわーーーー! な、なんでーーー!? 俺の、俺の、俺の腕腕腕!?」 気づいたら腕がないなんて、普通の神経の人間ならパニックになって当然だ。 「腕がぁ! あれ? でもなんで!? 痛くない……?」 パニックにより痛覚が遮断されたのだろうか、痛みは感じなかった。 「だ、大丈夫ですの?」 「あぁ。なんだか痛みはないんだけど感覚が……」 『タカシちゃん、大丈夫よぉ。そいつは思い出の中のタカシちゃんの一部を食っただけだから致命傷にはなってないはずよぉ。ただ神経が切
「ルコ!」 記憶を整理した俺は、感極まってしまったのだろうか、気づいたら人間の姿に戻ったルコを抱きしめていた。 「あの。離してくださいます?」 「あ、ごめん。」 ルコは俺とは目を合わせず顔を背けて、いたって冷静にそう告げた。 なんだろう、修学旅行で一人ではしゃいでしまった時のような羞恥心で顔から火が出そうだ。 腕から離れたルコは、俺に背を向けて数歩進むとその場にうずくまった。 肩が上下しているところを見るに息が荒くなっているようだ。 抱きつく力が強かったの
我輩は魔王である。名はトラ吉。 今日ものどかで良き日である。 魔界におった頃とは雲泥の差だ。 あの頃、魔王城にはしばしば招かれざる客が来訪しておった。 たまに下僕どもでは太刀打ちできん魔獣なども現れるものだから、魔王である我輩が自ら手を下すこともある。 いや、別に億劫だった訳ではないのだぞ。 それに比べて、この世界では退屈ではあるのだ。 だが、平和とはやはり良いものである。 こうやって寝転がって季節の移り変わりを感じるのもまた一興なのだ。
我輩は魔王である。名はトラ吉。 この世界の猫という種族は、時折虚空を見つめるとの事で騒がれる。 だが実際に猫になってみればその理由もわかるというものだ。 ーーー 今日は主人①②が何やら夜だというのに騒々しいのだ。 「ちゃーちゃん、きっと見えてるんだよ。」 「いやいや、そんな幽霊だか妖怪だかいるわけないだろ。」 何をくだらんことを。 どうやら、我輩が見ている先に何があるのかで言い争っているようだ。 この世界の人間はどうにも平和ボケしておるようだな
「あれ、なんで俺はここにいるんだ?」 俺はいつも寝る時に着ている短パンとTシャツ姿でそこに立っていた。 しかも靴も履いておらず素足だ。 コンクリートの感触が足の裏に直接当たって少し痛い。 俺はここがどこなのか知っていた。 たしか祖父母の家の近所だ。 だが、所々が俺の記憶とは異なっている。 特に違和感を感じていたのが目の前にある駄菓子屋だ。 両親がまだ生きていた頃は祖父母の家によく帰省していて、その際に俺とスズは祖父と手を繋いでこの駄菓子屋までよく歩いたの
我輩は魔王である。名はトラ吉。 ここ最近、我輩は屋敷に持ち込まれる「だんぼーる」の動向を探っておる。 それは「だんぼーる」の安定的な供給を実現するための調査なのだ。 だが、調査を進めるうちに、なにやら主人たちが怪しい動きをしていることに気づいた。 どうやら、主人たちが「だんぼーる」を溜め込んでいるようなのだ。 「だんぼーる」は優秀な素材である。※第14話を参照 主人たちはそれに気づき、何か良からぬ事を企んでいるに違いない。 さらに怪しいのが、ある
「きゃーー!」 俺は女の子のような叫び声をあげて布団から飛び起きた。 あろうことかルコは俺の短パンの裾に頭を突っ込んできたのだ。 そんなことされたら誰だってびっくりはする。 だが、飛び起きた本当の原因は短パンの裾に頭を突っ込まれたことではなく、俺の内股に触れたルコの感触に驚いたのだ。 その感触は俺が想像していたものと全く異なっていた。 ちなみに、ルコが「行き止まり」に到達する前に俺が飛び起きたので、ルコと俺の純潔は保たれている。 「う〜」 俺は飛び起きて布
我輩は魔王である。名はトラ吉。 早朝、寝ている主人たちをおちょくり、網戸の前でいつものようにチャッピーたちを待っている。 朝は涼しくて風が心地よい。 「ちゃーちゃん、涼しいうちに散歩行ってみようか。」 主人①よ、散歩とは聞こえが悪いが、要は我が領土(なわばり)の拡大であるな。 よかろう。 魔王たる我輩の領土(なわばり)に相応しいか視察してくれようぞ。 「お、やる気満々だね? ちゃーちゃん、じゃぁこれつけるよ。」 な、なんだその拘束具は。 我輩
「なんでこんなことに……」 俺は何もない真っ暗な自分の部屋で布団に入ってルコを待っている。 ちなみに、俺が世界の再構築者として覚醒した際に部屋の家具はツキの同族により全て撤去されたため、ベッドは無く床に直接布団を敷いている。 先ほどの件で汗だくになってしまったのでシャワーを浴びてきたのだが、緊張からまた汗ばんでくる。 臭くないだろうかとTシャツの襟首を持ち上げてにおいを嗅いでみたが、とりあえずは変なにおいはしない。 そもそも、自分のにおいなんて他人しかわからないの
我輩は魔王である。名はトラ吉。 元いた世界で我輩は魔王として君臨……。 いや、もうそんなことはどうでも良い! ゆゆしき事態が発生したのだ。 これを見てほしい。 一見するとただの棒切れにしか見えんであろう。 だが、そう見えたのだとしたら愚かなことだ。 我輩にはわかる。 よく見るがいい。 この禍々(まがまが)しい樹皮の凹凸と曲線を。 魔界でも最奥のジャングルに住むと言われる伝説のドライアド・ドラゴンの表皮に瓜二つなのだ。 そして、何よ
「ただいまー」 俺たちはスーパーで買い物を済ませ無事家へと帰宅した。 だが、ルコの様子は相変わらずだ。 「タカシちゃぁん、おかえりなさぁい。今日のご飯は何ぃ? 何ぃ?」 玄関を開けるなり、ツキに出迎えられた。 俺を待っていたというよりかは、明らかに買い物袋の中身を気にしている。 「今日はカレーですよ。」 「やったぁ!」 そう答えるとツキは年甲斐もなく子供のように飛び跳ねてはしゃぎ出す。 「かれーってなんですの?」 「名前からして辛そうだ。」 「辛い
こちらの記事は小説投稿サイトノベルアップ様向けのものですが、noteでも報告させていただきます。 また、noteでのサポートも受け付けていますので、よろしくおねがいいたします。 https://novelup.plus/story/290453863/485962925 ※twitterでお知らせした内容をこちらにも記載いたします。 皆様、日頃から「魔王、猫になる。」を応援してくださいありがとうございます! いただいたノベラポイントで猫保護団体へ寄付させていただきました
我輩は魔王である。名はトラ吉。 我輩は叡智を授かりし魔王として元世界に君臨しておった。 大いなる力が必要な戦も数多く乗り越えてきたのだ。 戦の力とは、魔王単体での力ではなく、兵士の数と戦術だ。 戦術については我輩自ら指揮をとれば何の問題もないが、兵士の数は悩みどころだ。 我輩は優秀な眷族を多く従えていたが、戦に投じるほどの数ではない。 その数を補うために、我々魔族は自らの片割れから生まれる魔物(こけら)を利用する。 上流階級の魔族であるほど、より