派遣元責任者研修
3年ぶりに派遣元責任者研修を受けてきた。
関係のない人にはなんのことかよくわからない話だと思うが、平成30年に派遣法の大改正があって、派遣業をするにあたっては国への届け出と、派遣の責任者を置く必要を義務付けられた。
そこで立場的に自分がその責任者に該当するため任命されたわけだが、この派遣元責任者というのは免許制で3年に一度更新する必要がある。
そのための研修を受講してきたというわけだ。
ひとことで派遣といってもその形態はさまざまで、世間では一時期流行った「派遣切り」というキーワードや、「ハケンの品格」のドラマなどのイメージが強いだろうが、うちの会社でやっている派遣というのはそういうのとはちょっと違っていて、単純にお客様の環境下で作業をするほうがいろいろ都合がいいので、契約形態として派遣を取っているだけで、人出しをビジネスの根幹に置いているわけではない。
だが、こうした講習は一般的な派遣について学ぶ機会になっているので、もちろん知っておいて損はないが実務とはかなりかけ離れた知識も少なくないわけだ。
辛いのは、自動車運転免許と同じように、居眠り厳禁、スマホ操作厳禁の中で休憩をはさみつつも6時間みっちり先生の話を聞かなければならないことだ。
しかも労働基準法、労働者派遣法、職業安定法などの法律をベースとした授業なのではっきり言ってつまらない話を延々と聞かされている感覚だ。
まあそれでもビジネスをするためには絶対に必要なものなので、人柱だと思って受けるしかない。
しばらくは後任が出てこなさそうなので、あと何回かは受けないといけないだろうが、かなり自分にとっては時間の無駄遣いなので早くこの状況から何とか抜け出したいな。
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