海に聳え立つ夢の城・バブルの遺産ホテル川久に恋した話
和歌山にずっと夢見ていた城がある。
透き通るコバルトブルーの海に囲まれたオレンジ色のその城を知ったのは数年前。
調べれば調べるほどその美しい城の魅力に引き込まれていった。
その城の名はホテル川久という宿泊施設で、なんとこの城に泊まることができるという。
行かない選択肢は無かった。
コロナ禍になりいろんなモノや場所が突然失われる今。昨年ニューアカオが告知無く宿泊施設としての営業を終了するなど何が起こるかわからない時代になっていて、「いつか」の危うさを身をもって体感したことで