「クエスト攻略」case.39「コーチ業とキャンピングカー③内装編」
こんにちは。今日も今日とて趣味のお話。空想と構想の夢のお話だ。
今回は、先日の「座席の配置」の決断とその理由。ギリギリまで悩む所なので、正直今後変えるかもしれない。それでもちゃんと解説はするので、お付き合い頂ければ幸いだ。
それでは、はじまりはじまり。
前回のまとめ。
「コ」の字、「ニ」の字、「II」の字。
さて、座席の形はどうしたものか?という出題。
まず、「コ」の字の良いところ。
コレはかなり気に入っていて、
「ダイニングの広さ」
「個室としての完成度」
「ベットスペースは運転席頭上のみで隠せる」
「サイドソファの物置感」
が実に良い。後部座席も前後の配置なので、合計6人位までなら長時間の運転に付き合わせる事も可能。「電車の長旅」を車道で行えるのがメリットだ。非常におすすめ。
「ニ」の字の良い所。
コレが一般的なキャンピングカーの用途なら、かなり便利。後部に専用のベットスペースが固定されているので、家族4人が寝泊りする分には一切無駄が無い。
ただ今回は「コーチ業」に絡めるので、専用のベットスペースは物置として使うしかない。余程長旅で荷物を運ぶのでなければ、この用途ではオススメはしない。
「II」の字の良い所。
「圧倒的な空間の無駄の無さ」。
ほぼコレで確定だ。
実はキャンピングカーの出入り口に必要なスペースは結構大きい。
基本的には土足禁止なので、靴箱が必要になる。
また、家庭のL字型キッチンがそうであるように…
「角」というものは、どうしてもデッドスペースになる。
下記の画像を見て欲しい。基本的にはどちらも同じ車体がベースなのだが…
入り口が横だと、トイレスペースが削れている事に気が付いただろうか?
些細な違いかもだが、実は結構無視出来ない部分である。
実際に、膝を突き合わせてみると?
また、ココも大きなポイントだ。
このダイニングスペースは、頑張っても1.8m×2m迄が精々。そこから更に、座席の厚みや壁の断熱材スペースで狭まる。
そうなると対面した際、「Aさん」「Bさん」が所有出来る空間は…限界、約60cm〜70cm。
丁度親子で乗られていた記事があったので、こちらを覗いて見て欲しい。
うむ。正直、厳しい。
慣れ親しんだ家族でもちょっと躊躇う。
顧客との距離が、どうしても近すぎるのだ。
対策。
シンプルに、「斜めに向かい合う」or「カウンター席のように隣り合う」。
コレしかない。
実際、初見の人と真正面で密着する人はそういない筈だ。程良く視線の逃げ場がないと、顧客の負担も大きい。前者は占い師であれば基本ではあるし、後者なら応用で、ゲストを招いての動画収録も可能だろう。
どちらにせよ、個室のスペースを最大限に利用する以上、「II」の字が良さそうだ。
乗り心地は、どうしよう?
ココは完全に割り切る。もとよりトラック。流石に乗用車には勝てない。ならいっそ、乗車中の顧客の目線を外の景色に持っていった方が価値がある。
つまり、目の前の大きな窓をパノラマにして、観光的な気分を味わってもらう。何気にキャンピングカーの座席は、乗用車より大分高い位置にある。下部にガソリンタンクや荷物スペースを設ける為だ。
なので、キャンピングカーは確かに目立つ風貌であるが…歩道や車道からの視線はあまり気にしなくて良い。精々トラックやバスの目線だけなので、基本は左車線を走行していれば大丈夫。
なんならカーテンや木枠の窓を閉じて、「幌馬車」としての体験を連想してもらってもOKだ。この際、天窓を取り付ければ光が入るし、運転席の窓を開けておけば風が入る。そして雨が降れば音も入る。BGMに気を配れば、ちゃんとアトラクションとして成立するだろう。
まとめ。
「顧客との距離感」の都合により、「II」の字を選択。もとより顧客を長時間運ぶ訳ではないので、道中の快適性はカット。短時間の不便を体験として昇華させる、という訳である。
次回予告。
さて、ココらで一気にまくろう。何せ7月ももう終わる。よって後2回で決着をつけたい。お題はこうだ。
A.「靴箱」はどう解消する?
B.「災害時」はどう役立てる?
C.「背面」にドアをつけるメリット。
D.車内に更に「扉」を作りたい。その訳は?
の4点。
乞うご期待!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!