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「クエスト攻略」case.12「派生スキルの組み立て」

さて、今回は「IF」シリーズで用いた、才能Aと才能Bを掛け合わせた際の発現の仕方…「派生スキル」と名付けた部分について解説してみようと思う。とはいっても、そんなに難しい事はしていないのであしからず。それでははじまりはじまり。

①才能Aの特徴を書き出す。

まずはひたすらに書き出してみよう。仮に「着想」であれば…

アイデア出しが得意。/全く異なる概念を繋げられる。/興味津々。/ブレない軸を大事にする/閃きの快感/話がコロコロ移り変わる/飽きっぽい/エウレーカ!

などなど。まずはとことん広げてみるのが大切だ。

②才能Aを抽象化する。

では、その才能を「一言」でまとめると?という思考実験。私の場合は、「着想」を「雷」に喩えた。

閃きというスパーク/天と地を繋ぐ/信用できる避雷針に目がない/地上に火をもたらす/

などなど。この際無数の連想を行うので、より理解が深まる。

先の逆で、とことん狭めてみる訳だ。

③才能Aを持つ人を、とことん観察してみる。

さて、そこまで深く試行したら…やはり実際の才能持ちから学ぶのが良いだろう。幸い、無名時点の読者の方は、身近なコミュニティで一緒に依頼をしていただいたのでそれ程難しくない筈だ。

④その才能を「自分だったらどう使うか?」を考える。

ココは私の「戦略性」が多分に使われているが、別に「個別化」「親密性」の観察眼を使ったって良いし、「学習欲」「アレンジ」「内省」「分析思考」「原点思考」…正直なんでも使って良い。それらはあくまで動機の根拠であって、可能不可能を定義するものではない。重要なのは、あくまで人への「想像力」だ。

⑤では、掛け合わせる。

後は単純。才能Bに対しても同じ手順を踏んで想像するだけ。

「着想」×「個別化」なら、「飽きさせない」×「個性大好き」で「変人を好む」傾向があるだろう。「最上志向」の「リスペクト」も加われば「変人賛歌」になるし、「調和性」の「一体感」があれば「変人カーニバル」を好む事もある。「自我」の「目立ちたい」もあれば、「肉体改造」の場合もあるか。

似顔絵のコツは、特徴的な部分を大きく際立たせる事だ。逆にリアル路線だと、生々しくて引かれる事が多々あるので…こういった公開型ではオススメしない。

⑥ネーミングのコツ。

マンガやゲームに触れれば良し。

大真面目に、各クリエイターは徹底的に世界観を綿密に作り上げるためにめちゃくちゃ勉強している。彼らの作品に触れた上で、波長が合うならそれで良し。「抽象化」のスキルが高ければ問題ない。

まとめ。

ぶっちゃけると、どんな資質も「相性が悪い」という事はない。使いづらい時があるのは否定しないが…そも現実にその才能の組み合わせを持って生きている人がいる以上、そこに決して矛盾はない。であるならば、そのシステム的な矛盾を起こす事こそが「その人らしさ」と言えるのだ。

才能はあくまで、「その人」ありき。これからのキャラ経済時代においては、その個性こそが…とても希少性のある、唯一無二の武器として成り立つのだ。

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