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「クエスト攻略」case.26「キャンピングカーが良い。」

こんにちわ。今回はなんと割合にして0割10分、実に10%も詰まった実用性と、ほんの9割程度のささやかな趣味のお話をしようと思う。それでは、はじまりはじまり。

キャンピングカーって?

そのスマホは、一体何の為にあるのか。その検索デバイスを、何故活かさないのか。ググろう。全てはそこにある。

…成程。

面倒くさい。

それもそうか…。

であれば、そう、簡潔に。

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こんなんだ。

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とか

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こう。

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こういう事も出来る。

とはいえ外見が派手すぎるので、大半はハイエースの内装だけ弄った「バンコン」というタイプが多い。もっと廉価な軽自動車を使った「軽キャン」や牽引するだけの「トレーラー」もある。

写真のいかにもなタイプは「キャブコン」という。要はトラックをベースにまるっと箱ごと作りこんでいる。大半は5m×2mサイズなので、実は普通に駐車場に置けるのもメリットだ。(高さだけは3m級にもなったりするので難しいかもしれない。)

今日は「何でこんなんが欲しいの?」というお話である。

ミニマリストにとっては十分な広さ。

正直、あまり物に囲まれていると結構ストレスが溜まる。広い空間は割と良いけれど、どうにもごちゃっとしていると寛げない。必要なものと好きなものだけあれば良いので。いっそこうして全てが3歩で届く範囲にあるというのは非常に魅力的だ。

また、今日日殆どのモノはシェアが効く。

本なら図書館で、食料ならスーパー/外食、衛生は銭湯、洗濯はコインランドリー。

勿論自前で所持したほうがトータルで安い場合も多い。いずれ疑似的なベーシックインカムが実装されてしまえば、完全に趣味の無駄な買い物かもしれない。

しかし…

「プライバシー」は最高の贅沢品。

これだけはシェアだと正味しんどい。いつかは慣れるかもだが、やはり孤独というのは最高の贅沢だ。時に1人の空間を、いつでもどこでも豊かにしてくれるというのは、非常に抗い難い魅力なのである。

(特に適応性、戦略性が疼く。学習欲も中々に。)

また、普段からリフレッシュの際には「自然」「散歩」「読書」「瞑想」「珈琲」「料理」「睡眠」…等を好むので、ここが邪魔されないというのは素晴らしく魅力的。しかも食料の備蓄や手洗い場の設置も可能だ。ちゃんと用意すれば3、4日位は備蓄が出来るし、適宜RVパークで補給、排出を行えば長旅の対応も可能だ。電源もエアコンもあるしね。テレワークに最適である。

「災害支援」に大活躍。

何気に今強く思うのは、現地に乗り込んだスタッフさんたちの休憩、作戦会議を行う場として滅茶苦茶使えそうだという事。ポータブル発電機を持ち込んだり、大テーブルで会議をしたり。ゴミを回収して車体後部に設置も出来るし、ベットを展開すれば休憩所に早変わりだ。

シャワー設備だけはかなりコストがかかるので、もっと大型orテント設営がいるかもしれない。

自身が被災した時に使えるかはやや賭けだが、誰かが被災した際に早急に支援が可能なのが大きな魅力だ。元々アウトドアグッズは防災用品としても優秀だし、平時であれば民泊として庭先で貸し出しても面白い。

「ライブ配信」にも強い。

何せ完全個室だ。防音性の程度はまだ未知数だが、テレワークで家族と距離を置けるのは凄く大事。機材でごちゃごちゃしても、お子さんが転んでしまう可能性もない。お子さんがズルイズルイと泣き喚く可能性はめっちゃあるかもしれない。恐らく、きっと。そこは甘んじて耐えよう。

ただもう一つ向いている点は、内装さえしっかり作り込めば、「背景スタジオ」として360度矛盾が発生しない点が凄く良い。部屋の内装に制限のある賃貸物件に住んでいても、ココなら移動事務所として優秀だ。

ついでにコロナが来ても、3密は問題ない。完全にお一人様空間なのだから。

「広告効果」も滅法強い。

例えば「広告タクシー」は、車体に企業の広告ペイントを貼り付けることで「運賃0」を実現している。当然お客様はこぞって探すので、広告効果は莫大だ。そして自然、キャンピングカーは既に非常に目立っているので広告効果を狙いやすい。

ではどこに広告を貼るべきか?

思うに、そこは「背面」だ。側面も優秀だが、現代はドライブレコーダーが当然のように設置されている。YouTuberでも、運転しながら撮影する方も珍しくは無い。であればその背面に、こんな「旅の扉」がペイントされていれば…

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どうやっても気になってしまわないだろうか?

私なら気になる。あの”どこでもドア”は、一体何だったのかすごく気になる。運転中に調べ物は出来ないから、一度車を止めるまで、凄く意識の中でぐるぐるし始める。そして現代では、画像検索が簡単にできるので…

貴方のサイトのトップページに、先の扉の画像を貼っておけば良い。

後は全自動で内容を見る。そしてそのサイトが素晴らしく世界観たっぷりであれば、十中八九ファンになる。そのサービスを利用するかはさておき、ほぼ必ず周囲にシェアしてくれる。「自分が実物を見た」体験は、唯一無二だからだ。

よって私が考えるキャンピングカーの条件は…

①トラックベースで5m×2mで収める。
②水まわり完備。
③災害用備蓄完備。
④中央に大型テーブル設置可能。
⑤バンクベット(運転席頭上に専用就寝スペース)あり。
⑥居住スペースへの入り口は「背面」。
⑦天窓から日光を取り入れられる。

が最低ライン。4年くらい前から練っているので構想はあるが、どの道オーダーメイドする必要がありそうだ。とはいえ…恐らく誰かも既に思い付いていて、建造しているかもしれない。少なくともトレーラー型であれば(ベットの形状を諦めれば)実在はする。

やや幅が広い海外製なのがネックだが、しかし不可能ではなさそうだ。

まとめ。

初期費用さえ賄えれば、後で幾らでも回収、応用が効くのがキャンピングカーの良い所だ。究極に無駄で、だからこそひどく実用的だと私は考える。「いつでもどこでも働ける」個の時代。少し調べてみると面白いかもしれない。

関連プロジェクト

「キッチンカー」×「外出自粛」の相性は抜群に良い。エンタメ製もかなりある。

移動美術館。恐らく美容室や事務所もこの系統になるだろう。

移動飲み屋の一手手前。法整備の課題はあるものの、興味深い。

今回の元のマインドマップ。

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ストレングスファインダーの個人鑑定/珈琲の差し入れ

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