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「モノマネされる」からの自己理解。

昔から良くからかわれる事は?

小学校や幼稚園位の小さな頃。やたらと人のモノマネをしてウケを取ろうとする子はいなかっただろうか?大体はからかわれた嫌な思い出だとは思うのだけれど、ちょっと待って欲しい。逆に言えば、そのモノマネ=貴方だと周囲に認識されている、という事。それって立派な個性ではないだろうか?

芸人さんはいつだって持ちネタに足掻いている。

視点を変えて、どうにか「モノマネされたがっている人」を探してみよう。モノマネが受けるためには2つ条件がある。

①元ネタが広く認知されている事
②完成度が高くて「共感」を呼び込める事

この2つは必須だ。モノマネはされればされるほど、本家の認知度は益々高まる。何故なら、全自動の広告装置として機能するからだ。

木村拓哉の「ちょ、待てよ」
ナルトの「だってばよ」
「五郎丸ポーズ」や「そうかー!」等。

あまりに自然な行動なのでクオリティが尋常ではない。立派な持ちネタと言える。

「〇〇のパクリ」と騒がれるほどに本家の〇〇の宣伝になってしまう。

よって芸人さんはとにかく「一発ネタ」を武器にして人気を高め、学校や家庭でモノマネしてもらう事で認知度を高めようとしているのだ。何百と試行錯誤をして、何千と練習して、何万というお客様に真似してもらうために。新しく癖を作る、というのはとてもとても大変なのだ。

さて、幼稚園時代に戻ろう。

①はまぁ判る。クラスの中の一員である以上は認知度はそこそこ保証されている。無意識の癖である以上、クオリティは折り紙付きだ。

②はどうだろう?正直幼稚園児のモノマネってそんなに完成度高かったろうか?どちらかというと、幼稚園児でもモノマネしやすいほど簡単だった、と考えた方が自然ではないだろうか?

では貴方が社会に向けて認知度を高めるなら?

答えは単純。その癖をチャームポイントとして積極的に売り出そう。口癖であればトークで。仕草であれば動画で。筆癖であれば文章で。幼稚園児に真似出来るものが、一般で真似できないはずがない。最初は当然恥ずかしいかもだが、勇気を出して公開してみよう。ファイト。

「モノマネされる」は、貴方の物語の「主人公といえば」。

▼『お喋り』はstand.fmで配信中!(朝10:30に毎日更新) https://stand.fm/channels/5eed41ab9c38bc03262bcf1b 実は割と、爽やかな声をしてる(らしい)。 ギャップが気になる方は、是非どうぞ!