『無名時点』第88話。「秋田敦」様への旅の扉
■5つの才能。
■イメージ。
「果ての祖の先」「克己心」「神性復元」「零落反抗」
互いに愚かでそれで良い。「神の宿敵を選んだ伴走者」といった印象です。
■解説。
包含:「スポットライター」
最上志向:「神域戦」
適応性:「カウンタースタイル」
回復志向:「超回復というバグ」
戦略性:「攻略補正A+」
といった側面に着目すると…
どうやら最初から、”真の姿”が全部見えていたようですね。
■①神の姿を識るが故。
「包含×最上志向×回復志向×戦略性」
適切な評価が欠けている。
成長は良い。
出来ない事が出来る様になれば、更なる至高の領域へと歩みが進むだろうから。(最上志向×回復志向)
努力も良い。
全ては弛まぬ鍛錬あってこそ。焦りを否定はしないが、成功には必要不可欠なものだ。(最上志向×回復志向)
才能も良い。
そもそも伸びる所に全てを賭けるべきだ。超一流へと至る為には、当然の投資である。(最上志向×戦略性)
だが結局、最後の評価だけは皆誤る。
“良かったね。””頑張ったね。”
成程、労いは大切だ。どんな選手も、モチベーションが欠ければ全てが半端に終わるだろう。
だが…
“もう十分だよ”、だと?
貴様。よもやそれが、誰もが喜ぶ最大の祝福だとでも思ったか?
侮るな。
その相対評価に一体何の価値がある。
まさかこの程度が、彼の者の臨界点…人生で成し得る行き止まりだ…とでも?
たかだか貴様程度よりも優れた程度で、その才能、その歩み、その未来を…妥協でもって終わらせようというのか?
侮るな!!!
貴様らに何が解る!?
貴様らは何故見逃す!何故気付かない!?
単にポジションが合わなかっただけで、そのまま腐らす指導者も!
単に親のレールがオモチャだっただけで、誰にも知られずに放置された才能も!!
貴様らはいつもいつも雑な評価を下して何もかもを腐らせる!!
出来っこない?そうは思えない?現実は甘くない?
バカが!!
目ん玉おっ広げて、この世界の姿をちゃんと直視しろ!!
コイツらの!どこに!!正しく鍛えて無駄な理由があるのか、確かな根拠で持って言ってみろ!!!
■②即興補修の最速改善。
「最上志向×適応性×回復志向×戦略性」
"直ちに治す"。
それは或いは、貴方だからこその不治の病。
正しく直す。必ず治す。
完璧以上にあるべき以上に、元より更なる完璧へ。
誰よりも正しき理想を知る貴方には、もはや気づいて尚"直さない"という選択は最悪にして災厄の禁断症状。
義務でもなく善意でもなく、ましてや合理や理屈でなく…
その呪いにも似た衝動は、だからこそ貴方を更なる高みへと導く事でしょう。
ただし一点、もしも問題があるとすれば…
「貴方が直したものは、どうしても元の完璧以上に優れてしまう。」
という法則でしょうか。
筋肉を修復すればより強くなるように、器を金継ぎすればより美しくなるように。
良くも悪くも、貴方の「修繕」には更なる「美」が宿る。
誰よりも早く修繕に取り掛かる一方で、ついつい限界まで拘ってしまうのが悩ましい。
ま、こればっかりは仕方なく…むしろだからこそ、貴方にこそ依頼が舞い込む訳で。
誰にでも直せるものは、素直に他の誰かに預けて委託。
可能な限り、貴方にしか直せない物にこそ、力を注ぎましょう。
■③”イカロス”にはまだ早すぎる。
「包含×最上志向×適応性×回復志向×戦略性」
詰まるところ。
貴方が寄り添うべきは「かつて神域だった筈のモノ」が良いでしょう。
或いはそう、
「うっかり神域に至ってしまったが故に、元の故郷を追い出されてしまった異端の才能」なんかも。
現実世界でも、たまにありませんか?
1流アスリートとして名を馳せた英雄が、更なる挑戦に挑んで異なる環境へと移籍した結果…
しかし思うようには結果を出せずに、むしろかえって翼を失ってしまう大いなる悲劇が。
当然ながら、彼らのポテンシャル自体には何ら陰りはありません。
むしろ挑戦者となる事で、更なるモチベーションと更なるトレーニング環境は得られている。それでもむしろ、不思議と結果が出せない悪夢。
何故か?
良き友人を失ったからです。
参考までに、ギャラップ社による「チームの熱意」に関する12の項目を振り返ってください。
貴方にとっては全てが自然な事ですが、同時に「こうして明言しなければ、この世界は意識して自らのチームを修復出来ない。」という証でもあります。
許せますか?
人類の限界値を押し上げる彼らに足りないのは、正しき意味での伴走者。
墜落しかける旅に、直ちに駆け寄り即座に直す貴方の力が必要です。
一流へと挑む彼らに必要な、傍に立ちてその孤独を支える者。
きっとそれが、貴方だけにしか出来ない役割なのです。
■今回のご質問。
資質をネガティブに捉えてしまうことが多い。
例、包含だから嫌なことや苦手なことも入ってきてしまう。本当は捨てたい。シャットアウトしたい。
と感じてるのですが、そもそもここで言う資質ってこういうことではないのですか?
との事です。承りました!
■解答①資質をネガティブに捉えてしまう。
恐らくは「回復志向」が暴走していますね。「この欠点を直さなければ、きっとより良い完璧には至れない。」という思い込み。
加えて「最上志向」が求める「実際の一つの完成形」を未だ目撃出来ていない。
結果「想像上のゴールと現在位置とのギャップ」に苦しむのではないかと思われます。
■解答②包含だから嫌な事も入る…
少し誤解があるようですが、どんな才能にも「避けたい事」は必ず発生します。
例えば私の「包含」は34位ですが、嫌な事は当然入ってきますね。ドリームキラーやマウントを取りにくる無能とか。#容赦なく矛盾を自白させます。
「共感性」や「成長促進」の方も同じような悩みを抱えがちですが、しかしこうして5つの才能内に入っていない所を見ると…
これはシンプルに、「肉体側のハイスペック」に拠るものと考えられます。
才能とは即ち思考のクセ。言うなればソフトウェア/OSに相当するモノです。
利き酒師が味覚に敏感であるように、調香師が嗅覚に敏感であるように。
実はハードウェアである肉体の第六感(受信能力)が人より発達しているのが本質かと。
ちなみに私の共感性は25位ですが…波動の感知は普通に肌感覚で分かりますし、他人の感情が入ってきて煩わしい事はしょっちゅうです。危機感知のためにフィルターをオフにしていないとはいえ。
※或いは「戦略性」(4位)も関わりがありそうですね。
これに関しては「HSP」で調べた方が、より良い対処や改善へと進むでしょう。
■解答③本当は捨てたい。
特に矛盾はないですね。
「適応性」「包含」は「人間関係構築力」に属するモノ。輪から外れかける「人」と「孤独」を拾います。
ただ一方、「最上志向」「戦略性」は粗雑な「要素」を排除します。
人としての尊厳を尊重はしますが、とはいえ彼らの下品さや悪癖を排除、並びに矯正するのもまた人としてごく自然な事。
旧き軍隊式の作法を採用する必要ありません。
■結論。
そもそも”安物のフードバイキングのお店に在籍している”のが問題です。
出された全商品をちゃんと食べてあげるのは優しい事ですが(適応性×包含)、そもそものラインナップがどれも粗悪品である以上…
「最上志向」「回復志向」「戦略性」のアレルギー、「改善したところでゴミはゴミ」を刺激するのはいかがなものかと。
“最初から一級品しか出さないお店”が本来の貴方の居るべき場所です。
勿論、その輪に入る為の努力量は途方もないですが…
そもそも、謎に異常に厳しく努力してきた狂気の怪人は。
さて、一体どこのどなたでしたっけかね?
■喜ぶ事。
「いらっしゃいませ。」(包含×最上志向)
「遊撃許可」(最上志向×適応性×戦略性)
「完璧以上の完璧」(最上志向×回復志向)
「クロスカウンター」(最上志向×適応性×戦略性)
「本質解明」(包含×最上志向×回復志向×戦略性)
「理想形」(最上志向×回復志向)
「種族値」(最上志向×回復志向×戦略性)
「超一流的スパルタ教育」(最上志向×回復志向)
■避けたい事。
「妥協/手抜き」(最上志向×適応性×回復志向×戦略性)
「普通の人に出来ること」(包含×最上志向×適応性×回復志向×戦略性)
「この程度での賛辞」(包含×最上志向×回復志向×戦略性)
「この戦いに、手を出すな。」(包含×最上志向×回復志向×戦略性)
「鍛錬謹慎」(最上志向×回復志向)
「実力不足」(最上志向×適応性×回復志向×戦略性)
「アヒルの子に迎えが来てない」(包含×最上志向)
■アドバイス。
恐ろしく鮮明な”潜在能力の把握”と、それを”他者に指摘出来るだけのストイックさ”が特に相性抜群。
不当な評価を受けている物に、正しい「ステータス画面」と適切な「トレーニング方法」を示してあげると喜ばれる事でしょう。
とはいえその際は、相手側にも「明確に共有出来るイメージ」が必要です。
目に見える数字や、一流のハイライトシーンといった参考資料の添付をどうかお忘れなく。
■Gate.88「秋田敦」様への旅の扉。
何せ最強の伴走者なので、割とこういう事をやらかします。
#オマエの方が早いんかい
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