メガトン級ムサシシーズン2全体を通しての感想と考察

はじめに
 

 ここではシーズン2全体を通しての感想と考察記事になります!ゲーム版アニメ版のネタバレが含まれますので未プレイ、未視聴の方は要注意です。


シーズン2の感想

 情報が公開されて一年以上待ったメガトン級ムサシシーズン2。尺が足りない程の怒涛の展開が待ち構えていました。厳しい環境のソロン編。崩壊したシェルター。そしてサンクチュアリ到達とムサシクロス飛翔。それが合計15話で展開されるので毎回が見逃せませんでした。今回はゲーム版と合わせて延期が多かったですが、その分クールタイムとしてこれまでの考察をまとめられました。
 シーズン2を最後まで走りきってくださったスタッフの方々、本当にありがとうございます。
 一応、地球人と異星人の戦いは一区切り着いたんですかね?ここからは次世代主人公と過去編、そしてエルゼドの謎を明かす物語になりそうです。


『メガトン級ムサシX』を始めてから

 『シーズン2ではゲームでしか語られない話がある』
 公式アンバサダーの方からそういう話が出たのをきっかけにゲームを始めてから、もう三ヶ月以上が経ちます。やる事多いゲームだと思いますが、なんだかんだ楽しんでます。元々ストーリーとアナザーストーリーだけ追えたらそれで良いと思ってましたが、最近はゲームのハクスラ要素に本腰入れてます。

 私はアニメを初回からずっと追っているので、通常版、特別篇、それから総集篇にゲーム版とシーズン1に関しては合計四回ストーリー見ているんですよね。 

 それでもゲーム版をやらなければ気づかなかった事がありました。雨宮君が仮の名前である事、シェダとリテルの事、それからシドルは星ごと壊滅した事。衝撃の事実がさらりと待機画面の説明に書いているので驚きながらもじっくりと眺めてました。シーズン1の考察が平面的なら、シーズン2では立体的な考察。様々な視点から物事を見るようになりました。

 ゲームのストーリーで一番驚いたのは『シェルタークエスト』ですね。これはサンクチュアリまでの旅路の際に寄ったシェルターの話を補完するものなのですが、『メガトン級ムサシ』の世界を更に深く知る事が出来ました。詳しくは以前の考察をご覧下さい。

 また、ゲームを始めてからTwitterの方でムサシ関連でフォローしてくださる方が増え、更にムサシを楽しめるようになりました。いつも私の考察を楽しんでくださってありがとうございます。

 ゲームを始める前、アニメ版だけでここまで考察したんですか?と驚かれた事がありますが、今ならそれが分かりますね…。

知識と根拠をもって考察する事の難しさ

 実はこの考察記事を書くためにたくさん本を読みました。最近、本を読む機会が増えたので、それを機に『メガトン級ムサシ』のストーリー内で疑問を抱いた所を自分で調べ、それをこの記事でまとめるようになりました。

 具体的に言うと、生物の歴史や地球の誕生、それから人類の誕生やハチやアリ、哺乳類の生態についての本を読みました。それと、キリスト教モチーフの考察の為に聖書を分かりやすく書いた本を借りたりもしました。
 それ以外にもクローン人間やアンドロイドが登場する小説も読みました。
(リンク貼るので良かったら買うか借りるかして読んでみてください)

 
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』には輝ショック再びのシーンとよく似たシーンがあります。要は性処理用のアンドロイドが登場するんですよね。
 これは…、ある意味合理的と取れそうなんですが、生物的にはどうなんでしょうかね。


 それと、人類ことホモ・サピエンスの近縁種、ネアンデルタール人については調べなければ本当に分かりませんでした。そしてヒトも近親婚が可能であると分かり、輝ショックに説明がついて良かったです。まだまだ私も知らない事があるんだなと日々勉強中です。
 学生の頃はある分野を専門に勉強していたので、それ以外の勉強というのが新鮮でしたね。

 それからもう一つ驚いたのが、科学技術の進歩は想像以上に進んでいるという事。培養エビ、iPS細胞、それからロボットがいる世界。もうSFの世界ではなくなりつつあります。それと同時に、人類の功罪についても考えさせられましたね…。
 例えば、プラスチックを分解する微生物が居るのですが、元々プラスチックは自然界に存在しませんでした。それが人類がプラスチックを作り、世界中に溢れました。それに微生物が対応した訳です。逆に考えると人類が変化させた世界に他の生物が対応しなければならなくなったともとれるんですよね…。

 そしてもう一つ、シェダの発生については未だに完全解明出来ませんでした。今ある知識で培養人間説を考察しましたが、それが覆る可能性は充分有り得ます。

 論文の場合だと、出典先は明記しなければなりませんが、ここでは特には書いてません。

 私は『空想科学読本』シリーズが好きなんですが、それを実際に自分でやろうとすると本当に難しかったです。ファンタジーでは謎パワーで解決する事も多いですが、『メガトン級ムサシ』はSFなので、超科学を現代の科学の尺度で捉えるのは大変でした。

最後に

 シーズン2も楽しかったです!特に今回は生物の勉強にもなりましたね!
 あれ?『メガトン級ムサシ』ってこんなに生物や聖書の知識フル活用しないと観れない作品でしたっけ?頭を空っぽにして見る爽快感があるアニメやゲームというイメージでしたが…。まぁ、考察も楽しかったのでそれで良しとしましょう。

 それではシーズン3、『メガトン級ムサシW(ワイアード)』も引き続き全力で考察していくのでお楽しみに。

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