オリキャラ徹底解説&紹介80風見華玄

概要

風見華玄(かざみかげん)

 『風見の忌子』と呼ばれた存在。風見王蓮と紅姫の間に産まれた子供で、陰陽師と死神の力と不死不滅の魂を持つ。

 際限ない力を抑える事が出来ず、父親の王蓮を殺してしまった。

 その後、人間の初姫と結婚して四人の子供の金蓮、睡蓮、鬼蓮、冥蓮を授かり、後の風見家を作る。因みに、瞬達は睡蓮の子孫である。


https://ncode.syosetu.com/n0303fe/


画像1

 (ネタバレ注意!!!)

 存在そのものが禁忌である。死神である誰もが華玄に敵うことはなかった。力だけで言えば、月輪を上回っているとされ、冥界の住人からは酷く恐れられた。

 四人の子供が巣立った後、華玄は孤独を覚えるようになり、それが原因で暴走してしまう。その中で、弟の幽玄を冥界に落とし、叔父である日輪皇子を殺してしまう。

 その事で月輪の怒りに触れた華玄は、冥府から狙われるようになる。母親の紅姫は最初は華玄を庇っていたものの、父親に刃向かってはならないと、華玄と戦う。その戦いで、紅姫は命を落としてしまった。

 その後、華玄は月輪と三日三晩戦う。だが、お互い不死不滅の魂を宿していたが為に決着が着かず、月輪が力尽きた所で戦いは終わってしまう。

 その戦いの後も、華玄の暴走は終わらなかった。自身の力が身体に追いつかなくなった華玄は、自らの力で自らを封じる。



画像2


 月輪は華玄の事もあり、人間と死神が結ばれるのを禁ずる。それもあり、死神は現世で生きた人間と関わる事をしなくなった。

 また、華玄と血を分けた幽玄の子孫に『剣崎』という姓を授け、現世で華玄の子孫を見張るという役割を持たせる。剣崎家のみが苗字を持ち、現世で暮らしていたのにはそういう理由があった。


 封印した後、華玄は生まれ変わる為の準備をしていた。亜空間を作り出し、運命の糸で人々を操作していた。月輪と弓姫が亡くなった時、その魂を回収して自らに取り込んだ。

 そして、全ての準備が整った時、風見華玄は風見昴として産まれ変わるのだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?