『暗幕のゲルニカ』を読む
500ページの『暗幕のゲルニカ』を読了。
LC読書会オンライン、2月の課題作品。
作者、原田マハの「ゲルニカ」への思い入れは、並みのものじゃない。
よくこの小説に盛り込んだ。
小説なんだからいいじゃないか、とはいいうものの、BTA(バスク祖国と自由)テロ集団の出現は唐突に思える。
しかも瑤子が拉致され、銃撃戦に身をさらされるのはやり過ぎ。
この小説が書かれた2016年当時では「起こり得る」時世だったのか。
パリ、マドリード、ニューヨークとグローバルな展開に楽しかった。
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