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マルチブックプロダクト企画・機能設計長野美紗子が考えるマルチブックの未来とは

こんにちは、マルチブック広報担当です。
本日は、「multibook」開発担当の長野さんにインタビューを実施しました。「multibook」の設計における大変さややりがいについてお話をいただきます。よろしくお願いいたします。

長野美紗子(以下、長野):よろしくお願いいたします。

より「面白い」と思う環境を求めて


広報担当:早速ですが、マルチブック入社以前のご経歴について教えてください。

長野:私は、新卒で大手ERPパッケージベンダーに入社しました。プログラミングは未経験でしたが、生産システムの開発の担当になりました。新規機能開発の設計、コーディング、テスト、その後のお客様対応までを一貫して全て担当していました。マルチブックには2021年10月に前職から出向という形で出会い、2022年1月から設計担当者として入社をしています。

広報担当:そうなんですね。なぜマルチブックに入社しようと考えたのですか?

長野:元々1つの会社で長いキャリアを積むという考えはそんなになくて、より自分にとって面白いこと、興味があるものに出会ったらそれを求めていこうと考えていました。マルチブックでは機能設計担当をしていたのですが、そのまま設計に関して学びを続けたいなと思ったんです。また、マルチブックの社員さんも仕事の評価をしてくれていたので、安心して自分の学びたいことを学びつつ成果を出して働けるかなと思い、入社を決めました。

バックオフィスで最も重要な業務効率化を実現する


広報担当:現在はどのような事に取り組まれているのですか?

長野:一言でいえば、「multibookというシステムを成長させる」事に取り組んでいます。multibookの新しい機能の設計をして、開発担当者に依頼を行います。その後開発担当者が作成してくれたものに問題がないか検証を行い、リリースをしています。家の建設に例えると、どんな家にするかの図面を引いているイメージです。その後開発担当者が実際の家を作り、私が居住する上で問題ないかを最後に検証して販売の営業に渡すといった形になります。

なので業務知識に関しては実際の会計担当者の方と同じレベル、それ以上に理解をする事が理想だと考えています。何が必要な機能で、どう設計したらよりユーザーが便利だと感じるのか。multibookには会計、ロジスティクスをはじめ多くの機能が備わっていますが、その多くがバックオフィスの効率化を叶えるものです。例えば会計機能をみても、経理担当の方は日々のデータ入力において1つでも効率化できるものはしたいと考えているはずです。マルチブックは会計事務所にもお客様がおり、そういった効率化の成果は非常に重要になってきます。


お客様の真のニーズを先駆ける設計を


広報担当:ちょっとした違いがユーザーの負荷を増減させるものになるんですね。今後はどのような取り組みをしていきたいと考えていますか?

長野:今後はUI※やUX※の改善に取り組んでいきたいと考えています。
ここは前職でも興味があった分野ですが、新卒から開発をしていたので客観的に見ることがなかなか難しく、、、現在は逆に前職の経験を活かしてサービスに対し客観的でフレッシュな視点を持つことができると考えています。

※UI:ユーザーインターフェース(User Interface)の略称でコンピュータシステムあるいはコンピュータプログラムとユーザーとの間で情報をやり取りするための表示画面や操作方法のこと。
※UX:ユーザーエクスペリエンス(User eXperience)の略称で、「ユーザーが、ひとつの製品・サービスを通じて得られる体験」を意味しています。

また、クラウドサービスだからこそ機能を変化をさせていきますが、どのような設計が正解なのか見極めることが非常に大切になるので、見極める力はもっとつけていきたいです。お客様の声を聞くことは重要ですが、データの構造で実現が難しかったり、A社からの要望をかなえたらB社にとっては困るものだったりすることもあるので。

クラウドサービスはいろんな人が使うので、各ご意見を大切なフィードバックとして蓄積いただいたうえで、受託開発と異なり、実は他の機能で利用できるものはないか、本当に業務をスムーズに進めるための道につながっているか、吟味しています。

multibookはまだまだサービスとして成長途中です。お客様のニーズに対応して増やさなければならない機能があります。お客様の幅が広がる程に、サービスも一緒に成長しなければなりません。新しい分野を開拓するのは大変ですが、そこが面白いところでもありますし、取り組んでいて楽しいなと思います。

一緒に学ぶことができる人と成長したい


広報担当:なるほど。見極め力、非常に重要ですね。今後マルチブックではエンジニアの採用も増えていくことが想定されますが、どのような人と働きたいですか?

長野:一緒に勉強できる人が良いなと思います。先ほども言いましたが、multibookは会計、ロジなど対応範囲がとても広いです。業務知識はもちろんですが、例えば日本以外の国独自の要件なども知っておかなければ設計はできません。業務も法制度も各国で異なることが多いと思います。私自身、生産管理システムを担当していたため、会計の知識すら、それほどありませんでした。さらに詳しい分野をひとつひとつ勉強しています。その難しさを「面白い」と思える人が向いているかなと思いますし、そういう人と共に学んでいきたいと思います。また、マルチブックは経営陣に意見が届きやすいので、こういうふうにしたいと自発的に考えて意見を交換しあえる人にとってはやりたいことが実現できる環境だと思います。

広報担当:日々学んで成長することが大切ですね。長野さんご自身は今後、どのようなキャリアを想定しているのでしょうか?

長野:個人的にエンジニアには業務系のエンジニアと、技術系のエンジニアの2つの方向性のキャリアがあると考えています。業務知識をもとにそもそも何を作るのか考える業務系エンジニアと、どうやって作るのかを考える技術系エンジニアの2種類です。現在は業務系エンジニアの道をさらに極めたいと思っています。

まだまだインプットが多いですが、会計知識が大幅に増えましたし、大きく機能全体を考えて設計する観点を持つようになってきました。今後はアウトプットの量も質も高めていきたいです。また、言われたことをやるプログラマーではなくて、これってなんのために作ってるの?を意識していけるエンジニアになりたいです。

未来の仲間に伝えたいこと


広報担当:最後に、未来の仲間にメッセージをお願いいたします。

長野:マルチブックは今後、もっともっと成長する会社とシステムだと思います。成長する過程を一緒に楽しめるところが一番の魅力だと思いますし、自分達で一緒に大きくしていきましょう!とお伝えしたいです。

広報担当:本日はありがとうございました。マルチブックでは、未来の仲間を募集しています。少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお問い合わせください。


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