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【ChatGPT-4×ブランディング】AIが新規スポーツブランドを企画して立ち上げてみた

こんにちは。
カンガルーさんです。

今回はChatGPT(本noteでは主にChatGPT-4を使用します)のビジネス使用を考えて、ブランディングに対する企画立案がどこまで可能なのか検証してみました。

今回はスポーツブランドをテーマに、「スポーツブランドの価値」「スポーツブランドのかっこよさ」「スポーツブランドの社会貢献」の3軸をChatGPTで解析し、新たなブランドの創造を企画してみたいと思います。


プロンプト

最初に入力したプロンプトはこちらです。ChatGPTは新しい情報を得るよりも、既存の情報を分析してまとめる力に長けているため、このようなプロンプトをスタートしております。

# 命令書:
あなたは、スポーツブランドで働くプロのブランドマネージャーです。
以下の条件と入力文をもとに、最高の新ブランドアイデアを考えます。

# 制作条件:
・文章を簡潔に
・重要なキーワードを取り残さない
・当コンペティションでは、「販促=人が動くコミュニケーション」と捉えています。
・スポーツブランドには、ある特定の種目に特化したウェアやアイテムを取り扱う専門性の高いブランドもあります。 スポーツ種目に特化することでより凝縮した研究開発ができるため、実用的な機能開発やデザイン設計が施されているのが特徴です。
・世界のスポーツブランドは、ナイキ / NIKE、アディダス / adidas、アンダーアーマー / UNDER ARMOUR、プーマ / PUMA、ニューバランス / NEW BALANCE、アシックス / ASICS、ミズノ / MIZUNO、デサント / DESCENTEなどが有名です。
・スポーツブランドは主に各種スポーツ、ランニング、アウトドア、ファッション、グッズなどの制作や販売を行っています。

# 入力文:
スポーツブランドは製品開発力や販売力以上に、「ブランドのアイデンティティ」「ブランドのもたらす社会的貢献」と言ったブランディング力に人々を魅力に感じさせます。
新たなブランドを立ち上げるにあたっては、このブランディング部分がとても重要になります。
まず、世界でも有名なスポーツブランドのどんな点が人々に愛されているか、どのような視点で評価するかを構築したのち、例をいくつか挙げていただけますでしょうか。

# 出力文:

こののち、「スポーツブランドの価値」「スポーツブランドのかっこよさ」「スポーツブランドの社会貢献」について具体的に要素分解したものが下記になります。

{スポーツブランドの評価}={(革新性)+(機能性)+(デザイン性)+(多様性)+(ブランドストーリー)+(社会的貢献)}

{スポーツブランドのかっこよさ}={(デザイン)+(パフォーマンス)+(セレブリティやアスリートとの関係)+(ブランドイメージ)+(マーケティング戦略)}

{スポーツブランドの社会貢献}={(アクセシビリティ)+(インクルーシブデザイン)+(スポンサーシップ)+(コラボレーション)+(コミュニティ活動)}

この情報をもとに仮想ターゲットと販路設定を行います。
今回のスポーツブランドのターゲットスポーツはランニング、世代は10代から20代前半を中心、地域はグローバル展開を目指し、日本からスタートし、主な販売経路はWEBでの販売(Eコマース)、プロモーションはWEBやSNSといったデジタルで行います。


スポーツブランドアイディア:"RunGen"

早速出力されたブランドアイディアを見てみましょう。
ブランド名は ”RunGen” です。

※このあと掲載されている画像はすべてChatGPTとにじじゃーにー(画像生成AI)によって製作されたAIアートです。またテキストはChatGPTで制作されたテキストをそのまま引用しています。

RunGen メインビジュアル

ブランド名: "RunGen"

ブランド名「RunGen」は、「Run」(ランニング)と「Generation」(世代)を組み合わせた造語です。この名前は、若い世代(10代から20代前半)をターゲットにしたランニングブランドであることを強調しています。また、「Gen」は「Genesis」(創世記)や「Generate」(生み出す)といった言葉からも連想され、革新性や新しさを象徴しています。

コミュニケーションタイトル「Run Your Generation(ラン・ユア・ジェネレーション)」

若い世代が自分たちのライフスタイルを大切にし、自分たちの時代を駆け抜けることを意味しています。また、「Run Your Generation」は、RunGenのブランドイメージやターゲット層に対するメッセージを効果的に伝えるキャッチフレーズとして機能します。これを通じて、RunGenは若いランナーたちに、自分たちの価値観やライフスタイルを大切にし、自信を持って走り続けることを呼びかけます。

ブランド特徴:

  1. 革新的な技術を用いた、軽量で通気性に優れた素材を使用。

  2. 機能性とデザイン性を重視したスタイリッシュなランニングウェアとシューズの開発。

  3.  ユニセックスで幅広いサイズ展開によるインクルーシブデザイン。

  4. 若い世代向けのデジタルマーケティング戦略(SNSプロモーション、インフルエンサーマーケティング、オンライン限定コラボレーションなど)。

  5. 環境に配慮したサステナブルな生産プロセスとリサイクル可能な素材の使用。

  6. コミュニティ活動やランニングイベントの開催を通じた健康増進と地域貢献。

日本を拠点にグローバル展開を目指し、10代から20代前半の若いランナーをターゲットに、Eコマースを主な販売経路とするブランドです。デジタルプロモーションを活用し、次世代ランナーに魅力的なブランドイメージを構築します。

モデルイメージA
モデルイメージB

ブランドアイデンティティ:

  1. 革新的で持続可能な次世代ランニングウェアブランド

  2. 若い世代を対象としたエネルギッシュでダイナミックなイメージ

  3. コミュニティを重視し、ランナー同士の繋がりを促進

人々にもたらすイメージ:

  1. 自由で自分らしいスタイルを表現できるランニングウェア

  2. ランニングパフォーマンスの向上をサポート

  3. 環境にやさしいエシカルなブランド

ビジュアルイメージ:

  1. 若いランナーが活力に満ちた都市の景観を走る姿

  2. 鮮やかなカラーパレットを使用し、ポップで親しみやすいデザイン

  3. シンプルでモダンなロゴデザインが印象的

他のブランドとの差別化ポイント:

  1. 若い世代に特化: 10代から20代前半をターゲットにした商品展開とデジタルマーケティング戦略で、若い世代のニーズに対応します。

  2. エシカルなブランドポジショニング: 環境に配慮したサステナブルな生産プロセスとリサイクル可能な素材の使用で、エコ意識の高い消費者にアピールします。

  3. コミュニティ重視: ランニングイベントやコミュニティ活動を通じて、ランナー同士の繋がりを促進し、ブランドファンを獲得します。

  4. インクルーシブデザイン: ユニセックスで幅広いサイズ展開により、多様な体型や性別に対応し、ランナーに自分らしいスタイルを提供します。

  5. オンライン限定コラボレーション: 若い世代に人気のブランドやデザイナーとのオンライン限定コラボレーションで、独自のファッション性を追求します。

シティランイメージ

「RunGen」使用シーンイメージ:

  1. シティラン: 若いランナーがRunGenのウェアとシューズを着用し、都市の中心部を走る姿。軽量で通気性に優れた素材が快適なランニングをサポートします。

  2. トレーニング: ランニングクラブやジムで、RunGenのウェアを着用してトレーニングに励む若者たち。機能性とデザイン性を兼ね備えたウェアがモチベーションアップに繋がります。

  3. ランニングイベント: RunGenが主催するランニングイベントに参加し、仲間と一緒に楽しく走る若いランナーたち。ブランドのコミュニティ活動が絆を深めるきっかけとなります。

  4. カジュアルウェア: 休日に友達と過ごす際、RunGenのスタイリッシュなランニングウェアを着用し、アクティブなライフスタイルを楽しむ若者たち。

  5. オンラインショッピング: 若者たちがスマホやPCでRunGenのEコマースサイトを利用し、新商品や限定コラボレーションアイテムを購入する様子。

カジュアルウェア展開イメージ

ChatGPTによる総評

今回開発したスポーツブランド「RunGen」は、10代から20代前半の若い世代をターゲットにした革新的なランニングブランドです。ダイナミックなデザイン、環境に配慮したサステナブルな取り組み、コミュニティ重視の活動を通じて、ターゲット層のライフスタイルに根付くブランドを目指しています。また、日本から始まりグローバル展開を視野に入れ、デジタルマーケティングを活用しています。

独自のブランドアイデンティティを持ち、キャッチフレーズ「Run Your Generation」を通じて若い世代にメッセージを届けることで、他のブランドとの差別化が図られます。また、製品のデザインや機能性、サステナビリティに焦点を当てた取り組みが、消費者の心をつかむ要素となっています。

総評として、RunGenは若い世代に特化したアプローチと革新性、および独自のブランドアイデンティティを活かし、次世代のランニングシーンをリードするポテンシャルを持つブランドと言えます。今後の展開や取り組みが、RunGenが成功を収めるかどうかの鍵となります。


いかがでしたでしょうか。
今回ChatGPTで新規スポーツブランドの立ち上げを行ってみました。
ChatGPTをはじめとした生成AIは既存のアイディアを掛け合わせた新たなアイディアの創造に大変長けています。本当に立ち上げる場合は様々な制約などがありますが、ブレインストーミング段階では非常に有用ではないかと感じています。

おまけ-ChatGPTキャプチャー

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プロンプト開発やアイディア創造の参考になれば幸いです。

2023.5.18
カンガルーさん

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