【我が家のカブトムシ日記】苛立ち

残業を終えて帰ろうとしたら家内から LINE メッセージ。送られてきた写真をみてまた驚いた。我が家の玄関に立派な雄のカブトムシが止まっている……

 丁度子ども達が習い事に出かけていてカブトムシは捕まえなかったとのことだった。実はお盆の1週間家をあけるため、預かってもらえる先がなければカブトムシたちを放とうか、と家族と話していた。い捕まえてもすぐ放すようになるかもしれない。そもそも今我が家にいるカブトムシたち、全て野生のがなぜが我が家に集まってきたのだ。

 昨日辺りから穏やかな性格と思っていた我が家の雄、光源氏君がいらいらしているようにみえる。ケースを眺めているとある雌に対して冷たい、というかやたら攻撃的。同じ餌に来たのを追い払おうと攻撃する。しまいには別の雌とことに及ぼうとして土のなかに潜られて逃げられてしまっていた。他の雌も地中に潜ってしまった。

 あとは餌を独り占めする光源氏君だけが地上に残った。この狭いケースのなか、ストレスがたまるのも仕様が無い。

『関東子連れ狛犬の系譜』シリーズは少しづつ、今書いているものがどこかに響けばと願いつつ書いています。