エイリアントライアングラー エンディング

劇団21世紀枠のマーダーミステリー「エイリアントライアングラー」のエンディングページです。プレイ前に見るとゲームができなくなっちゃうのでお気を付けください。

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投薬投票の場合

【アルファに投薬】
あれから長い時間が経ったが、誰も健康に不調はない。一人減ってしまった船内は少し寂しくもあるが、母星への帰還には支障はないだろう。
オメガの死は少なからぬ影響を三人にもたらしたかも知れないが、すぐに忘れ去られるだろう。生存者たちには迎えるべき新しい朝があるのだ。
三人とも生存。


【ベータに投薬】
この後起きる惨状をベータはよく理解していたが、宇宙において合議に基づいたリーダーの決定は絶対である。
まずアルファ・健太が倒れた。やけになったガンマ・ベラが不測の行動を起こさないよう、ベータ・茂はガンマに「アルファが死んだ。エイリアンは俺の中にいるはずだ。簡易保護カプセルを使って俺を隔離する。生き残りは君一人になるが、ミッションの成功を祈る」と告げて、解析室へ籠った。
しばらくして、パラサイトエイリアンによるガンマ・ベラの死を確認しベータ・茂はため息をついた。
宇宙は弱肉強食だ。備えがないものから死んでいく。
ベータのみ生存。


【ガンマに投薬】
この後起きる惨状をガンマはよく理解していたが、宇宙において合議に基づいたリーダーの決定は絶対である。
ガンマ・ベラは「万が一にも薬が効かなかったり、トラブルがあるかもしれないので動力室を封鎖してそこに籠る」と告げ食料等を確保し、動力室へ籠った。
ドアなどを目張りし、できる限りの事はやった。後はアルファとベータを食い破った後のパラサイトエイリアンが餓死するのが先か、自分が餓死するのが先かの我慢比べだ。
ひと眠りして、ひとまず朝食を食べようと起き上がろうとしたが、起き上がれない。何かがおかしい。
ベータのみ生存。

【票が割れた場合】
票が割れてしまった。三人は黙り込んだ。
「こうなった以上、ベストではなくベターを目指すべきだろう」
アルファ・健太は重々しくそう告げた。
この状況下で、犠牲を一人だけに抑える方法があることに三人とも気づいていた。
アルファとガンマはアンプル瓶を持って、動力室へ籠り、ベータは解析室へ移動した。
やがて、解析室のベータの元へ、空のアンプル瓶を握りしめ目を腫らしたガンマが訪れた。
「寄生されていたのはアルファだった。彼を簡易保護カプセルに入れた後、薬を飲んだわ」
「そうか。少し、休むといい。まだ母星までの道のりは長いのだから」
ベータ、ガンマ生存。


犯人投票の場合

【誰かが拘束された場合】
この後起きる惨状をベータはよく理解していたが、宇宙において合議に基づいたリーダーの決定は絶対である。
まずアルファ・健太が倒れた。
続けて、ガンマ・ベラが。
船内に一人となったベータ・茂はため息をついた。
宇宙は弱肉強食だ。備えがないものから死んでいく。
ベータ・茂のみ生存

【票が割れた場合】
ベータ・茂が口を開いた。
「もうすぐ、パラサイト・エイリアンが行動を開始する頃合いだ。そんなものは存在しないというのがキャプテン代理の判断だが。船医として提言させてもらう、一度エイリアンの存在を仮定して、対策をとった後に改めて、議論を再開するべきだ」
エイリアン下しを持ったアルファとガンマが動力室に籠り、ベータは解析室へ籠った。
ガンマの悲鳴が船内に響き渡ったがベータは動かずじっと、ガンマが訪れるのを待った。
やがて、解析室のドアが開いた。立ち尽くすガンマはベータに告げた。
「寄生されていたのはアルファだった。彼を簡易保護カプセルに入れた後、薬を飲んだわ」
「そうか。少し、休むといい。まだ母星までの道のりは長いのだから」
ベータ、ガンマ生存。


※事件の時系列

リビングにて
・オメガとガンマの定例ミーティングが行われようとしたが、五分もしないうちにガンマは職務を放棄して動力室へ戻る。

・オメガはガンマを追いかけるか考えたが、気晴らしにベータと賭けトランプをすることにした。しかし、一時間もしないうちに負けがこみ、金を渡してベータには業務に戻ってもらうこととなった。

・アルファが訪れ、ガンマと自分が交際関係にある事を告げ、ガンマに対するストーカー行為をやめるようオメガへ話した。ショックを受けつつも事実を認められず三十分ほど口論となる。オメガは口論の中で自分はガンマにもてあそばれていたのだと感じ、アルファが去った後にテーブルの上にあったトランプを払いのけ暴れたが、すぐに激しい希死念慮に陥る。
この口論の際にパラサイトエイリアン成体はアルファの中へ侵入した。

・オメガ、体の不調に気づき、パラサイトエイリアンに寄生されている可能性に思い当たる。自暴自棄になり、渡りに船、このまま死ねると考えた所でオメガはガンマとアルファに復讐できる可能性に気がついた。
医療コンテナから「エイリアン下し」をすべて抜き取り、アンプル瓶を衝動のまま床へ投げつけた。ここでパラサイトエイリアン成体がオメガの体内に残した卵が孵化し、オメガは意識を失い倒れこんだ。

・自分のキャリアに傷がつくことを恐れたガンマがミーティング業務を全うするべく、リビングへ訪れ、オメガの遺体を発見する。

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