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剥製師として

はじめまして。
今まで自分のサイト内で綴っていた「NOTE」のページを
より読みやすくするために移転いたしました。

気の向いたときに
ちょっとしたコラムや、お知らせなどを書いてゆこうと思います。

記念すべき1ページ目は
以前公開した記事です。

【剥製師として】


日本では剥製師という職に就くには

それは狭い門を通って、ひたすら修行をして、

厳しい依頼も受けて、食べて行かないといけません。

では、剥製師を名乗るには..

大学で生物学を学び、剥製標本の知識を持ち、

資格を取って、剥製で生計を立てること、

..と思われがちですが

日本で剥製師を名乗ること自体には明確な基準はありません。

だからといって、

私のようなネズミばっかりのへそ曲がりが

剥製師を名乗って本業の方に

迷惑がかかることがあってはならない。

私は極力、剥製師を名乗ることは避けてきました。

-

ところが剥製を作ることを趣味だと言うと、

動物の死を扱うことを

娯楽で楽しんでいると思う方がいるようです。

-

当初から、

身体を提供してくれた動物に

どうやって恩を返せるのかと頭を悩ませていました。

堂々と「剥製師」として、

丁寧な仕事をすることで恩を返せるのではないかと

最近はそういう風に考えています。


剥製師として  - 2018.11.14


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