有ること難し

一つ前の記事で、人と環境に恵まれていることについて書いたので、この記事では自分に大きな影響を及ぼした人について書いていこうかと思う。

中学3年の頃だっただろうか。
大切な人からこんなことを言われた。
「いつでもあなたはそばにいて、今はそれが当たり前になっているけど、いつか当たり前じゃなくなるんだよね。」

「ああ、そうか。こんなに楽しい毎日にも終わりがあるのか。」
と、一気に気落ちしたが、私はこの時、自分が「今」に集中しすぎていることに気づいた。
いつもと変わらぬ日々を送っていて何気ない楽しみや幸せに気付けていなかった。
当たり前のありがたさに全く気づけていなかった。
そのことに気がつけた。

こんな風に多くの気づきを私に与えてくれたのは、この人が初めてだった。
この人はいつも、自分より一歩先へ行っていて追いつけない存在だった。
いつも、私1人では絶対に気づけないことを気づかせてくれた。
だから、1人では乗り越えていけない壁も乗り越えることができた。

今更だけど、大事なことをたくさん教えてくれて、ありがとう。

当たり前↔︎ありがとう

人生において、大切なことを教えてくれた人。
一生、心に残り続けるであろう人。
どんな人にでも、こんな人は心の中にいるだろう。

自分にとって、この人はそんな人。

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