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フローラS GⅡ考察

この記事では4月25日(日)に行われます、牝馬クラシック、オークスのトライアルレース「フローラS」の考察をしていきたいと思います。
東京の芝2000mで行われ、2着までにオークスの優先出走権が与えられます。

・東京芝2000m コースの特徴

東京芝2000

1コーナー奥にあるスタート地点から2コーナーに向かっていくレイアウト。2コーナーまでの距離が短いため、外めを通らされると距離のロスが大きい。向正面半ばに上り坂があり、そこから3コーナーにかけて下り。直線は525.9メートル。直線に向いてすぐ約160メートルの上り(高低差2.0メートル)があり、ゴールまでの残り約300メートルはほぼ平坦。坂を上った後に、ゴール前でもう一度末脚を伸ばすことが求められるタフなコース。レース前半を器用に立ち回ることができて、直線でより速い末脚を発揮する能力、タフなコースを押し切るだけの体力を持つ馬が好走しやすい。

(亀谷 敬正) 
※JRAホームページより引用 https://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2021/0425_1/race.html

・週末の天気予報

今週はずっと晴の予報ですので、レース当日も良馬場で行われるでしょう。
開催初日ということで、ある程度速い時計が出る馬場になるのではないでしょうか。

・過去のレース展開

過去10年でタイムが2分を切ったのは4回で、勝ち馬の上り3Fのタイムは以下の通りです。
2020年 ウインマリリン   上り3F 35.3(2位タイ)
2019年 ウィクトーリア   上り3F 33.2(1位)
2018年 サトノワルキューレ 上り3F 33.4(1位)
2016年 チェッキーノ    上り3F 34.6(1位)

上り3F1位のタイムの馬が過去10年で7勝していますので、速い末脚を求められるといえるでしょう。
1000mのタイムも1分を切ったのは、2020年、2016年のみとスローペースになり易く、前残りになりやすい開催初週の馬場を生かして、番手につけた馬の粘り込みと末脚が速い馬の上り勝負のレースとなりそうです。

・予想のポイント

以下の点を抑えて出走馬の診断をしていきたいと思います。
①速い末脚を使える馬
②番手につけられて、スタミナがありそうな馬

次回記事では、全頭診断をしていきたいと思います。


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