辛かった孤立介護を乗り越えて 第4話
はいさい、ちゅーうがなびら。(ご機嫌いかがでしょうか?)
読谷村でマスオさん生活(4世代一緒)を楽しみ、
一日48分を自分の為に使う”ムコレボ・アドバイザーの平良”です。
第3話をお読み頂きありがとうございます。
そして第4話をご覧頂きありがとうございます。
ここが初めての方はこの記事は7話に分けております。
BOOK形式にしておりますので、全話ご覧くださいませ。
今回の4話は、渡辺さんが介護をしている中で訪れた、旦那様の自力で口から食事をとるのが難しくなってきたこと。
その状況で起きるであろう危険なことと、胃ろうに対しての悪いイメージ。
そういった葛藤を書いた記事になります。
介護を楽にすることは、大変難しいことですが、人間の尊厳や家族への愛、そして自分への愛(この状況を不幸だと思わない)を見つめることが必要なのかもしれません、
長くなりましたが、第4話をご覧くださいませ。
【第4話 悩みに悩んだ胃ろう造設】
世話人 渡辺 久江
平成27年5月、何度目かの誤嚥性肺炎で入院。
医師から飲み込みの訓練ができるかを判断するため、3週間、毎朝、プリンやゼリーで検査しましたが、
味わう程度で少しならいいが、食事として栄養を口から摂るのは難しいと、胃ろうをすすめられました。
沢山いろいろ考えました。
悩みに悩みました。
まず家で管理できるだろうかという不安、 胃ろう=食べる楽しみを失うというイメージ。
胃ろうはしたくないと思っていた私の感情的理由、本人の性格から延命は嫌がるだろうと言う思い。
でも、 まだ、 生きていてほしく・・・
く在宅で最後まで介護しようと胃ろうを決意! >
必要な栄養を安全に取ることができる胃ろうについて、情報不足のまま、 ただ、 感情的に否定するのではなく、正しく理解して在宅でケアしながら最後まで介護しようと決め、発症から7年、70歳の6月に胃ろうを造設しました。
本人にとって何が喜びで何が幸せなのか分かりませんが、夫が自宅で私と一緒に生活できているってことが喜びに値するだろうと勝手に思っていました。
夜中に何度も痰が絡み、吸引で起きなければならない時、イライラすることはあっても、夫に対しての怒りの感情はありませんでした。
介護生活の中に怒りのエネルギーが存在していれば在宅での介護生活は難しいと思います。
<ストレスを文字にして吐き出す>
発症した時から毎日、その日の出来事、2人の会話、独り言、意味不明な行動を記録しました。
言葉で吐き出す場所も聞いてくれる人もいませんでしたが、メモや日記の中に文字にして、吐き出したことがストレスを軽くしたようです。
色々な人からのアドバイスや情報で介護力を高め、認知症の初期~終未期、看取り、経験しなければならない未知の場面。
沢山の知識を得ることによって、いずれ訪れるであろう、その時の気持ちを落ち着かせ覚悟ができると思い、
夫と二人で一日一日を大事に過ごしていました。
第5話へ続きは、こちらをクリック
第4話、ご覧いただき有難うございます。
自分に必要な介護の知識を学ぶことは、介護する側される側のベターな状況を見つけることに繋がると思います。
イライラすることはあっても、怒りや恨みになることは防げると思うのです。
第5話へ続きます。
今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
最後に
渡辺さんへ講演依頼や問合せは
N・Fの会”桂台カフェ”
お世話人 渡辺 久江(わたなべ ひさえ)
携帯 090-3414-3731
mail yumesango@softbank.ne.jp
WEBサイト ”なんくるないさぁ ”認知症の人と家族”への贈り物 ”
https://peraichi.com/landing_pages/view/yumesango
今日も、長い文章をお読み頂きまして、ありがとうございます。
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