辛かった孤立介護を乗り越えて 第6話
はいさい、ちゅーうがなびら。(ご機嫌いかがでしょうか?)
読谷村でマスオさん生活(4世代一緒)を楽しみ、
一日48分を自分の為に使う”ムコレボ・アドバイザーの平良”です。
第5話まで、お読み頂きありがとうございます。
ここに初めて来た方の為に
全部で6話構成になっております。BOOK登録させていただいておりますので、初めての方は第1話からご覧くださいませ。
今日は最終話になります。
今日のテレビでも65歳の8人に1人は要介護の状態という。
実は私も、渡辺さんの旦那様は若年性認知症になるまで、”認知症カフェ”なんて知らなかった。
【認知症カフェとは何か・・・】
参考資料【認知症カフェの実態に関する調査研究事業】より
1997 年に始まったオランダのアルツハイマーカフェや、それをモデルにしたイギリスの先駆的事例から学び”2012年のモデル事業”ではじめて用いられた名称である。
「認知症カフェ」は2012年にわが国に紹介されて以来、認知症の人と、家族、専門職、そして地域住民がともに同じ場を共有する、という方法が認知症介護に携わる多くの人々
に大きなインパクトをもたらし、地域の中で今もなお増え続けています。
わが国の認知症カフェは、新オレンジプラン(抜粋)「 認知症の人の介護者への支援」の「認知症の人の介護者の負担を軽減するため、認知症初期集中支援チーム等による早期診断・早期対応を行うほか、認知症の人やその家族が、地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合う認知症カフェ等の設置を推進する。」という。
【認知症カフェの開催目的は】
・多様な交流の場(選択率 34.3%)
・認知症についての学びの場(選択率 30.8%)
・家族支援・介護負担軽減(選択率 16.6%)
・情報交換(選択率 15.1%)
などを目的とするところが多い傾向である。
一方で、認知症予防や介護予防(選択率 14.0%)等を目的としているカフェや運営者の事業所の利用者のため(選択率 5.6%)などの認知症カフェも多数存在している。
【認知症カフェの効果は】
・地域住民への効果(63.4%)
・家族への効果(61.4%)
・認知症の人への効果(58.6%)
・専門職等への効果(53.1%)
であり、自由記述から下記各参加者への効果が読み取ることができた。
とのことです。
ということは、介護生活をベターな状況にするには、個々にあった選択が出来る情報や学びが重要になるということなんですよね。
実際、渡辺さんも学びや、専門家との交流から自分にあった環境を選択してきたことになるのです。
前置きが長くなりました。
第6話をご覧くださいませ。
【第6話 介護は24時間、その中に愛がある】
世話人 渡辺 久江
在宅介護は、毎日24時間のお世話です。
本人と一緒に生活していく為の工夫や知識は、自然に体験から得ることが出来ました。
介護家族だからこそ分ること、在宅介護から学べたことを、認知症の家族の方に役立てればと、いろんな活動に参加しました。
平成26年「認知法を介護している家族のつどい」として「N・Fの会(N認知症・F家族)」を包括支援センターの所長の協力のもとで立る上げ、月ー回の交流近況報告、悩みを話す3名から、スタートで、6年が経ちメンバー入れ替わりがあったりで10名程に。
そして一年後「本人と家族が癒される場」として桂台カフェ(認知症カフェ)をN・Fの会メンバーで立ち上げスタート。
プログラムは手探り状態から始まり実践しながら確立。
<分かち合う、N・Fの会始動>
抱括支格センターの日曜のデイルームをカフェにして月一回たっぷりの10時~15時。
本人達は、スタッフボランティアと一諸に、ゲーム、カラオケ、散歩と。
家族はピアカウンセリング(介護家族だけの話し合い)、お互いの介護の仕方、思いや悩みを語り合い、認知症の人が生活しやすくなるような工夫や情報を共有する。
一人一人が、愚痴や苦労話しをするだけで気持ちが楽になる。
近況状況や困りごとを話すことで、介護体験者からのアドバイスや情報を得て、介護力を高めることが出来る。
初期症状の当事者や家族が、つながり交流できる場として、デイサービスの前段階として準備が出来る場として利用できます。
<同じ思いを分かち合う、認知症カフェ>
5年目で本人20名、家族22名スタッフボランティア、総勢70名近くが参加。
手作りランチを、皆でー緒に食べなから雑談で息抜きをします。
平成28年キャラバンメイトとして地域で”認知症サポート養成講座”に参加したり、”認知症啓発講演会”や活動にと介護の合間に積極的に参加。
現在、夫亡き後も地域活動(笑風の会、N・Fの会、桂台カフェ、その他 )に参加しながら家族の会、神奈川県支部の世話人として微力ながら、お手伝いをしています。
夫の介護を通して認知症の家族の辛い思いを、悲しみ、苦しみ、悩み、複雑な感情を表に出せず、空元気でいる様子は痛い程、分かるようになりました。
これからも、認知症の介護家族の為、認知症に対する偏見が無くなるよう啓発活動をしていきたいと思っています。
皆さんも家族の会や集い、認知症カフェ等を利用して、時には肩の力を抜いてリフレッシュしましょう。
6回に分けてのお話にお付き合い頂きありがとうございました。
世話人 渡辺 久江
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。
全6話は、渡辺さんの経験の一部を書いたものです。
今現在の活動談話や介護に対しての事例談話の記事を今後も発信していく予定です。
最終的には”電子書籍出版”を計画しております。
≪ 渡辺さんへ講演依頼や問合せは ≫
N・Fの会”桂台カフェ”
お世話人 渡辺 久江(わたなべ ひさえ)
携帯 090-3414-3731
mail yumesango@softbank.ne.jp
WEBサイト ”なんくるないさぁ ”認知症の人と家族”への贈り物 ”
https://peraichi.com/landing_pages/view/yumesango
今日も、長い文章をお読み頂きまして、ありがとうございます。
運気を上げる為の行為は、日々の生活の潤いになると思ってます。いますぐ実践できるヒントを別のブログの中で書いていますよ
読んでくださいね。
https://spi-koji.net/good-luck/運気アップ/
(平良 裕紀)
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