見出し画像

中学受験をするなら、一度は読んでみてください〜中学受験専門家インタビュー記事by ECCベストワン武庫之荘郵便局となり校

今回の記事は、私立中学校つまり中学受験を検討されている、もしくは興味のある方への記事になります。
私立中学の内情やトレンド、仕組みに詳しい専門家が当校には在籍しておりますが、その二名にインタビューした内容を記事にさせていただきます。


今回のインタビューを受けてくれた人

阿部 淳一


阿部 淳一

株式会社J2コーポレーション代表

株式会社 ECC在籍中に、GMとして ECCの個別指導塾ベストワンを立ち上げる。 ECC退職後、私立中高一貫校にて入試広報業務を5年間担当する。志望生徒数増加に尽力し、現在は株式会社J2コーポレーションの中核となる、総合型選抜・AO入試対策講座を中高一貫校の高校生に対し出張授業として現場を担当する。モットーは「常にリアルな現場を体感する」こと。

奥 裕充


奥 裕充

ECCの個別指導塾ベストワン富雄駅前校学校長
某大手中学受験進学塾に在籍中、講師育成や中学受験進路指導、教科(算数)指導にも従事。
現在は、個別指導塾2校の責任者として、後進の育成と現場にて中学受験指導の現場にも立っている。

私立中学校を目指す理由で大きなもの

Q:では早速ですが、これまで中学受験を志望されてきた保護者の方や生徒様で、志望動機として多かった理由を教えてください。

阿部:これは男の子と女の子でも違うと思うのですが、共通しているのは周りの雰囲気。残念ながら公立の中学校が荒れしまっているとかですね。そして、女の子で特に顕著なのが、小学校での人間関係を一旦リセットしたいという理由。この二つが特に多いです。

:そうですね。この2点はデータをとっているわけではないですが、多いなと感じます。大学まで見据えて私立にいきたいというのは、個別指導に来られる方のなかでは、ごくわずかな印象です。
男の子は、自分からというよりも、お母さんに連れられてというお子さんが多い印象です笑

私立中学校も偏差値一本では厳しくなってきている

これまでの私立中学受験

阿部:昔の「中学受験」というのは偏差値一本、例えば、医師の家系の子どもが医師になるために偏差値の高い、いわゆる「トップ校」を目指すという形です。
ところがグローバル化に伴い、偏差値的にトップではない私立中学校が英語教育に力を入れるようになってきました。さらには、有名私立大学との連携で、中高一貫から大学まで面倒を見ますよということを売りにしている学校も多くなっています。

時代は「新教育改革」。詰め込み教育からの変化

そして、なにより時代の流れ的には「新教育改革」。
つまり、偏差値だけでは測れない部分をみよう。勉強だけできる人間だけを合格とするのではなく、いわゆる人間力の高い人間、自分の好きなことや興味のあることをとことん追求できる人材も育成しないといけないよね。じゃあそういう子どもたちの力も見極めようという改革です。

:日本の少子化には私立中学校も困っているなという印象です。私学は生徒がいないと教育の場としては成立しません。そこが公立とは一番大きな違いですね。
ただ、子どもの数が少なくなると、全入時代に突入する。私学としてはなるべく成績水準を合わせたいのに、全入にしては成績にばらつきが生まれてしまう。そうなってくると、合格実績や教育の質にも影響が出始めます。
なにか特色をと取り組んでいるのが現状ではないでしょうか。
実際に、少人数制のクラスや短期留学を出してきている私立もあります。保護者からのニーズも強いですしね。

私立中学校受験へ向けての情報収集

Q:私立の中学校を受験する中で、いつ頃から目指す方が多いのでしょうか。またどのように情報収集をすればいいのですか?

阿部:一般的には、まず、私立の合同説明会に参加されるケースが多いと思います。ただし、説明会では基本的には各校のメリットしか紹介されません。また、学校独自の説明会もあります。そこでは、在校生によるクラブ活動の発表などを見ることができることもあります。その様子を見て「おんなじようにあれがやりたい!」となるお子さんもいらっしゃいます。

ただし、説明会は学校の仮の姿だと考えてください。要は、魅せるための演出が含まれています。
私がおすすめするのは実際の授業を見学すること。これにつきます。最近では多くの学校で、平日・土曜に行われています。やはり、リアルに勝るものはありません。まあリアルに寝ている生徒さんもいますけれども笑
大切なお子様のためにも、「学校のリアル」を体感していただくことは重要だと考えております。

:まずは、各校入試広報課という部署がありますのでそこに連絡を取ってもみて授業見学について聞くのがいいでしょうね。ホームページに掲載している学校もあります。
一つ裏技と言ってはなんですが、塾から取り次ぐことも可能です。もちろん当校でも、授業見学の取次を行い、実際に参加された保護者さんもいらっしゃいます。

塾に相談に行くメリットは大きい

ただ、私がおすすめしているのは学習塾に相談に行ってみることです。それも、自分が興味のある中学校への合格者がいるところの塾がおすすめです。というのも学校の雰囲気を一番よくわかっているのは実際に通学している生徒です。塾にはその学校に通っているOBOGからの情報が集まっています。そういった情報はかなり貴重で、一般的な説明会では決して聞くことができません。説明会ではいい部分しか話しませんから笑

:実際にベストワン武庫之荘駅前校にも富雄駅前校にも、卒塾生が制服を着て、お披露目会のような日がありますよね。卒塾しても慕ってもらえるのは、嬉しい限りです。
そこで楽しく中学校に通っている話をきくと、こちらもサポートした甲斐があったなと感じますね。
逆にあまり楽しくないというような話も聞く時はあります。残念ですが。

私立中学校受験を考えている皆様へ一言

阿部:私立中学校を探すときは、まずは先生を見てください。私立でずっとやってきた先生がいるところは、私立に行ったときの満足感も高いと思います。これは説明会などでは聞けませんから、ぜひ学習塾に相談してみてください。
そして、何よりも情報は非常に重要です。ちょっとでも興味があるなと思ったらすぐに動いてください。早ければ早いほど志望校選びに時間がかけられ、満足度も高まります。

:私が受験を考えてる皆様に必ずお伝えしているのは「受験でもし仮に落ちても、その後の人生が失敗したわけではない」と言うこと。公立学校にいくことになっても、中学受験に向けて努力した経験はきっとその後の人生によい影響を与えると信じています。なので、落ちるかもしれないと思って受験を躊躇するのではなく、ちょっとでも興味があるのであればぜひチャレンジしていただきたいと思います。

Q:お二方、お忙しい中、ありがとうございました。またこちらの記事にコメントなどありましたら、お二人に質問させていただくかもしれません。
その時はよろしくお願いします。

阿部・奥:いつでもどうぞ。直接塾に聞きに来てもらっても構いませんよ。と書いておいてください笑


阪急武庫之荘駅北側徒歩5分。小学生・中学生・高校生、全教科対応可能の個別指導塾

ECCの個別指導塾ベストワン武庫之荘郵便局となり校では、英検2級の面接対策講座を開講しています。1回40分からの受講も可能です。お早めにお申し込みください。
また英語はもちろんのこと、全教科対応可能です。

詳しくは公式HPまたは06-6432-1440(当校代表電話)まで
随時体験授業も受講可能です!

https://www.ecc-kobetsu.com/school/school.php?sd=9559


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?