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(Un)seen dialogues #5

曲 : again / yumegiwatone

絵 : Navi / 幸山 将太


Navi / 幸山 将太


『again/ yumegiwatone』

2023年の1月に始めた(Un)seen dialoguesも今回で#5なわけですが、#4をアップした後にメンバーの中で「プロジェクトに刺激を加えたい」という話が出ました。

yumegiwatoneはmukmuk records関係では落ち着いた雰囲気の曲をリリースしていますが、本来はビートを効かせたエレクトロニカを多く制作していることもあって、「このプロジェクトにyumegiwatoneの元々の色の楽曲も投入してみては?」とmorimotoさん、UYUNIさんから提案されたので、とりあえず自分が考えていたmukmukの雰囲気を取っ払って作った楽曲がagainです。
落ち着いた雰囲気を急激に加熱して場の空気をガラッと変えてしまうような熱量を曲に込めました。

楽曲を作る際にイメージしていた雰囲気の参考

2023年9月の頭に幸山さんに送ってみたところ、これまでの絵とは違うテイストのもので応えてくれまして、やってみてよかったなと感じています。
というかテイストが変わっても幸山さんの絵は素敵すぎる。
楽曲の世界を広げてくれたのも嬉しい。

ここからまたプロジェクトが広がりを見せていく予感がして、ワクワクです。

yumegiwatone



『Navi / 幸山 将太』

この絵は、9月のあたまに送られてきたYumegiwa toneさんの曲から着想を得て制作しました。まず最初に感じた曲の印象は、これまでの(Un)seenの流れとは全く違う音だなということ。ヴァーチャルな雰囲気のある打ち込み、前のめりに転がっていく展開と音触。これまでの流れも踏まえながら、「もっと攻めて行こうぜ」「もっとお互いの濃い部分でキャッチボールしていこうぜ」という意思表示にも感じて、これは良い制作になりそうだなと嬉しく思いました。

単に企画の展開を面白くするためだけではなく、そこにYumegiwaさんの「俺はこれが好きなんだ」という熱がちゃんと乗っかっていること。それを受けて僕も何か新しいチャレンジをしてみたいなと思い、これまで自分の絵として描いてこなかった「赤色」をメインにした絵を描くことにしました。どこかゲームのトラックにも近い雰囲気を持っている事から、平面的な模様で画面構成をしてみたり、yumegiwaさんの熱に呼応するように僕にとってわくわくする画面とは何だろうという問いかけをしてみながら制作を進めていきました。


作品にして5枚目となる今回の絵ですが、今回もまた僕にとってあたらしい絵の感触を得られる素敵な体験になりました。それぞれの制作物を通してキャッチボールをする事で、目に見えない部分が動いていくような。「そうそう、コレがやりたかったんだよ」という制作になりました。(mukmukの皆さん、いつも本当にありがとう!!)

幸山 将太

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