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シティリーグ福山優勝/丸亀準優勝マニューラ型ムゲンダイナデッキ解説

はじめまして。
愛媛県松山市を拠点に活動しているチーム"ライジングフィスト"のむっかです。
11/28に行われたシティリーグ福山にて全戦全勝、1/10に行われたシティリーグ丸亀で準優勝したマニューラ型ムゲンダイナについて紹介していきます。
参考にしたレシピが有料アップされているためこちらも有料とさせていただきます。
↓参考元:ガエン氏(@gaogaen__)
https://note.com/double_blaze/n/n88a1c69ee9d9


1.デッキ選択理由


現環境はシティの開催数及び地域によりデッキの流行りが全く違うことから何が上位に残ってくるかわからない状況でした。
そのため、単にデッキパワーが強くVmaxの高HPに対しても柔軟に動くことができ、常に使用率トップに君臨する三神ザシアンに対して有利をとれるデッキがよいと考えました。
そこで候補に挙がったのがムゲンダイナでした。
しかし、従来の型では
・ミラーであれば先行取られるとほぼ負け
・エネ破壊系のデッキに弱い
・子ズガやジュナイパーに対しての有効札が少ない
などの欠点がいくつか存在しました。
それをカバーできる超有能カードがマニューラGXでした。
マニューラGXを採用することで
・ミラー対面はニューラのこっそりこわすで相手のテンポを遅らせられる
・ダークライ◇を採用することで盤面にエネルギーがない状態からでも技を打つことができる
・シャドーコネクションを絡めることで非エクポケモンの活躍も見込める
などなど上記の欠点を補うことができます。


2.当日のマッチング

シティリーグ初出場ということもあり、ガチな雰囲気でやるのかなーと思っていましたが対戦したすべての方がやさしい人たちで安心して対戦に臨むことができました。

【予選】
1.〇後 6-0 エネ破壊ドラパルトVmax
2.〇後 6-0 三神ザシアン
3.〇後 6-0 ウルネク
4.〇先 6-4 エネ破壊ドガスダイナ
5.〇後 6-0 ピカゼク

【決勝リーグ】
6.〇後 6-4 エネ破壊ドラパルトVmax
7.〇後 6-3 三神ザシアン
8.〇先 6-0 クワガノン+ジュナイパー

福山の環境は魔境と称されると噂されていましたがそれは本当のようですね。
後攻ばっかりとっていますがあくまで僕が純粋にじゃんけんが弱く後攻をとらされていただけで先攻後攻選べるなら絶対先攻取った方が強いです。
後攻をここまで取らされても勝てるのがこのデッキの特徴です。

2.5 デッキ変遷

シティリーグのデッキレシピを紹介する前にボツになったデッキレシピを紹介します。

2020.8月頃〜
【アローラペルシアン採用型ムゲンダイナ】

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子ズガを重く見てアローラペルシアンを採用。
また、トレーニングコートを入れることで初手に重なってくるエネルギーをクイックボールのコストにしても回収することができ、ダークライ◇にも装填する機会が増えることを期待しこのようなデッキで運用していました。
アローラペルシアンがいることで子ズガに対する勝率は上がりましたが、それ以外のデッキに対してのパワーが相対的に低くなり進化ラインを多めに採用しているため初手事故が多く発生しました。
このデッキレシピ以降ポケモン通信を多めに入れるなどして丸くしようとしましたが結局他のデッキに弱くなるという欠点をどうしても克服することができず没になりました。

2020.9月中頃〜

【マニュ型ムゲンダイナ】

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アローラペルシアン軸をやめてトレーニングコートを抜いた枠にふつうのつりざおを入れてみた構築。クイックボールや博士の研究で序盤に落としたキーカードポケモンをサルベージできるのがこの構築の強み。
この構築で1ヶ月半くらい回しましたが不満な点が出てきました。
それは序盤にふつうのつりざおを引いてしまい、クロバットVのナイトアセットのドローの圧迫になってしまうこと。
中盤に引ければ強いカードですが序盤に引くと結構もたつきがち。結局クイックボールや博士の研究でふつうのつりざおをトラッシュしなければならなくなってしまいます。
また、回収ネットも同じ理由で序盤の展開力を損なわせるカードであると感じました。従来のデスカウント型はガラルジグザグマを3〜4枚採用しているためそれらに使用するのが一般的ですが、この構築はガラルジグザグマが1枚だけですし、ダークライ◇に使うことで特性を2回発動させることもできますが序盤にエネルギーをそんなに抱えることはそうそうありません。
結局これらの不満から一部カードを変更することにしました。
その後完成したものが次の項目で紹介する優勝デッキとなります。

3.デッキレシピ

こちらが当日使用したレシピになります。

シティリーグ福山優勝

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シティリーグ丸亀準優勝

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マニューラGXを採用することで手負いのムゲンダイナVmaxをベンチに下げ体力満タンのムゲンダイナVmaxで攻撃できる点です。
弱点、青天井でない限りワンパンされないため相手のプランを崩壊させることができます。
仮にベンチの手負いのムゲンダイナVmaxがボスの指令などで呼ばれてサイドをとられたとしても場にあるエネルギーの数は減らないためアクジキングのレッドバイキングやブラッキー&ダークライのデッドムーンGXに繋げることもできます。

採用枚数と採用理由について

ポケモン (23)

ムゲンダイナVmax-ムゲンダイナV(3-4)

今回のデッキの主役及びメインアタッカー。
4-4はサイド落ちをケアできますが1試合最高3体しか並ばないこと、進化ラインを採用しすぎると初手事故に繋がりやすいことを考慮して3-4。
実際8月くらいからずっと3-4で使ってますが不満に思ったことはありません。
基本的に先2後2ドレッドエンドを狙っていきます。返しの攻撃が確2であればポケモン入れ替えを使って控えのムゲンダイナVmaxに入れ替え、シャドーコネクションでエネルギーを移して攻撃していきます。

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クロバットV(4)

4枚採用する以外選択肢のないカード。
基本的に技を打つことはないですが先2でムゲンダイナVmaxにたどり着けなかったときや相手の盤面にザマゼンタVしかいないときはシャドーコネクションでエネルギーを動かしてどくのキバを打つこともたまにあります。

マニューラGX(2)

今回のデッキコンセプト。
役割は主に2つ。1つは先述した通り、常に体力満タンのムゲンダイナVmaxで戦うこと及び場に溜まるエネルギーをエネ要求の多い技の補填に使うこと。
もう1つは最近多いエネ破壊のカバーです。後1でエール団のしたっぱやクラッシュハンマーでエネルギーがなくなってしまった場合、従来の型では先2ドレッドエンドが打てない状況に陥ってしまいます。そのため、ダークライ◇を採用し1枚でも特性でつけられれば手貼り込みでドレッドエンドを打つことができます。
よるのごうれいGXも優秀でたねポケモンがなかなか並ばない時の最終手段として使うことができます。
(実際今回のシティリーグで1回使いました。)
デッキの核となるカードであるためサイド落ち考慮して2枚採用。

マニューラ(あくのいましめ)(1)

ムゲンダイナや超MMなどの特性持ちが多いデッキに対して少ないエネルギーで大きなダメージを与えることができるため採用。

ニューラ(こっそりこわす)(2)

先攻取られたときの後1プランその1です。
主にムゲンダイナや三神ザシアンに対して有効です。
こっそりこわすを打つ際は返しのターンで前のニューラが倒されることを考慮してマニューラGXに進化させる用のニューラをベンチに用意しておく必要があります。

ニューラ(ふくろだたき)(1)

主に子ズガや密林迷彩のジュナイパーに対しての解答札になります。
現状非エクで120ダメージを少ないエネルギーで出せるポケモンはこのポケモンしか見当たらなかったので採用しました。
完全に運が絡んでくる技でありこっそりこわすのニューラよりもHPが10低いのでそれを嫌う方はこっそりこわすニューラを1枚増やしていいと思います。

ブラッキー&ダークライGX(1)

先攻をとられたときの後1プランその2です。
非エクに対しては動き自体封じることができます。
相手のバトル場が逃げエネが2以上で且つ次に技を打ちそうになければデッドムーンの打ちどころさんです。相手としては手張りなどの準備しかできないためこちらが準備できるターンをもらえます。
ブラックランスは三神ザシアンに対して打つ場合もあります。
詳しい話は後述する各マッチングに対するプランで紹介します。

アクジキング(レッドバイキング)(1)

今回のシティ戦のMVPと言ってもいいマニューラ型だから採用できるサブアタッカーその2。
今回の8回の対戦のうち3回レッドバイキングでサイドをとり切っています。
120ダメージ出せることから子ズガやヤレユータンなどの非エクや手負いのVmaxや弱点をつけるオドリドリGXなどを食べて相手のサイドプランを崩壊させることができます。
自力で逃げることが難しく序盤で出すと相手に警戒されるため基本的にはマリィやポケモン通信で山に帰ってもらいます。

アローラニャース(1)

先攻をとられたときの後1プランその3です。
主にジラーチ、マーイーカ、次のターンVmaxしそうなポケモンが相手のバトル場にいてこっそりこわす必要がない時はこのポケモンで攻撃します。
シーズン2では他に入れたいカードがあったため抜きました。




ダークライ◇(1)

エネ破壊デッキに対して強く出られるデッキの核その2。
マニューラGXのところで説明があった通り盤面エネルギー0枚の状態からでも先2ドレットエンドを打てる可能性を秘めています。
また、回収ネットで特性を2回使うことができるためレッドバイキングやデッドムーンGXまでの近道となります。

アブソル(あくのはき)(1)

現環境では子ズガやルカメタザシアンに入っているジラーチをそのまま逃がさないために採用した1枚。
一応シャドーシーカーで子ズガをワンパンすることもできます。
しかし、現環境のジラーチはポケモンいれかえや回収ネットでバトル場から逃げることが多いため他に入れたいカードがあれば抜いてもいい1枚です。

ガラルジグザグマ(かんしゃくヘッド)(1)

三神に対して絶対に必要な札。
イベルタルGXを採用していないため1枚のみの採用。
三神以外にもHP220のポケモンをベンチを2枠開けた状態で倒すために1ダメカン乗せることもあります。


グッズ (16)

クイックボール(4)

4枚採用以外ありえないカード。
優先的に持ってくるポケモン(バトル場がムゲンダイナVの場合)
先攻
ニューラ>クロバットV>ムゲンダイナV2枚目>ニューラ2枚目
エネルギーが手札に有り余っている場合はムゲンダイナV2枚目の前にダークライ◇が来る感じ。
後攻
ポケモンのところで後1プランでどれが一番相手が困るかを吟味し、最適解のポケモンを持ってくる。
どれも微妙な場合はパワーアクセルでオッケーなので持ってこなくてよい。

スーパーボール、ポケモン通信(3,3)

個人的にポケモンに触れるカードは合計10枚がよいと考えているため、この2種類のカードに6枚を割けるのですが、人によってはこの割合以外でも使いやすいと思い人もいるかと思います。
僕は初手の手札がポケモン1枚になることが体感で多いと感じているためスーパーボールを3枚にしています。
ただ、進化ラインが多いのでポケモン通信を優先して積んでも大丈夫だとは思います。
ここは好みで変えていいです。

ポケモンいれかえ(3)

ダメージを負ったムゲンダイナVmaxをベンチに控えている体力満タンのムゲンダイナVmaxと入れ替えるためのカード。
体感的に4枚は多いので3枚で大丈夫だと思います。

ふうせん(1)

このデッキはムゲンダイナVmaxとアクジキング以外は逃げエネが2以下であるため採用。
しかし、一番ふうせんをつける機会が多いのはムゲンダイナVmaxです。
逃げエネ3が1に減ることが最大の魅力でエネルギー1枚と引き換えにポケモンいれかえと同じ役割を果たしてくれます。
相手がアブソルを出しているなら素直にたねポケモンにつけましょう。

ツールスクラッパー(1)

三神ザシアンの大きなおまもり、ルカメタザシアンの鋼鉄のフライパンなどを壊すために採用。
デンジャラスドリルではなくツールスクラッパー採用の理由は、ポケモンのラインナップを見ていただければわかる通り切れるポケモンが従来の型よりも圧倒的に少ないことです。
エネルギーやスタジアムを割れることは魅力ですがそのような理由により採用を断念しました。

回収ネット(1)

イベルタルGXを採用していない関係上、ガラルジグザグマでダメカンを置き続ける理由がないことから1枚のみの採用。2枚にしていた時期もありましたが1枚でも全然問題ありませんでした。
シーズン2では三神を倒すために無理に並べてしまった非エクポケモンを回収してベンチの空きを作るなどの動きをしたかったため2枚にしました。


サポート (10)

博士の研究 (3)

山札を圧縮してドレッドエンドに必要なポケモンをかき集める役割。
ふつうのつりざおを採用していないためトラッシュできないポケモンが多いため3枚の採用となった。

マリィ (4)

前述のとおりトラッシュできないカードが多いため相手の妨害もしつつドローできるマリィを4枚採用。
子ズガ対策にもなりえるためドロサポはこの枚数が一番良いと思います。

ボスの指令 (3)

4枚は多く、2枚は少ないため3枚の採用。
初手でボスの指令が来てしまった場合はクロバットVで引くカードを多くしたいことから最優先でクイックボールのコストとしてトラッシュしてよいです。

スタジアム (1)

混沌のうねり (1)

マニューラ型は無人発電所を貼られると強みが制限されてしまうため妨害も兼ねて1枚採用。
無人発電所を採用している多くのデッキは2枚採用のため出すタイミングを間違わなければ1枚でも問題ないと思います。


エネルギー(10)

基本悪エネルギー (9)

シャドーコネクションで動かせ、ダークライ◇で手札から貼れるエネルギーは基本エネルギーでないとならないためハイド悪エネルギーを採用せずすべて基本エネルギーとした。
実際、ミラーでデンジャラスドリルでエネが割られることがなく、じげんのかぎづめの効果もウィークガードにしか影響がないため精神的にとても良いです。

ウィークガードエネルギー (1)

一定数いるセキタンザンVmaxに対してどうにか対抗するため仕方なく採用した1枚。
ムゲンダイナVmaxがふうせんを貼って逃げる際は、シャドーコネクションが適応されないこのエネルギーをトラッシュすること。


4.採用候補

ヤミラミ(ほりさげる)

クロバットVで少しでも必要に応じたカードを引くために山札を見れるのはとてもえらい特性です。
技も優秀で入れ替えたいカードがあれば優先的に入れてもよいでしょう。
今回は子ズガを重く見たためアブソルを採用したため見送られました。

ミカルゲ(うらみだめ)

ムゲンダイナの非エクアタッカーとして優秀な1枚ですがアクジキングほどの奇襲性がないため見送り。

ガラルマタドガスライン(かがくへんかガス)

シャイニースターV発売直後にブイブイ言わせてたため採用しようか悩みましたがポケモンの枠がなく、逃げエネが3であるため見送り。
2ならワンチャン採用してました。

カウンターゲイン

入れるかどうか最後まで悩んだカードです。
シャドーコネクションでエネルギーを動かせるとはいっても手札事故を起こしてエネルギー自体引けないということもたまにあります。
そんな痒い所に手が届くカードでしたが残念ながら見送りです。

リセットスタンプ

無料部分で掲載したデッキにはどちらにも入っているこのカードですが序盤に引いてしまうとマリィでも出さなければトラッシュされる運命にあったので泣く泣く外しました。
カウンターゲインより優先度は低いですが枠があれば採用したい1枚です。


5.各デッキごとの立ち回りと相性

現環境でよくみられるデッキにどのような立ち回りが必要であるかの解説です。
従来の型よりも柔軟に対応できるデッキになっているため細かく説明したいと思います。

最低限作りたい盤面

どのようなデッキに対しても通じる最低限作りたい盤面を先攻後攻に分けて紹介します。

先攻
①ムゲンダイナがバトル場でスタートしたとき

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後攻1ターン目でムゲンダイナVが落とされた用にベンチに1体ムゲンダイナVを出せておけば安心です。

②ニューラがバトル場でスタートしたとき

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シャドーコネクションをすることがこのデッキの強みなので後攻1ターン目でニューラが倒される前提でベンチに1体ニューラを置いておくと安心できます。

後攻
①パワーアクセルを宣言するとき

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先攻①と同じ。
先2で取られたように後ろにはムゲンダイナVを用意しておきたいです。

②こっそりこわすを宣言するとき

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これも先攻②と同じ。
マニューラGXになるためのニューラをベンチに用意しておきましょう。
また先2でボスの指令でムゲンダイナVを取られたらだいぶ厳しくなるのでもう1体用意できるとこの後がだいぶ楽に動けます。

③でばなをくじくを宣言するとき

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こっそりこわすを宣言するとバトル場のニューラが取られることが多いですが、でばなをくじくを宣言したときはボスの指令でベンチから呼ばれることが多いです。
後攻②と同じ理由でムゲンダイナVは2体用意できるととてもいいですね。


三神ザシアン 7-3

こちらの手札が事故らない限りほぼ勝てるデッキです。
先攻後攻関係なくこちらがだいぶ有利ですがクロバットVを2体とられると負けであるため注意して挑みたいデッキです。

先攻の場合
先2ドレッドエンド270+かんしゃくヘッドで三神を倒すために全力でデッキを回します。クロバットVが特性使ったから出すのもったいないなどの邪念はすべて捨て2ターン目の撃破を狙います。
大きなおまもりをつけられツールスクラッパーを引けなかった場合は素直に270点入れてベンチに下がったところをブラッキー&ダークライのブラックランスで仕留めます。

後攻の場合
1.三神に水エネルギー(オーロラ)が貼られた場合
こっそりこわすで三神のエネルギーをこっそり壊します。
水エネルギーは手貼りしかできないため相手としてはだいぶタイムロスとなります。

2.三神に鋼エネルギーが貼られた場合
パワーアクセルで30点与えます。
これで大きなおまもりをつけてもかんしゃくヘッド込みの270点で倒すことができます。
こっそりこわすはメタルソーサー+エネルギーつけかえで解決されるので鋼エネルギーが見えたら壊さないようにしましょう。

3.逃げエネ2以上のポケモンがバトル場にいるとき
ベンチに三神を立てて後ろで育てるときはブラッキー&ダークライGXのデッドムーンGXを使います。
これでバトル場のポケモンを逃がすことができず2ターン目のオルタージェネシスGXを宣言できなくなり番を返してくれます。
自分の次のターンでデッキを回してあわよくば三神を倒せれば100点です。


ドガスダイナ 6-4

特性を封じるかがくへんかガスを採用した新しいタイプのムゲンダイナですが、相手の練度にだいぶ影響されるマッチアップです。

先攻の場合
先攻取れればそのままデッキを回し続けて大丈夫です。
後1で相手はガラルマタドガスに進化してきますがこちらのベンチに4体並んでいれば倒せるため素直に前を倒します。
その後、相手はカウンターゲイン付きのムゲンダイナで攻撃してくるのでこちらは入れ替えて体力満タンムゲンダイナで相手するかワンパンできるならあくのいましめマニューラで倒します。
残りサイド2枚になったらボスでガラルジグザグマを呼びレッドバイキングで倒します。
この動きで大体倒せます。

後攻の場合
相手が先行である場合はムゲンダイナを育ててくるのでこっそりこわすでエネルギーを破壊します。
相手は次のターン、ガラルマタドガスを前に出してこなかったらほぼ勝ちです。こちらが一方的に先殴りして勝ちきれます。
ちゃんとガラルマタドガスを前に出してきた場合はあくのいましめでムゲンダイナVをとるかワンパンできるならムゲンダイナVmaxをとりに行きます。
この動きをされたら結構負けにつながるので注意が必要です。


子ズガ 2-8

相当厳しいマッチアップです。レシピを参考させてもらった人曰く「あきらめろ」とのことでしたのであたったら事故だなと思っています。

アブソル+マリィ+混沌のうねりでどれだけ相手が止まってくれるかにかかってきます。
基本的には相手のサイドを3枚取った後、アクジキングでオドリドリを食べて勝利することが目標です。


セキタンザンVmax 2-8

全力だしてじゃんけんで勝ちます
先攻が取れたらベンチをできるだけ多く埋めて相手がVmaxになる前にボスの指令で呼んで倒します。
正直これくらいしか勝ち目がありません。
ウィークガードが入っているとはいえ後ろを呼ばれたら元も子もないです。
幸い特性持ちが多く並ぶのであくのいましめのダメージは上がります。
ダイナとダイナの間に一度殴れる機会が作れたら勝てる兆しがあるかもしれません。


ピカゼク 7-3

後1タッグボルト+エレキパワーを最大限に注意しつつデッキプランを構築していく必要があります。

先攻の場合
他のデッキと同じようにベンチにポケモンを展開していくことに変わりはありませんが後1で前が飛ばされることをケアしてベンチにエネを貼ります。
ベンチに貼ってもシャドーコネクションで移動させられるので問題ありません。
また、アサルトサンダーも警戒する必要がありニューラなどの非エクを置いておくとサイドが取られる可能性があるので前に置くのはエネのないムゲンダイナが一番最適です。
あとはHPがこの環境にしては低いため殴り続けて勝ちきれます。

後攻の場合
こっそりこわすはカプ・コケコ◇に利用されてしまうのでパワーアクセルかでばなをくじくで小突いていくのがよいです。
どちらにせよベンチにエネルギーが残るように後1は立ち回ります。


レシリザ 8-2

先2ドレッドエンドでボルケニオンを倒せればまず負けないマッチングです。
相手はレシリザでムゲンダイナVmaxをワンパンできない以上こちらは入れ替えながら攻撃していけばよいだけです。
相手はほぼ必ずあとだしハンマーでテンポロスを狙ってくるのでダークライ◇でエネ供給してあげましょう。
もし、ダークライ◇がサイド落ちしていたりエネルギーが引ききれなかった場合はクロバットVを前に出して2枚サイドを上げても大丈夫です。
それでも全然勝てます。


ルカメタザシアン 7-3

従来の型はザマゼンタ2体を突破することが相当難しいが、ブラダク採用によりフルメタルウォールを宣言されていてもブラックランス2回で落とせてデッドムーンGXも宣言しやすいため思ったよりは突破が容易です。

サイドプランとしては

①ルカメタ(レッドバイキング)+ザシアンorザマゼンタ
ルカメタを出してくれる相手はフルメタルウォールGXでドレッドエンドを耐えてくれるのでわざと270点与えてレッドバイキングで倒します。
あとはボスの指令でサイドを2枚取れるポケモンをとって勝ち。
もちろんリセットスタンプ警戒で撮る順番を逆にしてもよいでしょう。
フルメタルウォールGXでエネルギーがトラッシュされるので山札にある枚数を常に把握する必要があります。

②ザマゼンタ2体+ジラーチ(レッドバイキング)
ザマゼンタをほぼ単騎で出してくる相手にはブラダクを中心にゲームを進めます。
相手の技起動まではほぼ2ターンかかるのでブラックランスを早いうちに打ち始めることが大事。
もう1体はムゲンダイナVmaxを盾にしながらエネルギーを集めてデッドムーンGXを打って勝ちきります。
この場合、無人発電所が貼られていると非常に辛いので混沌のうねりの貼るタイミングをしっかり見極めます。



6.最後に

シャイニースターVでドガスダイナという新しいムゲンダイナVmaxのテーマが誕生し各地で結果を残してきましたが、その中でマニューラ型で優勝することができたことがとてもうれしいです。
これもレシピを提供してくださったガエン氏(@gaogaen__)には感謝してもしきれません。
また、大会まで練習に付き合ってくださったチームメンバーの方々、練習場所を提供してくださったアニメBarConnect(@AnimeBarConnect)様にもお礼を申し上げこのnoteのあとがきとさせていただきます。
noteを読んだうえで気になる点がある場合は執筆者のむっか(@Umipokeca448)までご連絡をお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


追記
決勝トーナメント初戦、運営にデッキチェックのため順番に並び替えられたためしっかりシャッフルしたつもりでしたが最初の7枚が下記画像でびっくりしました。
この手札でどうにか勝ててよかったです。

画像2


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