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【パラタイムトリガー環境】悪型ゾロアークバレット【構築紹介】

お久しぶりです。Teamライジングフィストのむっかと申します。以前紹介したバトルリージョン環境の悪型ゾロアークバレットから半年以上経ち、採用できる1進化ポケモンやかがやくポケモンが数多く収録されました。
今回は採用検討できるポケモンの考察と現在私が使っているデッキの紹介をします。
以前投稿したゾロアークバレットと併せて見ていただけるとありがたいです。

⚫︎採用候補

ゾロアークバレットに採用できる1進化ポケモンは基本エネルギー1枚orツインエネルギーorダブルターボエネルギーでワザが使えるポケモンに限られます。また、ワザを使うことができずとも特性が優秀であれば採用の余地があります。
パラタイムトリガーまでで収録された1進化ポケモンで採用の余地のあるカードをリストアップしてみました。

この中でも特にゾロアークバレットに影響を与えたカードを数枚個別で紹介させていただきます。

◼︎ライチュウ(まちぶせスパーク)
今までのゾロアークバレットはパルキアVSTARを一撃で倒すことが難しいデッキでした。マルマインのだいばくはつにこだわりベルトをつけることで初めて倒すことができますが、あまりにもハードルが高い倒し方です。もし仮に倒せたとしてもワザの効果によりきぜつしてしまうためコスパも悪いです。
しかし、パラダイムトリガーのライチュウは相手がVSTARパワーを使っている前提ですが弱点込みで280ダメージ出すことができ、こだわりベルト無しでもパルキアVSTARをきぜつさせることができます。
また、ルギアVSTARに対しても弱点をついてきぜつさせることができるためこれからのゾロアークバレットには無くてはならない存在になりそうです。

◼︎ヒスイウインディ(はっぽうやぶれ)
条件付きでエネルギー無しで160ダメージ出すことができる強力な闘タイプ1進化ポケモンです。ヒスイウインディを採用する際は手札を0枚にしてワザを使う都合上、通常のゾロアークバレットに組み込むことは難しく専用の構築にする必要があります。
しかし、エネルギーを採用しなくてよいためデッキを回すカードに当てることができるため事故が少ない印象です。メインアタッカーがアルセウスVSTARを一撃できぜつさせられるのは魅力の1つだと思います。

◼︎ヤドラン(たそがれのきらめき)
非Vデッキ同士の対戦が行われた場合、重要なことは「サイドをどちらが先に取れるか」です。基本的にはサイドが1枚ずつしか取れないため先に攻撃した方が必然的に勝つことになります。
今までのゾロアークバレットでは相手がワザを打てないことを願いながら対戦するしかありませんでしたが、その不安をヤドランは払拭してくれました。非V同士の対戦ではサイドを先行されたとしても最後に「たそがれのきらめき」を打つことでサイドを2枚取って勝てますし、Vデッキとの対戦であればVポケモンを2匹倒すことができればあとは相手のサイドが1枚になるまで耐久すれば勝てるようになります。まさにゾロアークバレットのために生まれてきたカードと言えると思います。

⚫︎悪型のメリット

従来のツインエネルギーとダブルターボエネルギーなどのみを採用したゾロアークバレットとは違い基本悪エネルギーを採用しています。
前述した1進化ポケモンでワザを使う時に悪エネルギーが必要になる以外にいくつかメリットがあるのでご紹介します。

1.特性「まてんろう」を突破できる
特殊エネルギーに対して耐性を持つジュラルドンVmax には基本エネルギーでワザを使うかエネルギーを必要としないワザで攻撃する必要があります。基本エネルギーで突破が可能な悪型ゾロアークバレットでは最悪詰むことはないので希望が持てる対面になります。

2.悪弱点をつける
当然のことを書いているとおもいきやゾロアークバレットにおいてはそういうわけではありません。採用できる1進化の悪ポケモンを見てみるとまともにバトル場のポケモンに攻撃できるポケモンはグラエナぐらいです。
しかし、このグラエナは特性の「ハッスルバーク」によりVmsxポケモンがいたならばエネルギー無しでワザを使えるというものです。つまりは、Vmaxがいなければワザを使うのに3エネルギー必要になってしまいます。
この制約により勝てなくなってしまう超タイプとして「アルセウスミュウツーVunion」が挙げられます。相手に対して有利に対回るバレット構築でありながら弱点をつけるタイプを採用しているのに倒せないのは元も子もありません。
今回紹介するデッキではガラルファイヤーを採用することで悪弱点をつけるようにしました。

3.ワザを使う機会が増える
特殊エネルギーのみを採用している構築ではエネルギーをトラッシュから山札に返す手段がかなり限定されます。そのため博士の研究やセレナで複数枚トラッシュしてしまう可能性がある場合はサポートの使用を憚られることもあると思います。
基本悪エネルギーを採用することでふつうのつりざお等でトラッシュのエネルギーを再利用することができるので無色1エネでワザが使えるポケモンの使用機会が従来の型よりも安定して使うことができます。

⚫︎構築紹介

上記のメリットを保有する悪型ゾロアークバレットがコチラになります。


1枚ずつの紹介は省きとりわけ1進化ポケモンについて紹介します。

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◼︎ビーダル
本デッキのドローソース1進化。チラチーノとの差別化として少ない採用枚数でも仕事をしてくれるところにあります。そのためハイパーボールを多めに採用して「はたらくまえば」で引く枚数を多くすることをコンセプトにしています。

◼︎アップリュー・タルップル
ゾロアークバレットには引っ張りだこなアップリューと共にルギア環境ということもありタルップルまでも採用価値のあるものとなりました。
どちらも相手依存の火力となりますが出せるダメージは折り紙付きのため外せないカードです。
また、活躍機会が多いと判断して進化前のカジッチュから進化できるようにし「げんえいへんげ」を使う回数を少なくしました。

◼︎ライチュウ
上記に書いてある通りパルキアやルギアを見るのにとっておきな1枚です。これ無しではゾロアークバレットは語れません。

◼︎ミノマダム(闘)
アルセウスをみるにはこのポケモンが最適です。こだわりベルト込みであればトラッシュに8匹ポケモンがいればアルセウスVSTARをワンパンすることができます。キュレムが今後多くなってくるなら鋼ミノマダム採用も視野に入れても構いません。

◼︎テールナー
今までのゾロアークバレットでは安定して打点を出せるポケモンが実質存在していませんでしたがセレナの枚数でダメージを出せるテールナーが出たことでVポケモンを一撃で倒せる可能性が格段に上がりました。ミュウに対してグラエナ以外にも回答ができたことはとても心強いです。

◼︎グラエナ
ミュウを倒すためだけに採用しているカード。悪型にしないのであればロストシティ対策として2枚入れてもいい枠だと思います。

◼︎マニューラ
悪型だからこそ採用できるカード。ゾロアークバレットの微妙な中打点を補ってくれるため意外に重宝します。トラッシュするとテキスト確認を求めてくる確率No1カードです。

⚫︎特殊エネ型

構築画像を見てもらえば分かる通り悪型にはかがやくポケモンを採用していません。VSTARパワーを使えない代わりにかがやくポケモンぐらいは使いたいところですが枠の都合上入れることができませんでした。
そのためかがやくポケモンを採用したメジャーなゾロアークバレットも紹介しておきます。

⚫︎構築紹介

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1進化ポケモンはビーダルと入れ替わりでチラチーノ、かがやくポケモン枠でジラーチを採用しました。進化前のチラーミィはワザ「なかまをよぶ」で安定した盤面形成ができ、特性の「やりくり」で1進化ポケモンをトラッシュしながら手札補充ができます。かがやくジラーチはワザ「ほしのわざわい」でゾロアークバレットが苦手とするジュラルドンVmaxなどの耐久力のあるポケモンを気絶させることができる可能性があり、それをサポートする形でルミナスメイズの森を採用しました。
特性の「ねがいをたくす」も強力できぜつした時に好きなカードを3枚山札から持って来れるのは今までのかがやく枠とはレベルの違う強いものです。レスキューキャリーの対象になるのも偉いですね。

⚫︎最後に

ここまでご覧いただきありがとうございました。以前出したnoteの内容に「新弾が出続ける限りゾロアークバレットは強化され続ける」と書きましたが本当に強くなって正直驚いています。
まだまだ可能性の塊であるこのデッキタイプをみんなで開拓していきましょう!
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